国内の売り上げの低迷が続くなか、大手デパートの「高島屋」は、経済成長が続くベトナムに日本のデパートとして初めて出店することになりました。
高島屋が出店するのは、ベトナム・ホーチミンの中心部に建設される商業施設とオフィスの入る大規模な複合ビルで、3年後の2015年の開店を目指しています。計画では、複合ビルの一部にテナントとして入り、1万平方メートルの売場で、欧米の高級ブランド品に加えて、日本メーカーの衣料品や食料品などを販売する予定です。
ベトナムは今後も経済成長が続き、富裕層の増加などで消費の拡大が見込めるとして今回の出店を決めたということで、日本のデパートとして初めての出店となります。
デパート業界は、売り上げが15年連続でマイナスと国内の販売が低迷しており、ベトナムには三越伊勢丹ホールディングスも出店を検討するなど、経済成長が続くアジアでの事業展開に活路を見いだそうという動きが広がっています。
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