大阪・岸和田 39歳の男性 頭を強く打ち死亡 |
2月11日、大阪府岸和田市で39歳の男性が倒れているのが見つかり、8日後に死亡しました。
男性は頭を強く打っていて、警察は事件と事故の両面で調べています。
11日午前2時過ぎ、岸和田市筋海町の駐車場で「男性が倒れていて反応がない」と通行人から通報がありました。
倒れていたのは近くに住む会社員・相輪吉人さん(39)で、頭などを強く打ったことによる「脳腫脹」で8日後に死亡しました。
警察によりますと、相輪さんは直前まで近くの飲食店で一人で酒を飲んでいたということです。
相輪さんの着衣に乱れはなく、所持品も残されていたということで、警察は事件と事故の両面で捜査を進めています。
|
(
2012/02/22 0:49:
更新) |
”震災がれき”を松井知事が現地視察 早期に受け入れの意向 |

「大阪府の基準以下ならば市町村の協力を得たい」 |
|
震災ガレキの受け入れ問題で大阪府の松井知事が21日、岩手県のがれきの仮置き場を視察しました。
松井知事は「安全性が確かめられた」として府民の理解を求める考えを示しました。
松井知事が、まず訪れたのは岩手県庁。
達増拓也知事から被災地の現状について説明を受け、ガレキ受け入れへの協力を求められました。
【達増拓也・岩手県知事】
「放射性物質、放射能の不安を、一緒に協力しながら解消していくということを共同作業でできればと思います」
東日本大震災で発生したがれきの量は、福島・宮城・岩手の3県で2000万トン以上で、現地での処理能力を遥かに超えていて、復興の大きな足かせとなっています。
間もなく1年が経ちますが、これまでに処理できたガレキは、わずか5パーセントに過ぎず、2014年3月末までに処理を終える方針の環境省は岩手・宮城のがれきについて他府県での処理を呼びかけています。
【細野豪志・環境相】
「被災地にとってガレキの処理は極めて重要。復興に置いて大きな妨げになっているので何とかそこを早くしたい。現状をしっかりと国民に知って頂いてご協力いただかなければならない」
大阪府は、岩手県のがれき受け入れを表明していますが、放射性物質の影響を心配する府民の抗議行動も続いています。
また、府内の市町村で受け入れを表明しているのは大阪市の橋下市長だけです。
こうした放射性物質への不安を解消するため、松井知事が向かった先は、岩手県宮古市内にあるがれきの仮置き場。
宮古市内の震災がれきはおよそ70万トンで、これは、宮古市で処理できる量の35年分にあたります。
【宮古市民は・・・】
「すごく気になりますねガレキは。1日も早く片付けてほしい」
「片付かないですもんね、処理して頂かないと。何の整理もつかない状態ですもんね」
松井知事は仮置き場でガレキを砕いたり分別する作業について説明を受けるとともに、放射線量を測定し、通常と変わらない数値であることを確認しました。
【松井知事】
「大阪で測るよりも低いという数字ですんで、そのことをきちっと府民の皆さんにわかってほしい。ただし、受け入れる時はもう一度きちっと測ります。それで大阪府の基準以下であるならば市町村の協力を得たいと思っています」
【山本正徳・宮古市長】
「いつまでもガレキがあるっていうのは我々に暗い影を落とすと思います。広域処理が進むように我々も願っています」
松井知事は府民や各市町村に理解を求めた上で出来るだけ早く受け入れを始め、今後2年間で18万トンの震災がれきを受け入れる計画です。
|
(
2012/02/21 21:13
更新) |
”何の話を?”橋下市長が民主党・前原政調会長と会談 |

国政進出へさらなる地ならし? |
|
国政進出に向けたさらなる地ならしでしょうか。
大阪市の橋下市長は、20日上京して民主党の前原政調会長と会談しました。
大阪市の橋下市長は20日上京し、都内のホテルで民主党の前原政調会長と会談しました。
3時間近くにわたる会談で2人は、橋下市長率いる大阪維新の会の政権公約「維新八策」について意見交換したとみられます。
前原氏は「維新八策」について「われわれの考え方と共通する面もある」と一定の理解を示していて、将来の政策連携を模索する動きとみられます。
前原氏の関係者によりますと、橋下市長は21日朝にも前原氏と会ったということです。
国政進出に向けては民主党以外の政党との連携も否定しない橋下市長。
政権獲得を見すえて動き始めた維新の会と、「橋下人気」にあやかりたい既成政党との駆け引きは、今後さらに活発化しそうです。
|
(
2012/02/21 21:13
更新) |
大型トラックがセンターラインをはみだし2台に衝突 3人死傷 |

