※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

団地内に「テレワーク」施設

2月22日 21時24分

団地内に「テレワーク」施設
K10032156911_1202222259_1202222300

子育てや介護をしている人などが自宅の近くで仕事が行えるよう、インターネットなどができる環境を整備した施設を団地の中に設けて利用状況を調べる実験が千葉市で行われることになり、22日、完成した施設が公開されました。

この取り組みは、国土交通省や独立行政法人の都市再生機構千葉地域支社などで作る協議会が、23日からの3か月間の期間限定で行うものです。
実験は、高齢者や子育て世代の多い千葉市美浜区の団地内に、立ち寄った人が誰でも仕事を行うことができる「サテライトオフィス」と呼ばれる施設を設け、その利用状況を調べるものです。
施設内には、情報通信技術を活用して出先などで仕事を行う「テレワーク」に必要なインターネットの回線や電源などが用意されているほか、電子黒板やテレビ会議システムといった最新の機器も導入されています。
子育て中や親の介護をしている人たちが、より家に近い場所で仕事ができる環境を整えることで、家庭との両立や地域の活性化なども期待できるということで、協議会の色川一紀代表理事は「今回の取り組みで、子育てや介護をしながら仕事をする人たちがより生活しやすく働き続けられる仕組みになることを期待している」と話しています。