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富士山の日 各地で記念の催し

2月23日 20時46分

富士山の日 各地で記念の催し
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2月23日は、静岡県が定めた「富士山の日」です。世界文化遺産登録に向けた準備が進むなか、静岡県内各地で記念の催しが開かれました。

このうち、公立の小中学校が休みとなった富士宮市では、小中学生39人が参加し、富士山にゆかりのある場所を巡るバスツアーが行われました。
富士宮市が設けた世界遺産アドバイザーで、小学校の教諭だった渡井正二さんが、子どもたちを富士山本宮浅間大社などに案内しました。あいにくの雨で、富士山を望むことはできませんでしたが、子どもたちは国の重要文化財に指定されている本殿や、富士山の雪解け水が湧き出る湧玉池などを見学し、富士山の噴火を鎮める水の神が神社に祭られていると聞いて、富士山や地元の歴史に理解を深めている様子でした。
参加した中学1年の女子生徒は、「富士山についてまだまだ知らないことがあると分かりました。きょう知った内容をほかの人にも伝えたい」と話していました。