なぜ対向車線にはみ出したのか |
|
21日午前、兵庫県養父市で対向車線にはみだした大型トラックが車2台と衝突し、車に乗っていた1人が死亡しました。
警察はトラックの運転手を逮捕しました。
原型をとどめないほど大破した乗用車。
事故のすさまじさを物語っています。
午前11時半頃、養父市大塚の県道で大型トラックがセンターラインをはみ出して、対向車線を走っていた乗用車に衝突しました。
この事故で、乗用車に乗っていた豊岡市の看護師・竹下昌子さん(34)が全身を強く打って、およそ2時間後に死亡しました。
【目撃者】
「ガシャンといういうかドンという音がしてトラックがそこにあった。乗用車の運転席は潰れて、出れない状態。呼びかけたけど、意識がなくて救急車を呼んだ」
トラックはその後、別の車にも衝突していて、乗っていた男女も重軽傷を負いました。
警察は、トラックを運転していた豊岡市の会社員・西垣義照容疑者(59)を自動車運転過失致傷の疑いで現行犯逮捕し、事故の原因を詳しく調べています。
|
(
2012/02/21 21:13
更新) |
京都・仁和寺 「御室桜」の”クローン”苗木が誕生 |

東日本大震災の被災地にも届けられる予定 |
|
世界遺産・仁和寺では、樹齢を重ねた「御室桜」の衰えが心配されています。
そこで、クローン技術によって作られた苗木が誕生し、きょう、境内に植えられました。
京都市右京区の世界遺産・仁和寺。
この境内に、古都の春を彩る、桜の苗木が植えられました。
人の背丈ほどしか成長しない「御室桜」は、4月の中旬から下旬に満開を迎えることから遅咲きの桜として有名です。
およそ200本ある御室桜の中には、樹齢360年を超える株もあり樹木の衰えが心配されていました。
このため、仁和寺では、企業と合同でクローン技術による培養研究を行い、おととしの1月、苗木を作ることに成功。
苗木が十分大きく成長したことから、21日、その第一号が境内に植えられました。
ゆくゆくは、東日本大震災の被災地にも御室桜の苗木が植えられるということです。
【総本山 仁和寺南揚道門跡】
「芽がね、非常に力強い芽が出ていますね。何年か後に、きれいな花が咲いてくれることを大いに期待します」
植えられた苗木は、早ければ来年の春にも花が咲くことが期待されています。
|
(
2012/02/21 21:11
更新) |
収入証紙売上金を和歌山県職員が着服 総額は600万円以上か |

職員は容疑を認める |
|
和歌山県が発行する収入証紙の売上金15万円を着服したとして、県の職員の男が逮捕されました。
県の調査では、着服総額は、600万円を超えるということです。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、和歌山県西牟婁振興局の主査、田渕省吾容疑者(45)です。
調べによりますと、田渕容疑者は、去年12月と先月、田辺市の西牟婁振興局で販売されている収入証紙の売上金の一部、15万円を着服した疑いが持たれています。
先月、振興局の金庫に保管していた収入証紙が大量に無くなっているのがわかり事件が発覚しました。
県の調査によりますと田渕容疑者の着服は2年前から始まり総額は600万円を超えるということです。
調べに対し、田渕容疑者は容疑を認めていて、警察は、振興局の捜索を行い、容疑の裏づけを進める方針です。
|
(
2012/02/21 21:08
更新) |
安倍晴明グッズ「販売やめます」 対立に終止符? |

今後は「外国のお守り」や「アニメキャラのグッズ」などを販売 |
|
「陰陽師」で知られる安倍晴明の関連グッズをめぐり、京都の晴明神社と隣の土産物店が対立していた問題で、土産物店がグッズの販売を中止することを決めました。
安倍晴明をまつる京都市の晴明神社は、隣の土産物店で販売されている商品が「神を冒とくしている」として、この店の商品を境内に持ち込まないよう求める看板を境内に設置していました。
一方の店側は、看板のせいで売り上げが激減したとして、裁判所に撤去を求める仮処分申請を行いました。
京都地裁は和解を勧告したものの、神社側は今月10日、「いかなる条件でも和解はできない」とこれを拒否。
土産物店は、らちがあかないと判断して20日に仮処分申請を取り下げ、安倍晴明の名前が入った商品などの製造・販売を中止することを決めました。
【参拝客】「神社のものにあやかって作っているのは、ちょっとどうかなと思う」
【参拝客】「だいぶ前から販売しているみたいだから、どうせ言うならもっと早く言ったらよかった」
【参拝客】「仲良くしていったらいいんじゃないか。よい方法があれば・・・せっかく隣同士なんだから」
土産物店は「晴明神社と良好な関係を持てるならそれに越したことはなく、裁判所の決定をいただくのは好ましくないと判断した」とコメントしています。
今後は外国のお守りやアニメキャラのグッズなどを販売するということです。
|
(
2012/02/21 21:07
更新) |
ES細胞がパーキンソン病治療に 京都大学の研究チームが発表 |

