時は現代、日本…一人の少年が、父親の胸にナイフを突立て刺殺した疑いで逮捕された。前科有り、動機有り…しかし少年の主張するアリバイを証明はするものは何一つ無い。過熱するメディアの報道。死刑やむなしの世論の声は高まりを見せている。そんな中、陪審員に選ばれし男女12人に、有罪か無罪かの判断は委ねられた。有罪と評決されれば、少年の絞首刑は確定する。そして、そうなることは誰の目にも明白であった。ただ一人を除いては…混沌としたこの情報化社会において、「真実」とは一体何を指すのか?この物語は提示している。現代における人間の心の闇を…。「12人の怒れる男」をモチーフに描かれた、完全書き下ろし作品。台詞・歌・舞踊的要素に加え、最先端の映像技術を融合させた『21世紀型新感覚ストレートプレイ』。
東京フィルムセンター映画・俳優専門学校の1階スタジオを活用し、中央に円形舞台を据え置き、来場者はマルチアングルで舞台を観劇できる円形劇場を作り上げています。昨年同様に円形劇場ならではの視点で12人の役者の演技を見ることができるため、自分だけのオリジナルを楽しみことが可能です。出演者のほとんどが劇団四季などのミュージカルや舞台を第一線で経験しており、OOBJならではのキャスティングでお客様を魅了すること間違いなし。また、主役の8番は男性役者が多い中、女優吉沢梨絵が果敢にチャレンジしているところも見所です。ひとりひとりのお客様に満足してご観劇いただくために日々稽古に励んだ役者たちの成果を心ゆくまでお楽しみください。
3月19日(月)~27日(火)9日間 9ステージ
吉沢梨絵 / 阿部よしつぐ / 羽根渕章洋 / 沓沢周一郎 / 美元 / 遠藤瑠美子 / にしやうち良 / 柳瀬亮輔 /
兎本有紀 / 田中えみ / 右田隆 / 田中恵久 / 近藤真行 / 主山ナオミ / 黒谷寛子 / 他
※キャストは一部変更になる場合もございます。
※美元 / 遠藤瑠美子はダブルキャストです。
東京フィルムセンター映画・俳優専門学校 特設スタジオ
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3‐14‐9(西葛西駅徒歩2分)[地図]※総合校舎
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2時間20分