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中畑監督、今年は走るぜ!「新スーパーカートリオ」中心に7盗塁…DeNA

スポーツ報知 2月22日(水)8時1分配信

中畑監督、今年は走るぜ!「新スーパーカートリオ」中心に7盗塁…DeNA
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試合に勝利し上機嫌でナインを出迎える中畑監督(中央)
 ◆アジア・スプリング・ベースボール DeNA6―1ハンファ(韓国)(21日・宜野湾) 今年は走るぜ。横浜DeNAが21日、韓国・ハンファとの練習試合(宜野湾)で計7盗塁、6点を奪って対外試合2連勝を飾った。荒波、梶谷、石川の「新スーパーカートリオ」を初めて上位に並べた中畑清監督(58)は「機動力はすごく力がある。相手にプレッシャーをかけられる。足を絡めた攻撃はいいものだ」と手応えを口にした。

 初回。先頭の荒波が右前打で出塁し、二盗、三盗でチャンス拡大。石川が右前打でかえすと、続く吉村の初球に二盗。捕手の悪送球の間に三塁まで進み、直後の二ゴロでホームを踏んだ。森本は右前打、二盗の後、暴投で二塁から一気に生還。初回だけで4盗塁と積極的に動いた。7回1死二、三塁からは渡辺直のスクイズで追加点を奪うなど、機動力を駆使した。

 ここまで1番を任せてきた石川を初めて3番に入れた。俊足の上位3人は、80年代の横浜大洋ホエールズで活躍した高木豊、加藤博一、屋鋪要の元祖スーパーカートリオをほうふつとさせる。「あの3人がそろうとすごい。誰が(塁に)出てもグリーンライト(青信号)。ノーサインでいけよって言える」と説明した。

 昨年のチーム盗塁数は12球団最少の31。中畑監督は「100盗塁」をノルマに掲げ、走塁の意識改革を求めている。この日は上位へのつながりを良くするため、俊足の啓二朗を9番に入れたが、「(シーズン中も)8番に投手を入れるのは簡単にできる。役者がそろえばね。相手から見たら嫌だなと思われるようになればいい」。対外試合4試合で10盗塁。走る意識は着実にナインに浸透している。

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最終更新:2月22日(水)11時49分

スポーツ報知

 

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