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最終更新:2012年2月22日(水) 21時1分

南京事件発言、河村市長「撤回しない」

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 名古屋市・河村たかし市長の発言、いわゆる「南京大虐殺はなかったのではないか」という発言が波紋を呼んでいます。名古屋市と友好都市提携を結んでいる中国・南京市は交流を一時停止すると発表しました。これに対し、河村市長は「発言を撤回するつもりはない」と強気の姿勢を見せています。

 「戦闘行為があって多くの方が亡くなられたのは事実だが、一般市民に対する、いわゆる虐殺行為はなかった」(名古屋市 河村たかし市長 20日)

 20日の会見でこのように話した名古屋の河村市長。この日、友好都市提携を結んでいる南京市の幹部が名古屋を訪れた際にも同様の発言をしていました。

 市長の父親が終戦の際、南京市民に温かくされたことを受けての発言で、「虐殺が行われていたならそのような対応はなかった」というのが市長の持論です。しかし同じ日、中国外務省の報道官は「南京大虐殺は山のように動かない証拠があり、市長の発言には同意できない」とすぐさま不快感を表明。さらに、南京市も21日、「友好都市提携を結んだ1978年以降続いてきた名古屋市との交流を一時停止する」と発表しました。

Q.発言の撤回や謝罪の考えは?
 「ありません。そういうものでは全然ありません。34年間を踏まえ、さらに南京市民との交流を深化させたい」(名古屋市 河村たかし市長)

 さらに、国内外の記者が参加する日本記者クラブ主催の会見でも・・・

 「虐殺と言われるような南京事件はなかったのではないか。国会議員時代からずっと発言している。こないだ言った訳ではない。中国の皆さんには大きな心でやってもらいたい」(名古屋市 河村たかし市長)

 発言以降、名古屋市役所にはこの件に関する電話が145件あり、およそ4分の3が市長に好意的な意見だといいます。

 河村市長は「いずれ南京市にP8~$-!"F$O@2q$r$7$?$$!W$HOC$7$F$$$^$9$,!"9q$r4,$-9~$s$G$N$3$NLdBj!"$^$@$7$P$i$/Hx$r0z$-$=$&$G$9!#!J22日18:02)

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