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本日二回目〜♪
旅とナイフと
東京から新幹線乗ってすんなり姫路へ戻ったかに見せかけて・・・
実は名古屋で降りて岐阜へ・・・
キクさんの工房によっていろいろ打ち合わせしてきました。
出来上がり待ちのナイフが続々と・・・
しかしシースの出来上がりが明日以降になるというので、コレにて引き上げ。
3月3日(土)4日(日)の SAKURA BLADE SHOW もちろんキクさんも出展しますよ〜!
銀座のナイフショウも、勢い余って出展することになったJKGも、キクさんの出展により新しいお客さんが増えたと聞いてますし、次のショウにもぜひお越し下さいね。
製作が間に合えば・・・ショウで発表するスペシャルモデルをご披露できると思いますよ!!
と言うわけでおいらは明日からお店に出ます。
出張の間も沢山ご注文いただきまして、ありがとうございました。
晴美さんから付け足し&ご案内
催しモノ
昨日の晴美本について・・・
「山下さんのブログやナイフマガジンの読者にナイフ嫌いの方はいらっしゃるはずはありませんが、ナイフがちょっとコワイな、、というイメージをお持ちの方にも、ペットの猫と同じようにナイフにも親しみを持って好きになって下さるようにとの思いを込めて書きました。3月又は4月発売が目標です。ハードカバー版には私のサインとお客様のお名前を一冊一冊手書きでお入れしますので、お届けできるのは5月になることと思います。特別のリクエストがおありの方はこの機会に、是非ショウに遊びにいらしてくださいね。。。」
とのコト。
そのショウというのが・・・
カスタムナイフメイカーの根本朋之氏、ご存じですよね。
そして根本ナイフの工房名(と言えばよいのでしょうか?)がサクラワークス。
根本ナイフのロゴはサクラマークですよね。
で、彼には池田さんという製作パートナーがいます。ナイフショウではいつも二人一緒にいるのでご存じの方も多いはず。
池田さんの専門分野は電気系統(だけじゃないけど)。ハンドルの中にLEDを仕込んだRIDシリーズなどは、彼の存在あってこそ。
で、根本&池田の集合体が「サクラワークス」と言うわけです。
そのサクラワークスが主催のナイフショウが、来る3月3日(土)4日(日)に東京・神田駅にほど近いビルの一室にて開催されます。
このショウにて晴美本のPR第二弾が行われます!
で、今回は・・・
なんと!!
山下刃物も出展!!!
凄い!
何が凄いって・・・
結構大変なんです・・・
何が?と申しますと・・・
わざわざ出展するのに、めぼしいモノがなんもない(汗
どうしよう・・・
だって・・・
めぼしいモノは直ぐに売れてしまうんですもん(嬉
と言うわけで・・・
今、リック・ヒンダーやマイクロテックの社長などにいろいろ打診中(涙
ナイフショウの詳細は、開催日が近づいたら毎日のようにガンガン載せますよ(^_^)ノ
古川四郎さん登場
催しモノ
フォールディングナイフショウ、今回が初訪問だったわけですが・・・会場に入るといきなり!古川四郎さんのテーブル!!
