民主党議員は長い野党時代を無為に過ごさず「自民党を反面教師」にして研究を重ねて来た!!
その雌伏のネクスト大臣等を経て政権に就いた今、民主議員は各分野の専門家になっていたのである。
日曜日のテレビ出演に際してさぞや前原国交相「ここ数日の現地調査や地元政治家」更に「反対住民との折衝」に疲労困憊し、よもやトーンダウンして軌道修正がありはしないかと危惧して見ていたが?
司会者の誘導尋問にも微動だにせず、理路整然と従前の政財界の利権構造の非を指摘しつつ「ダム工事を含む公共工事の見直しを四年の任期の間フル活動して確実に是正実施」に移して行くと答えた。
長年に渡り自民党の歴代大臣の問答を見聞きして来たがこれほどの落ち着きと自信に満ちた説明を聞いた事は寡ってない。
それもそのはずだ!!自分の無能を棚に上げて「官僚は使いこなす事が肝心」などと嘯きその実、官僚のカンニングペーパーが無ければ担当省庁の方針すら説明が出来なかった自公の大臣たちだ!!話も何も国民の為に成る仕事ができる訳が無かったのである。
前原大臣の外、他局のテレビに出演した岡田外務大臣更には管戦略室長の説明も実に明快明瞭で、時折さり気無く宰相・鳩山首相を立てて発言する様は誠実で爽快そのものであった。
厭世と閉塞感を惹起した従前のドロドロ政権を思えば僅か一週間の民主政権ではあるが自公政権は記憶から遥か彼方に遠のき正に隔世の感と思うほど劇的に政治は変わってきた。
身内を罵り自らが選んだ総裁を選挙の顔ではないと解散寸前まで引き摺り下ろそうと奔走した自民党議員の下品な顔が浮かび消え去って行ったのである。
事実私だけではないであろう?・・・日毎に落選した自民党議員の顔が薄れ遠退いて行くのは?
私は御免だ!!国民の財産を食い潰す事だけに専念していたであろう「あの狡猾な輩の顔」はもう二度と見たくはない。
今テレビに今日の自民党総裁選を街角取材しているが「自民党の総裁選事態、全く興味がない」「野党がしっかりして貰わないと与党が育たない」「誰が総裁選出でているのですか?」など急激に自民党の存在は薄れつつある。
今朝は各局「掌を返すように民主党絶賛報道」になりましたね・・・呆れる外ないですね・・・我々の後塵を拝した上にポリシーがない・・・真に持って節操観念のない日本のマスコミです。
今閉じようとしたら亀井大臣の顔と福島大臣の顔が頭を過ぎった。
不協和音が聞こえて来ない訳ではないが・・・亀井大臣の想いは分らない訳ではない。
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