被災3県沿岸、がれき処理は5% 14年3月末の目標困難に東日本大震災で岩手、宮城、福島3県の沿岸市町村で発生したがれきのうち、焼却や埋め立て、再利用などによる処理が済んだ量は全体の5%にとどまることが21日、環境省の集計で分かった。細野豪志環境相は同日の記者会見で、2014年3月末までに処理を終えるとした環境省の処理指針に関し「このまま推移すれば達成は極めて厳しい」と述べた。 環境省によると、沿岸37市町村で発生した震災がれきは推計2252万8千トンで、このうち処理が済んだのは20日現在で117万6千トンだった。 【共同通信】
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