19日午後7時20分ごろ、沖縄県・久米島の北北西約170キロの日本の排他的経済水域(EEZ)で、地殻構造の調査をしていた海上保安庁の測量船「昭洋」が、中国国家海洋局の公船「海監66」から無線で海洋調査の中止を要求された。
昭洋は「日本のEEZ内の正当な調査を実施している」と無線で回答し、調査を継続した。無線交信は約20分間続いた。
海保の測量船が中国船に調査中止を求められたのは2010年5月、同年9月に続き3度目。
海上保安庁によると、両船は最短で約550メートルまで接近し並走。中国船は「ここは中国の法令が適用される海域だ」と調査中止を要求した。(共同)
毎日新聞 2012年2月20日 1時11分
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