'12/2/22
八代移送ナベヅル出水で死ぬ
鹿児島県出水市から周南市八代へ移送され昨季放鳥されたナベヅルが、出水市へ舞い戻った後に死んでいたことが21日、八代の鶴いこいの里交流センターであった市ツル保護協議会で報告された。
周南市教委によると、2010年3月に八代へ移送、同11月に放鳥されたメス。11年3月に野生の8羽、放鳥ヅル2羽と北帰行したが、同11月に出水市へ戻っていた。今月20日に死んでいるのが見つかった。損傷がひどく、死因は分からないという。
八代への再飛来を期待する移送は06年にスタート。これまで10羽が北帰行したが、八代への再飛来は確認されていない。出水市への飛来が確認されたのは3羽目。