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★アニカンインタビュー
新谷良子「AUTOMATIC SENSATION」インタビュー 1
10周年記念イヤーだった2011年を越え、ますます絶好調!の新谷良子。2012年一発目のシングルは、思いっきり明るいポップナンバー「AUTOMATIC SENSATION」だっ! しかもミュージッククリップでは制服コスまで?? 2012年も、りょーこから目が離せない!!


『こいけん!』らしい、青空が似合う曲になりました!

──2012年のスタートを切る新曲、とても元気ですね!

新谷 モバイルアニメ『こいけん!~私たちアニメになっちゃった!~』の主題歌ということで、青空が似合うポップな曲になりました。今回は『こいけん!』という作品にすごく助けられたなと思うんです。

──え、それはどういうことですか?

新谷 2011年は10周年記念ということで、アルバムもシングルもライブも1年全体の流れを意識して作ってきたんです。それを終えての11年目最初のシングルというのは、大きな意味合いを持っているしプレッシャーもありました。そんな時に「『こいけん!』の主題歌を歌うことが決まりました」と言われて、あれよあれよという間に曲を決め、レコーディングをして。悩む暇もなく制作できたのが逆によかったなと。私の性格からすると、『こいけん!』がなければ、いろいろ考えすぎてうまく走り出せなかったような気がします。

──女子高生の恋愛がテーマの『こいけん!』は、若さゆえの勢いがありますからね!

新谷 そうなんです。だからサウンドも彼女たちに力を貸してもらって、私らしい曲に出来たと思います。

──メロディやサウンドも前向きですが、詞はさらに未来に向かって走り出しているような印象がありました。

新谷 こだまさおりさんに作詞をお願いしました。高校生らしい楽しさを出してほしいなと思ったんですが、100%高校生目線になっちゃうと等身大の新谷を表現できないので、今の私が高校時代を思い出して、もしあの頃の自分に何かを伝えるならこういう感じなのかなというテーマで書いていただきました。「落ち着きないのはママのおスミつき」という歌詞があるんですけど、たしかにあの頃の私は落ち着きがなかったなって、ふと思い出しました(笑)。

──あははは(笑)。高校生の頃の新谷さんって、どんな感じだったんですか?

新谷 完全にオタクでした。でもオープンなオタクだったので、ギャルの友達もいたし、野球部でがんばってる男の子の友達もいたし、もちろんオタク同士の友達もいて楽しかったです。あの頃の自分がなければ声優になっていなかったと思うので、高校生の頃っていろいろな選択肢があって、その中の一つを私は選んできたんだなと思いました。


つづく


Text/鈴木隆詩
2012/02/23 16:00:00