ここから本文です
[PR] 

自動車の室内の有害物質、含有量上位10車種は日韓車6割=米国

サーチナ 2月23日(木)12時36分配信

 アメリカの研究結果によると、一部の自動車の室内に健康に深刻な被害を与える多くの有毒化学物質が存在していることが分かった。ミシガン州アナーバー市にあるNPO団体「The Ecology Center」は、204車種を対象に車内の汚染度ランキングを作成しし、三菱自動車の「アウトランダースポーツ」が室内の有毒化学物質の含有量がもっとも高かった。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 ランキングによれば、有害物質のもっとも多い自動車のうち、日韓車が6割を占めた。一方、ホンダ「シビック」の2012年モデルは有毒化学物質の含有量がもっとも少なかった。同モデルにはほとんど臭素系難燃剤やポリ塩化ビニル(PVC)が含まれていなかったほか、金属アレルギー化学物質過敏症を引き起こす物質の含有量も非常に少なかった。

 「The Ecology Center」のJeff Gearhart主任は、「人びとは車内に含まれる化学物質に注目するようになった。これはとても良いことだ。車内で接触する化学物質は家や職場よりも多い。新車は特に多く、乗車すると化学的なにおいがする」と述べた。

 ホンダ(米国)のMarcos Frommer広報担当は、「ホンダは10年以上、大規模な措置を講じて、ポリ塩化ビニールやそのほかの化学成分を最小限に抑えるか完全に除去するよう努めてきた。われわれの目標は塩素を含む材料の使用量を1%以下に減らすことだ」と述べた。(編集担当:米原裕子)

【関連記事】
世界を支える米国経済―自動車販売は大幅増―=村上尚己
トヨタ、北米国際自動車ショーにLEXUS「LF−LC」出展
ホンダ、「NSXコンセプト」などを北米国際自動車ショーに出展
三菱自、新世代電気自動車「i―MiEV」の米国向け車両を納車
中国、自動車保有台数が1億台突破…米国に次ぐ世界第2位に

最終更新:2月23日(木)12時36分

サーチナ

 

主なニュースサイトで 医学 の記事を読む

PR

PR
ブログパーツ

海外トピックス

注目の情報


PR