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2012年2月22日(水) 19:14 |
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笠岡市、保育所移転を一時保留へ
笠岡市が計画している保育所の移転先に、洪水や津波の危険があるとして、保護者らが見直しを求めている問題については、イブニングニュースでも取り上げてきました。 笠岡市は、この場所への保育所移転を一時保留とする考えを明らかにしました。
問題となっているのは、老朽化で移転が検討されていた笠岡市の神島保育所についてです。 市は海沿いの土地を移転先として、用地の買収もすでに済ませていますが、その場所が洪水ハザードマップで危険か所に指定されていることから、保護者が計画の見直しを求めていました。 これについて21日、高木市長が「新年度に見直す地域防災計画が完成してから安全性を判断したい」として、現在の計画を一時保留することを明らかにしたものです。 ただ、計画を全くの白紙に戻すのではなく、「あくまでも現在の予定地が基本にある」としています。 保護者側は山陽放送の取材に対し、「市の判断はいい方向ではあるが、同じ場所で計画が再開されては意味がない。安全な場所に見直してもらえるまで要望を続けたい」と話しています。
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