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仕事人・石井、代打の切り札だ!2安打3打点

スポーツ報知 2月23日(木)8時2分配信

仕事人・石井、代打の切り札だ!2安打3打点
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7回2死三塁、石井が適時二塁打を放つ
 ◆練習試合 巨人6―4LG=特別ルール=(22日・那覇) 巨人の石井義人内野手(33)が22日、韓国・LGとの練習試合(那覇)に「5番・一塁」で先発出場し、3打数2安打3打点で存在感を見せつけた。西武時代に、日本ハムのダル5番一塁先発ビッシュ(現レンジャーズ)から打率4割1分7厘を残した“大物キラー”。原監督も「チームに対するプラスですよね」と期待を込めた。先発した開幕投手候補の内海哲也投手(29)は3回3失点の乱調だった。

 集中力を研ぎ澄まし、悪い流れを一振りで断ち切った。初回2死二、三塁。石井は外角直球を完璧に捕らえた。無死から長野、阿部がともに内野フライに倒れた直後、痛烈な打球をセンターにはじき返し2点適時打。「久しぶりのスタメンだったので、すごく楽しかった。少しは仕事ができたんじゃないかな」と笑みをこぼした。

 新天地で、持ち前の勝負強さを猛アピールした。7回の第4打席も、1死三塁からボウカーが三邪飛に倒れた直後に右翼線へ適時二塁打。2死で得点圏に走者を置いた場面から2安打を放ち、3打点。原監督も「ああいうふうに2アウトになって二塁三塁で、しっかり打つというのは、彼のプラスではあるけども、チームに対するプラス。ああいうのが2本あったでしょ? すごいですね」と大絶賛した。

 大物キラーとして期待がかかる。西武時代、ダルビッシュを最も打っている。計48打数20安打で4割1分7厘、1本塁打、7打点。50回以上、打席に立った打者では最も高い打率。「そんなに意識はしていなかったけど、周りから言われて初めて知った」。セ・リーグにもヤクルト・館山、広島・前田健、中日・吉見といった球界を代表する右腕がいる。この勝負強さは「代打の切り札」としても貴重な戦力になりそうだ。

 「自分は一回、死んでいる身」。昨年オフに西武から戦力外通告を受け、どん底にたたき落とされた。これ以上、失うものもない。「自分はどこの役割か分からないけど、地味にやります。地味でいいんです。裏方みたいな感じで」。多くは望まない。ただ、このままでは終わらない。

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石井義人 内海哲也 レンジャーズ を調べる

最終更新:2月23日(木)8時4分

スポーツ報知

 

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