上杉隆の東京脱力メールマガジン
元ジャーナリスト上杉隆の新たな挑戦!政治からゴルフまで大手メディアが取り上げることのできないニュースを続々配信します。他メディアでは絶対に知りえないスクープも、権力からの圧力に屈することなく、真相をお伝えします。
【著者紹介】 上杉隆
元ジャーナリスト(無所属/内閣総理大臣非公認): 1968年福岡県生まれ、東京都育ち、のち放浪。ホテル、テレビ、衆議院議員事務所、米紙東京支局等を経て、2002年よりジャーナリストとして活動。同年「第8回雑誌ジャーナリズム賞企画賞」受賞後、「4D政策」。2003年、全日本パブリックゴルフ選手権予選落ち、北朝鮮入国、イラクは失敗。2004年、入院@パリ&東京、リハビリ@山梨&軽井沢。2005年より「Stoic & Luxury」を標榜し、本ブログを開始。「東京脱力新聞」「週刊東京脱力」「東京脱力新聞2.0」を経て、2009年「Stoic & Luxury」の新境地へ。
【サンプル】
Vol.102
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上杉隆の東京脱力メールマガジン
『 TBSは2度死んだ。映画評論家への反論開始 』
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先週の木曜日から私のアカウント(@)のタイムラインが賑やかだ。
理由は、町山智浩氏のツイートに、私が訂正を求めた次のツイートによる。
〈@usugitakashi町山さん、ここは訂正願います。官報記載、官房証言があり
ます。局にも報告しています。 QT @TomoMachi それは、ある政治家が公費を
着服したという裏の取れていないことを放送で発言したからです。何を批判し
てもいいけど、事実と確証していない違法行為をしたと公共の電波で言って〉
論争は楽しい。論争は新たな発見をもたらしてくれる。批判も情報、それが自
らを成長させる糧にさえなる。
だが、SNSのツイッターでの論争には限界がある。瞬間的なジャブの応酬程
度ならいいのだが、それ以上になると議論が拡散し、特定の第三者が絡み、不
毛な中傷合戦に発展する可能性があるからだ。とくに論争相手がヒマで、最初
から特定の目的を持っている場合はなおさらだ。
今回の町山氏との「論争」(論争ともいえないが)は、まさしくその例に当て
はまる。
こうした場合、これまでの私であるならば、速やかに「対論」を求めてきた。
それが、お互いの貴重な時間を守る最善の方法であり、そうした健全なディ
ベートを通じて、読者や視聴者、リスナーに正しい情報をもたらすことができ
ると信じてきたからだ。
だが、町山氏は違った。私の言葉には耳を貸さず、あるいは勝手な解釈で論争
を捻じ曲げ、そして、自分の言いたいことを一方的に押し付けてくるだけの幼
稚な論者だったのだ。
そこで、私はこの幼稚な評論家との遊びを早く決着するため、同じ木曜日、そ
して金曜日、あるいは月曜日と、この「論争」の元となった番組『小島慶子の
キラ☆キラ』に対論の申し込れを行なったのだ。
だが、結論を先に言えば、TBSラジオ編成局長である水野茂氏は、ノーギャ
ラでも構わないという私の申し出を拒否した。そればかりか、わたしと二人だ
けしか知らないはずの会話の内容を、直後に外部の論争当事者である町山氏に
流していたのだ。しかも、不正確に──。
実は、こうしたTBSラジオと町山氏とのコンプライアンス上も問題になるよ
うな癒着関係は今回が初めてではない。昨年の私の降板時もまったく同じこと
が起こっていたのだ。
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上杉隆の東京脱力メールマガジン
『 TBSは2度死んだ。映画評論家への反論開始 』
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先週の木曜日から私のアカウント(@)のタイムラインが賑やかだ。
理由は、町山智浩氏のツイートに、私が訂正を求めた次のツイートによる。
〈@usugitakashi町山さん、ここは訂正願います。官報記載、官房証言があり
ます。局にも報告しています。 QT @TomoMachi それは、ある政治家が公費を
着服したという裏の取れていないことを放送で発言したからです。何を批判し
てもいいけど、事実と確証していない違法行為をしたと公共の電波で言って〉
論争は楽しい。論争は新たな発見をもたらしてくれる。批判も情報、それが自
らを成長させる糧にさえなる。
だが、SNSのツイッターでの論争には限界がある。瞬間的なジャブの応酬程
度ならいいのだが、それ以上になると議論が拡散し、特定の第三者が絡み、不
毛な中傷合戦に発展する可能性があるからだ。とくに論争相手がヒマで、最初
から特定の目的を持っている場合はなおさらだ。
今回の町山氏との「論争」(論争ともいえないが)は、まさしくその例に当て
はまる。
こうした場合、これまでの私であるならば、速やかに「対論」を求めてきた。
それが、お互いの貴重な時間を守る最善の方法であり、そうした健全なディ
ベートを通じて、読者や視聴者、リスナーに正しい情報をもたらすことができ
ると信じてきたからだ。
だが、町山氏は違った。私の言葉には耳を貸さず、あるいは勝手な解釈で論争
を捻じ曲げ、そして、自分の言いたいことを一方的に押し付けてくるだけの幼
稚な論者だったのだ。
そこで、私はこの幼稚な評論家との遊びを早く決着するため、同じ木曜日、そ
して金曜日、あるいは月曜日と、この「論争」の元となった番組『小島慶子の
キラ☆キラ』に対論の申し込れを行なったのだ。
だが、結論を先に言えば、TBSラジオ編成局長である水野茂氏は、ノーギャ
ラでも構わないという私の申し出を拒否した。そればかりか、わたしと二人だ
けしか知らないはずの会話の内容を、直後に外部の論争当事者である町山氏に
流していたのだ。しかも、不正確に──。
実は、こうしたTBSラジオと町山氏とのコンプライアンス上も問題になるよ
うな癒着関係は今回が初めてではない。昨年の私の降板時もまったく同じこと
が起こっていたのだ。
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