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青い道「雰囲気合わない」…京都市が自転車レーン赤茶色に塗り替え

府警は「夜間見えにくい」と反対

塗り替えられる前のレーン(昨年1月)
赤茶色に塗り替えられたレーン(16日)(京都市上京区で)

 「自転車専用レーン」の整備が全国で進む中、京都市上京区にある長さ260メートルのレーンの青い塗装を、市が「京都の雰囲気に合わない」と今月、赤茶色に塗り替えた。警察庁などは「視認性が高い」などと青色を推奨し、京都府警が昨年1月に塗装していた。市の対応は「安全より景観優先」とも受け取られかねず、批判の声も出ている。

 レーンは府警本部東側。整備時は道路管理者である市の予算措置が間に合わず、府警が青色に塗装した。警察庁などが2009年7月、全国の道路管理者と警察本部に「青色を推奨する」と通知していたためで、全国のほとんどのレーンが青系色という。

 一方、市は伝統的な町並みに調和させるため、屋外広告物の色を条例で規制しており、ハンバーガーや牛丼のチェーン店、コンビニエンスストアの多くは看板などを茶系色や明るさを抑えた色にしている。

 今回の塗り直しも景観保護の考えに沿ったもので、650万円をかけた。府警は「赤茶色は夜間見えにくい」などと反対していたというが、今年度中に新設される中京、下京、伏見区の3か所のレーンについても、市は赤茶色にする考え。

 京都府内では、レーンは宇治、木津川両市の計2か所あり、今年度中に八幡市でも整備する。いずれも青色という。京都市の道路環境整備課は「赤茶色は市特有の事情を考慮して決めた。安全を軽視したわけではなく、市民に周知し、理解を求めたい」としている。

2012年2月19日  読売新聞)
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