現金受領「抵抗なかった」=寺田さんから何度も数十万円―連続不審死公判で木嶋被告
時事通信 2月20日(月)11時52分配信
首都圏連続不審死事件で、殺人や詐欺などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の被告人質問が20日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)であり、東京都の寺田隆夫さん=当時(53)=との交際について弁護人が質問した。木嶋被告は「寺田さんから数十万円の金を何度も受け取ったが、抵抗はなかった」などと話した。
被告本人への質問は17日に続き2回目。
木嶋被告は2008年6月、結婚相手紹介サイトに「大学院生」などとうそのプロフィルを登録し、寺田さんと交際を開始。うそのプロフィルについては「学生の方が援助してもらいやすいと思った」と説明した。
寺田さんからは、数十万円の金を何度も受け取ったとした。「交際相手の条件として、支援が必要と事前に伝えている」とした上で、「それまでにも(別の交際相手から)100万円単位でもらうことが何度もあったので、抵抗はなかった」と述べた。
寺田さんとの交際中に、サイトで知り合った別の2人とも交際。「寺田さんは口数が少なく、何を考えているのか分からなかった。寺田さんとは違うタイプの男性を探してみようと思った」と話した。一方で「寺田さんは無条件にお金を支援してくれるので、私には大切な存在だった」とした。
【関連記事】
「学生、援助もらいやすい」=木嶋被告、サイトにうそ
木嶋被告「殺害していません」=練炭点火なども否定
「たばこの可能性低い」=死亡男性宅火災、教授証言
遺体の睡眠薬、通常の11倍以上=大学教授が証言
「たばこの不始末」と無罪主張=3人目死亡男性の審理始まる
被告本人への質問は17日に続き2回目。
木嶋被告は2008年6月、結婚相手紹介サイトに「大学院生」などとうそのプロフィルを登録し、寺田さんと交際を開始。うそのプロフィルについては「学生の方が援助してもらいやすいと思った」と説明した。
寺田さんからは、数十万円の金を何度も受け取ったとした。「交際相手の条件として、支援が必要と事前に伝えている」とした上で、「それまでにも(別の交際相手から)100万円単位でもらうことが何度もあったので、抵抗はなかった」と述べた。
寺田さんとの交際中に、サイトで知り合った別の2人とも交際。「寺田さんは口数が少なく、何を考えているのか分からなかった。寺田さんとは違うタイプの男性を探してみようと思った」と話した。一方で「寺田さんは無条件にお金を支援してくれるので、私には大切な存在だった」とした。
【関連記事】
「学生、援助もらいやすい」=木嶋被告、サイトにうそ
木嶋被告「殺害していません」=練炭点火なども否定
「たばこの可能性低い」=死亡男性宅火災、教授証言
遺体の睡眠薬、通常の11倍以上=大学教授が証言
「たばこの不始末」と無罪主張=3人目死亡男性の審理始まる
最終更新:2月20日(月)13時28分
Yahoo!ニュース関連記事
- 火災当日の安藤さん、灰皿持ち部屋へ…木嶋被告(読売新聞) 11時22分
- NHK元委託カメラマン、別の男の事件関与主張(読売新聞) 11時21分
- 100日法廷:首都圏連続不審死事件 荷物は「おかず入りバッグ」 安藤さん事件で木嶋被告が主張 /埼玉(毎日新聞) 10時57分
- 木嶋被告「練炭、睡眠薬も知らない」…3人不審死公判(スポーツ報知) 8時2分
- 木嶋香苗と5日間を過ごした男性「あの5日間は幸せだった」(NEWS ポストセブン) 7時6分
関連トピックス
主なニュースサイトで 関東連続不審死 の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 2女性殺傷、娘を刺した知人の24歳男逮捕(読売新聞) 2月20日(月)9時32分
- 木嶋被告、性交渉できず「耐え難い嫌悪感」…3人不審死公判(スポーツ報知) 2月21日(火)8時2分
- <さいたま餓死?>部屋に食べ物なく あめ玉、1円玉数枚写真(毎日新聞) 2月21日(火)12時14分
コメント機能の投稿方法と投稿者名の変更に関するお知らせ(2月16日)