今回、事前情報として古川四郎さんがテーブル出すかも知れない、と言うコトは聞いていました。でも本当に来られるのかどうか確証はなかったので、ブログには書けませんでした。
久々にお会いした古川さんはお元気そうで、出展した作品についていろいろ説明して下さいました。
この数年、全くお会いできる機会がなくて、その間、あまり体調が優れないと聞いていたものですから、こうしてお元気な姿を拝見するとホッとしますね。
10数年前に、堺のオールニッポンナイフショウ(この前神戸で開催されたショウの元になったイヴェントですね)にも来られたことありましたね〜、等としばし昔話を・・・
その古川四郎さんも・・・
トークショウに飛び入り。
ハンドル素材入手の苦労話などを聞かせてもらいました。
今回のショウ、古川さんに加えて平山晴美さんなどこの業界のビッグネームも参加。
晴美さんは現在、編集も最終段階に入ったご自身の本"Harumic World"、通称「晴美本」のPRも兼ねて参加。3月出版の予定がちょと遅れてますが、5月くらいにはなんとか・・・と言う状況だそうです。
その晴美本、どんな本なのか、と言いますと・・・
一言で言えば、晴美さんがナイフ作家としてデビューしてから、今日に至るまでの「作品集」なのですが、単なる作品の羅列ではないんですよね。
掲載する写真は晴美さん自身が選別し、過去ナイフマガジン誌で発表されたモノもあれば、新たに撮り直し、あるいは未発表のモノもあります。そこに晴美さん自身の言葉で説明が加えられ、註釈も添えられ、またレイアウトを考え、見せ方にもこだわります。
晴美さんの言葉を借りればこんな感じ・・・
「まず鉛筆書きの自筆のレイアウト、本文、注釈、参照ページなどをまず書き、それを自分で一文字ずつタイプして基本の元原稿をつくりました。
一文字一文字がわたしのかわいい子供のようなものです。
堤さん、ヒロさんはもちろん、何よりトモさんが長きにわたり撮りためて下さった25年間が1冊になったかなりの力作です。
どちらも人間の良き友である猫とナイフの関係を軸にして書いたちょっと変わった視点の写真集です。撮りおろし写真、未発表写真、初期の作品ももちろんあります。
震災のドネイションのために作った猫のしっぽが本全体をまとめるテーマになっており、これを手に入れて下さった方は巻末のページできっとにっこりしてくださることと思います。」
おいらの知るところでは、遅くとも2009年にはこの企画の具体的な部分が出来上がってましたから、とても長い時間と労力をかけて作り上げられたモノだと断言できます。
おそらく晴美さんもここ数年は、この本のためにかなりの時間を費やしたでしょう。
言うなれば「作品集」ではなくこの本ソノモノが「作品」であるかのような・・・
と言うわけで晴美本のPR第二回目は、来る3月3日(土)4日(日)のナイフショウでも行われます。
皆様、ぜひ会場にて直接、晴美本のご予約を〜!
あ、もちろんおいらの店でも取り扱いますよ。でもかなり限定的な部数だそうなので・・・確実に手に入れたい方は直接申し込むのが確実ですよね!!
高輪のフォールディングナイフショウ
催しモノ
いやぁ、なかなか面白いナイフショウでしたね〜。
どう言うワケか今までタイミングが合わず今回が初訪問でしたが、フォールディングに特化したナイフショウという方向性、しかも会場が高輪の和彊館と言うコトもあって、落ち着いた雰囲気で「大人のナイフショウ」って印象を受けましたね〜。
こういう場所を訪れると、改めてナイフというのは奥の深い趣味の世界だなぁ、と感心させられます。
フォールディングナイフって、ナイフ作る段階としては、「一段階上」って勝手に思ってしまうんですよ。私の個人的見解ですけどね。
つまりFIXEDなら「自称」ナイフメイカーでも取り敢えず形にはなる。
しかしフォールディングナイフとなると、折りたたんだブレイドがハンドルにキチッと収まらなければ話にならないので、レヴェルとしてはある程度造りこなせてから挑むモノ・・・なんて勝手に思ってたりします。
まぁそこそこのキャリアでそれなりに作ってしまうような人も居るでしょうけどね。
でもまぁ概して言えば、出展者はある程度キャリアを積んだ上級者揃い。
来場者も目の肥えた一家言ありそうな人達。
だからただ単にカタチになったから喜んで出展してみた、なんてコトやれば大火傷(;´Д`A
いや、あくまでも私の一方的な思い込みですよ・・・
高輪の和彊館の会議室を会場として利用。そんなに広いスペイスではないですが、この天井が強く印象に残っております。高さがあって圧迫感のない会場でした。
おや・・・
会場奥のスペイスに人集りが・・・
そうです。
午後2時過ぎから会場の一角でナイフ対談が行われたのでした。