実用化に向けた研究が進む |
|
京都大学の研究グループは、ヒトのES細胞から作った神経細胞を移植することで、パーキンソン病の治療の足掛かりになるという研究成果を発表しました。
研究を行ったのは、京都大学再生医科学研究所の高橋淳准教授らのグループです。
難病に指定されているパーキンソン病は、脳内のドーパミン神経細胞が減少することで、手足が震えたり体が動きにくくなるなどの症状がでます。
今回の研究では、ヒトES細胞から作った神経細胞をパーキンソン病にかかったサルの脳内に移植したところ、その後一年間にわたり症状が改善されたということです。
研究グループは先月、万能細胞とされるiPS細胞でも移植を行い、
症状が改善されたと発表しています。細胞の移植については倫理的なルールが必要で、今後はルール整備に従って実用化に向けた研究が進められます。
|
(
2012/02/21 21:07
更新) |
震災義援金横領 ライオンズクラブ幹部に有罪判決 |

辻吉治被告 |
|
東日本大震災の義援金およそ436万円を横領したとして、大阪地方裁判所はライオンズクラブの元幹部の男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
業務上横領の罪で判決を言い渡されたのはライオンズクラブ・近畿地区の前議長・辻吉治被告(68)です。
判決によりますと辻被告は去年4月と5月ライオンズクラブが東日本大震災の被災地へ支援物資を送るために集めた資金のうち、あわせておよそ436万円を横領し経営する会社の運営資金などに充てました。
判決で大阪地裁の岩倉広修裁判官は「善意の資金を利用した行為に酌むべき余地はなく、虚偽の領収書を作成するなど犯行は計画的かつ巧妙」と指摘。
一方で「罪を認め反省している」として、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
|
(
2012/02/21 15:05
更新) |
和歌山県職員 収入証紙の売上金横領で逮捕 |

和歌山県西牟婁振興局 |
|
収入証紙を販売した代金の一部を横領したとして、警察は和歌山県の職員の男を逮捕しました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、和歌山県西牟婁振興局の主査、田渕省吾容疑者(45)です。
調べによりますと、田渕容疑者は田辺市の西牟婁振興局で販売する収入証紙の売上金の一部、15万円を着服した疑いが持たれています。先月、金庫に保管していた2132万円分の収入証紙が無くなっているのがみつかり、県が田渕容疑者に説明を求めたところ横領を認めたため、刑事告訴していました。
県内では、岩出市内の高校でも、今月、14万円分の収入証紙が無くなっています。
|
(
2012/02/21 17:29
更新) |
震災がれき受け入れ問題 松井知事が岩手訪問 |

岩手県庁 |
|
大阪府の松井知事は、21日朝、岩手県庁を訪問し、震災がれきの受け入れについて、達増拓也知事と会談しました。
松井知事は、岩手県の震災ガレキを大阪府内で受け入れる方針を示していて、達増知事から現状の説明を受けました。
東日本大震災で発生したがれきの量は、岩手県だけでも435万トンと、通常の廃棄物の10年分にあたり、復興の大きな足かせとなっています。
このため、他府県での処理が不可欠ですが、大阪府では放射性物質の影響を心配する府民の抗議活動で専門家会議が打ち切られるなど、実現にはほど遠いのが現状です。
【達増拓也・岩手県知事】
「放射性物質、放射能の不安っていうのは、一緒に協力しながらそこを解消していくということを共同作業でできればと思います」
松井知事は午後から宮古市などで震災がれきの仮置き場を視察する予定です。
|
(
2012/02/21 12:24
更新) |
放射能汚染について母親らが交流会 |
関西に住む母親たちが集まり、放射性物質による食料品などの汚染について不安に思っていることを話し合う交流会が、大阪市で開かれています。
この交流会は、小学2年生の子どもを持つ母親の呼びかけで初めて開かれました。
食料品などの放射能汚染について自らが勉強した内容を報告し合うほか、被災地からのがれきの受け入れ問題も話し合います。
参加者の中には東北や関東地方から避難してきた人も多く、「学校給食の食材が心配」などといった意見が出されました。
【主催した佐野宏美さん】「たくさんのお母さんたちが放射能問題の中で子どもに何を食べさせたらいいか悩んでいる。みんなで集まって不安を解消しあって、答えを見つけていければいいと思う」
主催者は今後も、月に1回定期的に、交流会を開きたいと話しています。
|
(
2012/02/21 12:23
更新) |
5年前 ひき逃げ事件で情報提供の呼びかけ |

