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【大リーグ】

ダル キャンプイン ライアン氏「自分より上」と絶賛

2012年2月24日 紙面から

練習の最後に左投げでキャッチボールをするレンジャーズのダルビッシュ(22日、カメラ=社英夫)

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 レンジャーズに入団したダルビッシュ有投手(25)が23日(日本時間24日未明)にいよいよキャンプイン。前日22日には投手として通算5714奪三振のメジャー記録を誇るノーラン・ライアン球団社長(65)が会見し、「自分が25歳だった時よりも上」と太鼓判を押した。ライアン氏は25歳の時に初タイトルとなる年間最多奪三振をマークし、今季のダルビッシュと同じ26歳シーズンで近代メジャー(20世紀以降)では最多の年間383奪三振を達成。偉大な大投手の言葉を信じるのなら、ダルビッシュが入団初年度でいきなりタイトルホルダーになる可能性は十分だ。

 かつての豪腕投手もその実力を認めずにはいられなかった。ライアン球団社長が会見し、ダルビッシュについて称賛の言葉を並べた。

 「映像などを見て、私なりの期待は持っている」と最初は冷静な口調だったが、70人近い報道陣が色めき立ったのは、同氏が25歳だった当時と、今のダルビッシュとではどちらが上か−と質問が飛んだときだ。

 「雲泥の差。私が25歳だったときはまだ制球が悪かった。ダルビッシュの方が制球もいいし、完成度も高い」とダルビッシュに軍配を上げた。さらに「私には持久力はあったが、彼のような野球勘はなかった。彼は多くの球種を持ち、あの若さで自分をコントロールできる」とまで言わしめた。

 ライアン氏は米球界では神様のような存在だ。現役時代に「ジ・エクスプレス(超特急)」の異名を取り、1993年に46歳で引退するまでメジャー最多の通算5714奪三振をマーク。今季のダルビッシュと同じ26歳シーズンに挙げた年間383奪三振は近代メジャーでは今も破られていない金字塔だ。サイ・ヤング賞こそ縁がなかったものの、ノーヒットノーランを7回達成し、99年には殿堂入りを果たした。そんな大投手の言葉だけに余計に重みがあり、デビュー年でのタイトル奪取を強く予感させた。

 球団社長としての心遣いも見せた。周囲の期待が高まるなか「周りの期待に応えようとか、自分の力を証明しようとかする必要はない。リラックスして楽しんでほしい」と“楽しむ野球”を勧め、成功する秘訣(ひけつ)を「長く安定してやること」と伝授した。

 ダルビッシュは22日、キャンプインに備えて軽めの調整。同じ25歳の先発左腕ホランドと変化球を交えてキャッチボールを行い、利き腕ではない左腕で投げる場面もあった。キャンプ初日はブルペン投球に加え、いきなりフリー打撃の登板も予定されている。マダックス投手コーチは「2人くらいを相手に20球を投げる予定」と明言した。

 ダルビッシュは23日の練習後には初会見に応じる予定。YU DARVISHの実力がいよいよ全米中に知れ渡ることとなる。 (穐村賢)

 

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