双葉町:東電賠償交渉へ弁護団結成…原発被災自治体で初

2011年12月25日 19時35分 更新:12月25日 20時47分

 埼玉県加須市に役場を移転している福島県双葉町は25日、福島第1原発事故の賠償について、町民に代わり東京電力と交渉するための弁護団を結成した。弁護団によると、原発被災自治体の弁護団が発足するのは全国で初めて。来年1月から各地で町民向け説明会を開く予定。

 弁護団長は荒木貢弁護士(福島)と海老原夕美弁護士(埼玉)の2人が務め、同町民が避難している埼玉、群馬、東京、神奈川の弁護士らが参加した。この日、加須市内で開かれた結成式には町民約60人が出席。井戸川克隆町長は「我々は被害者。堂々と損害賠償請求をしてほしい」と町民に呼び掛けた。【藤沢美由紀】

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