神戸市垂水区 |
|
5年前、神戸市垂水区で当時52歳の男性が100メートルに渡って車に引きずられて死亡したひき逃げ事件で、警察は情報提供を求め、ビラ配りを行いました。
神戸市垂水区福田の事故現場では兵庫県警の捜査員6人が通行人にビラを配って、逃げた車に関する情報提供を呼びかけました。
この事件は、5年前のきょう未明、ラーメン店店長の和佐周三さん(当時52歳)が車にひかれ死亡したものです。
和佐さんが事故前に立ち寄った居酒屋から100メートルにわたって、ジャンパーの綿が落ちていたことから、警察は、和佐さんが店の前で車にひかれた後、引きずられたとみて捜査しています。
今のところ、目撃者はおらず、逃げた車に関する情報は得られていません。
警察は、些細なことでもいいので、情報を寄せてほしいと呼びかけています。
垂水警察署交通事故捜査係 078−781−0110
|
(
2012/02/21 12:23
更新) |
かずら橋が完成 |

徳島県三好市 |
|
徳島県三好市ではかずらを使って編みこんだ吊り橋、かずら橋の架け替え工事がおわりました。
三好市の祖谷川に架かる「かずら橋」は長さ45メートル、水面からの高さは14メートルで、渡る度に揺れるスリルが人気です。
毎年大勢の観光客が橋を渡るため傷みが早く、3年に一度、架け替えを行っています。
年末に古くなった橋を切り落とし、地元の山などから集めたおよそ6トンのかずらを編み上げて新しいかずら橋が完成しました。
観光客は少し雪化粧した真新しいかずら橋を一歩一歩足元を確かめながら渡っていました。
かずら橋には年間34万人が訪れる見込みだということです。
|
(
2012/02/21 12:23
更新) |
岸和田・出会い頭に事故3人死亡 |
20日夕方、大阪府岸和田市で乗用車とトラックが交差点で衝突して7人が死傷し、乗用車を運転していた83歳の男が逮捕されました。
「こちらから走ってきた乗用車は右折しようとしたところ、トラックと衝突しました。衝撃で中に乗っていた人は放り出されたということです」
20日午後6時過ぎ、岸和田市包近町で乗用車が交差点を右折しようとしたところ、直進してきたトラックと衝突しました。
「ドーンってえらい(すごい)音がしたわ。(乗用車に乗っていた)2人がドアから外に放り出されて、2人が中に閉じ込められていた」(目撃者)
この事故で乗用車に乗っていた岸和田市に住む74歳と79歳の女性と82歳の男性が死亡。トラックの運転手の男性(35)が全身を強く打つなど4人が重軽傷です。
警察は乗用車が右折の判断を誤まったとみて乗用車を運転していた運送業・坂本傅容疑者(83)を現行犯逮捕し、詳しい状況を調べています。
|
(
2012/02/21 6:19:
更新) |
奈良・警官発砲付審判論告懲役6年を求刑 |
奈良県警の警察官2人が逃げた車に発砲して男性が死亡した事件の裁判員裁判で、検察官役の指定弁護士は2人について懲役6年を求刑しました。
奈良県警の警察官、東芳弘被告(35)と萩原基文被告(35)は、9年前追跡していた車に発砲して、助手席にいた高壮日さん(当時28)を死亡させたとして殺人などの罪に問われています。
20日の論告求刑で検察官役の指定弁護士は「車を止めるために発砲するのは行き過ぎ」などと懲役6年を求刑しました。
一方、弁護側は最終弁論で、「暴れ馬のように逃げる車を止めるための正当な職務行為」と改めて無罪を主張しました。
警察官の発砲の正当性を市民が判断するこの裁判員裁判の判決は今月28日に言い渡されます。
|
(
2012/02/21 6:19:
更新) |
関電高浜停止へ稼働原発ゼロに |
関西電力管内の原子力発電所で唯一稼働していた高浜3号機が20日、発電を停止し、定期検査に入りました。
「午後11時です。高浜3号機の出力が0になりました」
関西電力管内で唯一稼働していた原子炉の高浜発電所3号機は20日午後11時、発電を停止しました。福島第一原発の事故を受けて定期検査が終わった原子炉の再稼働は認められておらず、これで関西電力の11基の原子炉全てで発電が停止しました。関西電力は「今後、寒波や発電所のトラブルで、電力不足の恐れがある」として引き続き10%以上の節電を求めています。
|
(
2012/02/21 6:19:
更新) |