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子育て支援を巡るエゴと怠慢!!

日本人のエゴと怠慢!!
タイトルが自虐的でいやな書き出しですが、今朝テレビを見ていたところ今回の民主党政権の発足に際してファクスでの意見を募っていました。
見ておられた方々も多いともいますが、その中には子育て支援の目的や趣旨を履き違えているのではないかという意見が多い事にあきれると同時に落胆もしました。
その中から三つの意見を例に後段の記事につなげたいと思います。
ある主婦が大学に二人通学をさせている人の例・・「最近は自分もパートに行きながら家計を支えているが主人の収入は減る一方で・・(中略)・・曰く・・子育てでお金がいるのは大学生からで高校までは大して掛りません。今回の子育て支援が高校生までと言うのは納得がいかない」という意見。
さらに別の主婦が共働きで二人の子育てをしているが最近は収入が減る一方だと言い「それに引き換え隣のご夫婦は生活に余裕があって二人の子供を育てておられるが、その主婦が最近二人合わせて手当てが年間60数万円になるから家族旅行でもしようか・・なーと言っている」といい投書者本人の意見として経済状態はまちまちなのだから一律支給というのは納得行かないと言うのである。
さらに最後の主婦は四人の子育てを終えたと言う、50代の主婦は子育て支援より高齢者の支援や年金医療に回すべきだという意見であった。
さてまずは最初の二人の子供を大学に通わせている人の例だが・・ご苦労あって二人のお子様を大学に通わせておられる事に感服するも、今回の施策はまず少子化対策が最大の目的であり更にその安心手助けを高校までは社会の皆で将来の宝として育てようという目的があります。
しかも大学生には無利子の奨学金の検討がなされている様であり、お二人のお子様を経済が厳しい中進学をさせられたご本人には今は感服感謝しかないが、しかし民主政権の今回の施策を全てにとは行かない。
そういう厳しい中にあってもこの方同様に子供を儲けていただいた人もいれば厳しい現実を前に子供を諦められた方々も多いであろう・と言う事は遅まきとは言え今回政権交代を機にこの支援施策が実施に移されることをまず喜びたい。
次の隣の主婦の「旅行でもしようかなー」の意見ですがこの場合、逆のケースを考えてみたら如何だろうか?
悲しくも最近よく耳にする事例・・「そもそも勤労意欲が本人になく、さらに子育ての意欲も無い、いわゆる子育てを放棄して?情愛にふけりパチンコなど賭博遊興費に使うという訳ではないのである。
さらに本人も見栄外聞で法螺を吹いているかも分らない?
たとえ裕福であったとしてもお子様を二人立派に生み育てておられる事は事実である。ならば社会の我々は「日ごろの子育てのご褒美として、そのご夫婦が旅行に出かけて社会に還元される・・預金に回るよりはいいのではないか?」と解釈すべきではないか。
さらに最後の高齢者の年金や医療施設などを拡充すべきではないかという意見まことにご尤もな話ではあるがそれはまた別問題である。
生産的観点から見て将来を担う子供の教育育成が最大の今回の目的であって今生まれた子供も僅か二十年で生産年齢に達してくれるのである。
しかも我々には逆立ちしても子供は生まれてこない「将来を担う子供たちを生んでもらう立場にある」のだ。
となれば限られる予算の中から捻出して生み育ててもらう環境を整えるのが・・将来その人様のお子達にお世話になる我々の責務ではなかろうか?
さらに最後に重要なことを再確認して置く必要がある。
今回長年政権交代がなかった事で「臭いものに蓋をしてもなお溢れ出る」不祥事は数知れず・・さらに現下の社会保障制度を瓦解させるに至らせたのである。
明らかに政治に無関心な余り政権交代をさせて来なかった事が問題であって「国民が招いた必然の理であり」権力は長期に亘ると必ず腐敗する、と言う事を忘れた結果でもある。
結論は国民の怠慢であったというべきだ。
以前子育て支援については同様の記事を書いたが私を含めて人間の欲には限界がないと驚く余り再度書くことにした。
ただしかし本来善良な方々の精神までも蝕みつつある現在の不況を一日も早く回復させてもらいたいものである。
という訳で今まだ発足間もない民主政権を批判する前に、長期に亘った自民党。官僚政治の総括をして「倫理の欠如」言い換えれば、多岐に及んでいるモラルハザードを払拭して明日に進まなければならない。

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開設日: 2007/5/28(月)

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