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坂口氏がプロレス界に緊急提言「ケンカしてもしょうがない」

2012年02月23日
スポーツ

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<坂口氏がプロレス界に緊急提言(1)>

【プロレス】プロレス復活の日は必ず来る。17日に70歳の誕生日を迎えた「世界の荒鷲」新日本プロレスの坂口征二相談役が、プロレス界に緊急提言を放った。本紙の“古希記念”インタビューに応じた坂口氏は、大御所ならではの視点で現状を分析。時代の変化を認めつつ、業界が再び隆盛するための「共存共栄構想」を提唱した。

——70歳おめでとうございます

坂口:25歳の誕生日に柔道からプロレスに転向して45年か…。今は新日本の相談役として籍を置いてるけど、いろんなことがあった。おかげさまで体のほうは数年前、両ひざの手術で入院したぐらいで、大きなケガも病気もなかったし、今もどこも悪くない。健康で楽しく日々を送っている。

——現在のプロレス界をどう見ていますか

坂口:はっきり言って俺たちがやってた頃と全然変わった。俺たちの頃はお客さんが固唾をのんでじっと見てるような試合だったけど、今はお客さんが一喜一憂しながら見るような試合展開になった。

——昔のプロレスのほうが面白かったという声も多い

坂口:古い人は昔のほうが面白かったって言ってくれる人もいるけど、今のファンは昔のプロレスを知らない。プロレスの流れも世の中の流れと一緒だよ。

——昨年8・27「ALL TOGETHER」でメジャー3団体が一つになった。時代の象徴のような大会になりました

坂口:俺自身が最後まですごく感動したし、興奮した。また今月仙台(2月19日)でやるけど、できれば年に何回か被災地に行ってやってもらいたいっていうのはある。

——団体がケンカし合う時代は終わったのか

坂口:選手も貸し借りしている。こんな十数団体あって、ケンカしてもしょうがない。各団体うまく助けあっていけばいいんじゃないの。共存共栄がテーマになる。ただ、この前、レスラー名鑑を見たら、男女合わせて500人以上いた。そこでプロレスだけで生活してるのは何人いるか。レスラーは人にできないような戦いをやるんだからプライドを持ってもらいたい。服装もしかり。Tシャツにトレパン姿で会場に来たりするのを見ると、文句も言いたくなる。トップの連中はみんなきちんとしてる。

※続く

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