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【プロ野球】

ブラゼル左翼に挑戦 強肩を披露

2012年2月23日 紙面から

 阪神のクレイグ・ブラゼル内野手(31)が22日、左翼手に本格挑戦した。楽天との練習試合前のシートノック。首脳陣の指示で、ブラゼルは定位置の一塁ではなく左翼の位置に入った。無難に捕球し、送球動作こそまだスムーズでないものの強肩も披露した。

 のっしのっしと左翼で動く姿は違和感がある。ただ、ブラゼルは戸惑っているわけでなかった。それもそのはず。「アメリカにいるとき、4、5年前だが、レフト、ライトをやったことがある。全く新しいことをやるわけではない」。知られざるキャリアがあった。

 左膝に不安を抱える城島が今季は一塁へ転向。左翼には金本がいるとはいえ全試合出場するのは難しそうで、城島と同時起用するためのオプションテストといえた。和田監督も「準備のひとつ。絶対にないことはないので。可能性の部分でね」と言う。23日の紅白戦で、実戦テストされる可能性も浮上した。

 「まだ外野手としての肩ができていない。2、3週間後にはちゃんとした球がいく」とレーザービーム予告もしたブラゼル。「チームとして、打線として、いい方向になるのなら、レフトを守るのも選択肢だ」。決して遊びではない。その目は本気だ。 (島田明)

 

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