1970年代に一世をふうびした4人組のアイドルグループ、フォーリーブスのメンバーの北公次さんが、22日午前、肝臓がんのため亡くなりました。63歳でした。
北公次さんは和歌山県出身で、昭和43年に、江木俊夫さん、おりも政夫さん、3年前に亡くなった青山孝史さんとともに、4人組の「フォーリーブス」としてデビューしました。
「フォーリーブス」は、歌って踊れるアイドルグループとして活躍し、中でも北公次さんは、「コーちゃん」の愛称で親しまれ、ステージでバック転を披露するなど抜群の運動神経でも人気を集めました。
グループの解散後、北さんは、俳優としてドラマや映画に出演する一方、所属していた芸能事務所の内幕を暴露する本の出版などでも話題を集めました。
平成14年にフォーリーブスの再結成コンサートが開かれたときは、ステージで往年の歌や踊りを披露し、その後も音楽活動を続けていましたが、去年から体調を崩していたということです。
北公次さんは、亡くなる前日の21日、自身のインターネットのブログに、ファンなどに向けて、お別れのことばを掲載していました。
この中で北さんは、「本当にありがとうございました。北公次としての人生を全うできた僕は本当に幸せでした。大好きなステージをたくさんさせていただきました」と、ファンや関係者に感謝のことばを述べました。
そして、「このメッセージを読んでいただけるころは、もう僕はいませんが、みんな悲しまないでね。僕は空からみんなを見守るよ!」とつづっていました。
ブログには、先月開かれた北さんの誕生日を祝うイベントで、バースデーケーキを持った北さんの写真も掲載されています。
北さんはグループの解散後、所属していた芸能事務所の内幕を暴露する本を出版して話題を集めましたが、メッセージの最後には、芸能事務所の社長などに宛てて「ありがとうございました。感謝しています」と記していました。
フォーリーブスのメンバーの1人の江木俊夫さんは、自身のインターネットのブログで、北さんが亡くなったことをファンに報告するとともに、最近になって北さんの病状を知ったことを明らかにしています。
ブログの中で江木さんは、今月、同じフォーリーブスのメンバーの、おりも政夫さんと、北さんのお見舞いに行ったと述べ、「2人で公ちゃんともお話しができ、少し心が落ち着きました。約、40年近く、お互いにフォーリーブスとして、喜びも悲しみも分かちあってきた公ちゃん、まさかこんなことになるとは」などと胸のうちを明かし、これからもメンバーとして北さんをサポートしていきたいとつづっていました。
そして、22日のブログで、北さんが亡くなったことをファンに報告するとともに、「本人は頑張っていましたけど、むなしく最後の別れとなってしまいました。悲しくて淋(さび)しくて切なくて、でも最後まで会えたから、かわいい公ちゃんでしたよ」と、記していました。
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