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【プロ野球】杉内は開幕2カード目、C戦照準 対外試合初登板、奪三振ショーだ2012年2月24日 紙面から
圧巻の奪三振ショーだ。ソフトバンクからフリーエージェント(FA)移籍した巨人の杉内俊哉投手(31)が韓国・ハンファとの練習試合に2番手で登板。3イニングを1安打6奪三振の快投で、パーフェクトな仕上がりをアピールした。 パ・リーグ最多奪三振2度の実力はダテではなかった。直球の球威、変化球の切れともに初実戦で2イニング2失点だった16日の紅白戦とは段違い。6回には得意のチェンジアップで空振り三振に仕留めたものの、阿部が捕球できずに振り逃げとなってしまうシーンも。4連続を含む6三振のうち5個を空振りで奪い「思い通りの球が投げられたし、自分らしいピッチングができた」と納得の対外試合初登板だった。 阿部との新コンビの呼吸もバッチリだった。ソフトバンク時代はすべての捕手に「初球ボールで入る配球はやめてほしい」と要望していた杉内。阿部にも「無駄なボールはあまり好きではないです」と伝え、ストライク先行の投球を展開した。強気な配球ができるのも、一つ一つの球種に絶対の自信を持っているからこそ。セ・リーグでもその真っ向勝負のスタイルを貫くつもりだ。 次回は東京ドームの最初の試合にあたる3月3日の西武戦に先発し、3イニングを投げる予定。開幕投手は生え抜きで選手会長の内海が務めることが確実だが、杉内自身も「僕は(開幕は)そこまで考えてない。監督が言った場所で投げられるようにするだけ」とこだわりはない。公式戦最初の登板は、2完封を含む無傷の7連勝中。順調に調整が進めば、開幕2カード目の初戦となる4月3日の広島戦(マツダ)を任されることになりそうだ。 (臼杵秀之) PR情報
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