持ってる人はわからない
テーマ:在日んーと、最近またいろいろ思うことがあった。
おいらは、母語が日本語で、韓国語は出来ると
云えば出来るけど、すんげーつたないんだな。
国籍は韓国なもんで、たまーに完璧な韓国語が
出来て当然と思われる。
日本語が上手ですねとも云われる。
まあ、慣れてるけどね。
んで、在日の中でも民族教育を受けた人とかに
「こんなことも知らないの」とか、良く云われた
んだな。今でも馬鹿だから云われるけど。
「うん、知らん。教えて」
そー返すけどさ。云ってる方は、多分悪意は
ないんだけどね。でも、ちょっとだけ心の中に
しこりが残るんだ。軽く否定されたような気持ち
ってゆーか。
「教えて」って云えるまで、時間がかかったよ。
おとといに参院選があったけど、在日にはやっぱり
選挙権がないからさ、なんとなく蚊帳の外なんだな。
そーいう時に「選挙に行った?」と聞かれると
「行ってないよー。だっておいら選挙権ないもん」
と答えるが、そんな時もおんなじような気持ちに
なるのねん。
日本と韓国、在日でもそーだけど。やっぱり
なんだかんだ云っても男の人を主とした社会なん
だよな。世界中がそーかも知れんけどさ。
で、男の人って時点で、女の人よりもちょっと
多くのものを持ってるような気がするのねん。
在日の男の人がルーツを語る時、母親とか、妻の
系譜にはまず無頓着だしよー。
姓やルーツがどーのって語る男で、妻の姓を
選んだ人とか、一瞬でもそういうことを考えた
人はいるのかな。
当然みたいに自分の姓にしたんじゃねーの。
話はあっちこっちとぶけど、持ってる人には持って
ない人が感じる感情って理解できないもんなのかな
ーとか思う。
知識でもそうだけど、持ってる人はそれだけで
なんちゅーか強いんだからさ。
そーいう自覚って奴が、必要なんじゃねーかな。
強い=賢いわけでもないしね。
あ、おいら別に弱者とか何でもねー、ただの馬鹿
なんだけどさ。
1 ■無題
あ~書いたコメントが消えてしまった!二重に投稿されてなきゃいいけど。
強い=賢い、ではないですよねー。
強い人って、人を笑わせて暖かい気持ちにさせてくれるような、ユーモアとか包容力とか・・・賢くみせる、ってある程度、誰でもできるもん。
・・・姓、ルーツ・・・簡単に語れる問題ではないと思うけど、なんていうか・・・・
姓や国籍、ルーツがあるとして、表面の事実だけで人の人生を評価したり、批評したり、私はやってはいけないと思う。
その裏にある背景とか、その人の人格とか、抱えてる家族だとか。単純に人に語れない事情だとか。
(簡単に人に語れたら苦労しないよ、とボヤいてしまいました)。
何よりも、一番大事な事って、人間性とかそっちじゃないか、と思ってしまったのでした。