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木嶋被告「練炭、睡眠薬も知らない」…3人不審死公判

スポーツ報知 2月23日(木)8時2分配信

 練炭自殺に見せかけ交際男性3人を殺害したとして殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判第26回公判が22日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれ、09年5月に殺害されたとする千葉県野田市の安藤建三さん(当時80歳)の事件について弁護側の被告人質問が行われた。

 安藤さんの自宅は全焼し、現場からは複数の練炭やコンロが発見されている。木嶋被告は「(安藤さんの家で)練炭を見かけたことはない」とし、事件当日は掃除道具や料理を持ち込んだと主張。安藤さんは交際期間中の08年6月から09年5月に死亡するまでの間、意識喪失が4回あり、遺体からは睡眠薬成分も検出されているが、「睡眠薬を飲んでいるという話を聞いたことがない」と証言した。

 事件当日には、安藤さんの口座から100万円が木嶋被告の口座に送金されている。「安藤さんから『借りていた100万円を返す』と言われた。息子さんが『父の口座から大金が出ていくのはおかしいと思う』と思い、自分の口座に振り込んだ」と説明。88万円も安藤さんの口座から引き出され、検察側はクレジットカードの返済に充てたとしているが、「88万円は安藤さんに返した。(返済は)記憶にない」と話した。

 検察側は木嶋被告が身分を偽り、安藤さんから学費名目で80万円を得たほか、カードを無断で使用し、暗証番号も数回間違ったとしている。「番号の聞き間違いか、入力の間違いの可能性がある。カードは許可を得たり、頼まれて使った」と主張。胸元の開いたセクシー写真を送りつけていたが、男女関係については「1度もない」と否定した。

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最終更新:2月23日(木)8時4分

スポーツ報知

 

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