朝日新聞東京本社の33歳の記者が、覚醒剤を使用したとして警視庁に逮捕されました。記者は、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、朝日新聞東京本社文化くらし報道部の記者、新谷祐一容疑者(33)です。
警視庁によりますと、新谷記者は今月上旬から18日にかけて覚醒剤を使ったとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。警視庁が別の覚醒剤事件で逮捕された容疑者の供述をもとに、今月18日、新谷記者の自宅を捜索したところ、自宅から覚醒剤などは見つかりませんでしたが、その後、警察署に任意同行して尿検査をした結果、陽性反応が出たことから緊急逮捕したということです。
調べに対し新谷記者は、「覚醒剤を使っていない」と容疑を否認しているということです。警視庁は、覚醒剤の入手経路などについて詳しく調べています。
これについて、朝日新聞社広報部は、「記者が逮捕されたことを重大に受け止めています。事実確認を急ぎ厳正に対処します」というコメントを出しました。
朝日新聞社によりますと、逮捕された新谷記者は、平成13年に朝日新聞社に入社し、高知総局や大津総局、福岡県の西部本社などでの勤務を経て、平成22年から東京本社の文化くらし報道部に所属しています。日頃は、美術や囲碁の取材を担当していたということです。
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