JR渋谷駅通り魔事件 逮捕の74歳女、入院中の病院の「外泊」から戻る指示に応じず
JR渋谷駅構内で22日に起きた通り魔事件で、逮捕された74歳の女が、入院していた福岡市内の病院に「外泊」から戻るよう指示されたことに応じず、犯行に及んでいたことがわかった。
22日午後4時ごろ、渋谷駅改札口近くの東急東横店の通路で、74歳の女が、いきなり包丁で、61歳の女性の胸など5カ所を刺して重傷を負わせ、殺人未遂の現行犯で逮捕された。
警視庁によると、逮捕された女は、入院していた福岡市の病院に「外泊」の延長を申請していたが、病院側は、女に戻るように指示し、女はそれに応じなかったという。
女は調べに対し、「何かが来たときに戦うために包丁を持っていた。18日に上京し、22日は駅の通路に新聞を敷いて、3時間座っていた」と供述しているという。
(02/23 11:47)