一昨年前のショウからこのような試みが行われ、ナイフマガジン編集部の服部さん進行の元、今回はナイフコレクターのO澤さん(仮名)と、ナイフマガジン誌で活躍中だけど実はフリーランスのフォトグラファー&ライターのトモさん初参加でのナイフ対談。
ナイフ対談と言っても、そのテーマ毎に参加ナイフメイカーに意見を求め、浜田智成さんや鈴木義男さんなどが登場。その都度マイクを差し向けに行くのが川村龍市さん、と色んな人を巻き込んだ贅沢なトークショウ。
いや、なかなか面白い話が聞けました。
コレクターにとってもこのような話が生で聞ける機会は滅多にないことなのではないかと。
(つづく)
明日から東京へ
ひとりごと・・・
再び寒気が入って来ているそうですね。
関ヶ原辺りで新幹線遅れるのかなぁ・・・まぁ、多少遅れても到着出来ればそれ以上の贅沢は言いませんが。
あ、明日からフォールディングナイフショウ関連で東京へ出ます。
その後月曜日まで滞在して、あれこれ用事を済ませてくるつもりなので、しばらく更新出来ないかも知れません。
WEBサイトの方の新製品掲載も・・・戻ってきてからになるでしょうか・・・
それにしても今年は日本海側とか、雪害でえらいことになってますね。
新潟で除雪任務に当たっておられる方が、時々写メ送ってくれるのですが(以前にもブログに掲載したことあります)、もの凄い雪でした。
雪が止んでも積もった雪やら、屋根からせり出して危険な雪庇の処理など、やることは沢山あるそうです。
この辺り(姫路市南部)はほとんど降らないし、降ってもまず積もることないですから、ちょっと想像出来ない世界です。
全然関係ない話ですが・・・
ちょっと前にアンティークのコイン掲載しました。
アレクサンドロス大王のコイン、と言うので買ってしまいました。
アレクサンドロスと言えば誰しもが知っている古代世界の英雄、と思ってたら・・・アレキサンダーとかの言葉くらいは知ってるけど、詳しいコトは案外知らない人が多いようでして・・・
誰それ?アレクサンダー大塚のご先祖?みたいな・・・
アレクサンドロス(英語読みでアレキサンダーね)大王と言えば、ギリシャの都市国家のひとつに過ぎなかったマケドニアが、ギリシャ世界を統一し(これは先代の時代から始まっていた)、宿敵ペルシャ帝国を撃破した後は、まさに破竹の勢いで西はエジプトから東はインド(の一部)に至るまで制覇してしまう、一大帝国を築いた人物。
と言うコトで、その辺の時代の流れみたいなのを思い返してみたいなと、ネット色々検索するわけですよ。
そしたら世界史の授業をやってた人の(?)サイトに行き当たり・・・
これがまた時代毎に良くまとめられていてですね、なかなか面白いんですよ。
ついつい紀元前何千年という古代文明のところから、地中海文明を経てギリシャへ、そしてローマ帝国の盛衰、古代中国王朝の興亡、イスラム社会の成立を経て、十字軍に大航海時代・・・と読み進んでしまい・・・
歴史は繰り返す、と言いますが、だいたいそれはパターンがあって、その国のトップが暗愚で国力が低下すれば、簡単に周囲の勢力に取られてしまう・・・特に地続きのヨーロッパや中国なんて、凄まじい攻防を繰り返すわけですね。強い方が勝って負けた方の市民は奴隷として売り飛ばされる。被征服民にはまさに人権なんて有りません。
歴史というのは結果論の学問ですが、そこから学ぶことは多いはず・・・
暗愚なリーダーが続いた後に革命的なリーダーが登場するか、そのまま没落し侵略を受けるか、なんて言う際どいときかもしれませんね。今の状況というのは。
コインから始まって、そんなことを考えるようになった今日この頃・・・
と言うワケで明日からしばらくお休みしますが、どうかよろしくお願い致します。
この週末は・・・
催しモノ
毎週末毎にイヴェントがあって忙しいですね(^_^;)
この週末は東京でカスタムフォールディングナイフショウが開催されます!
一般的に言われるのが・・・1本のナイフを仕上げるのにかける時間と労力は、Fixedナイフ(シースナイフ)のそれを遙かに超える、と・・・
しかも折りたたみナイフには、原則的にハンドルにブレイドが収まるという構造。
この限られた条件の中で、どのようなオリジナリティーを発揮するのか・・・なんてところが興味有りますね。
今回は、ナイフマガジン誌編集者とトモ長谷川、そしてナイフコレクターをゲストに招きナイフ対談が行われるそうです。
どんなイヴェントになるのか楽しみです!
銀座のナイフショウ行けなかったので、こちらにお邪魔してみたなと思ってます。
■ 開催場所
日立金属 高輪和彊館(たかなわ わきょうかん)
東京都港区高輪4-10-56 TEL 03-3443-1717
■ 開催日時
2012年2月18日(土)※1日開催になります
11:00~18:00
※14:00~イベント開催あり