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カード無断使用を否定=連続不審死公判で木嶋被告―さいたま地裁

時事通信 2月22日(水)12時3分配信

 首都圏連続不審死事件で、殺人や詐欺などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の4日目の被告人質問が22日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)であった。木嶋被告は、死亡した千葉県の安藤建三さん=当時(80)=のクレジットカードを無断使用したとする検察側の主張に対し、「無断で使ったことはありません」と否定した。
 木嶋被告は2008年12月、安藤さん宅を訪れた際、「カードでキャッシングするよう頼まれた」と説明。金額は指定されなかったが、7、8万円引き出したとした。
 同月には都内のデパートでも、安藤さんのクレジットカードを使って計約7万円の食材を購入したが、この点について木嶋被告は「これで好きな物を買いなさいと言って、カードを私に手渡した」と説明した。
 安藤さんはその後「カードで何を買ったのか」とメールで問いただしたが、木嶋被告は「(安藤さんが)電車の中に置いてきたのではないか」と返信していた。理由について被告は「金額も大きかったので、安藤さんが買ったようにしようとごまかした」と釈明した。 

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最終更新:2月22日(水)13時3分

時事通信

 

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