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NCCニュース

松森天満宮で椿展はじまる

長崎市の松森天満宮の老松殿でツバキの展示会が始まりました。会場には県椿協会の愛好家が丹精したツバキの盆栽およそ100点が展示されています。見事な枝ぶりの大物はもちろん、手のひらに乗るほどの小さな盆栽もあります。どの作品も愛好家の細やかな表現が光ります。今年は年明けからの寒さで花の咲き具合はいつもより遅かったということです。椿展は松森天満宮で26日まで開かれます。入場は無料です。

護衛艦「さわぎり」自衛官自殺訴訟が和解

護衛艦さわぎりの艦内で自殺した自衛官の遺族が国に損害賠償を求めた訴訟で、国が自殺の責任を認め賠償金を支払うことで和解が成立しました。
1999年11月、海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」の艦内で当時21歳の3等海曹が首をつって自殺しました。自衛官の妻と子は、「自殺したのは上官のいじめが原因だった」として、国におよそ1億1000万円の損害賠償を求めていました。21日長崎地裁・佐世保支部であった弁論準備で、国は自殺の責任を認め、妻と子に賠償金を支払うことで和解が成立しました。国は、遺族にお詫びするとともに、自衛官の自殺防止に全力で取り組むとしています。賠償額は公開されていません。自衛官の自殺をめぐっては、両親も国を訴え上官の違法行為を認める判決が確定しています。

東彼杵町で正面衝突事故

午前8時過ぎ、東彼杵町瀬戸郷の町道で軽乗用車同士が正面衝突しました。この事故で、80歳と40歳の運転手が救急車で病院に運ばれました。40歳の女性は胸などを強く打っていますが幸い命に別状はないということです。80歳の女性も大きな怪我はない模様です。現場は緩やかなカーブでした。警察が詳しい事故の原因を調べています。

小学生が「みらいの木」植樹

長崎市の小学生が校庭に「みらいの木」を植えました。NCCでは「長崎から地球を守ろう」をテーマに「みらいの木」を植える活動をしています。今年2回目となる植樹は、長崎市立南長崎小学校で実施され、6年生44人が中庭に紅白のハナミズキ2本を植えました。ハナミズキは大村市の「琴花園」が提供したものです。ハナミズキの花言葉は「返礼」。来月、卒業する6年生は、恩返しの気持ちを込めました。杉優奈さん「中学生になってここに花を見に来たい」宮川雷太くんQ、木を植えて変わったことは?「身近にあるのに考えたことがないので、このことによって考えてみたいと思う」次は28日、佐世保市の東相浦幼稚園で植樹します。

医師殺人裁判で被告人質問

movie動画 "佐世保同仁会病院の理事長が殺害された事件の裁判員裁判、2日目の審理。前の院長の殺害行為に加わったとされる元放射線技師長の被告人質問が行われました。元放射線技師長は、上司でもある院長の指示に対し、「私には勇気がなかった」と、断れなかった理由を語りました。殺人罪に問われているのは、佐世保同仁会病院の前の院長兼理事長友広慎吾被告(50)と元放射線技師長の枇杷木紀明被告(36)。検察の冒頭陳述によりますと、友広被告(50)は、おととし6月、理事長室で当時、理事長だった養母のハツヱさん(当時87)と病院経営を巡って口論し、暴行。友広被告は、意識朦朧となったハツヱさんを予備室に運び、普段、ハツヱさんの愚痴を言い合っていた枇杷木被告(36)を呼び出します。そして「この人がいたら病院が駄目になる。このままにしておくわけにはいかない」と話し、ハツヱさんの鼻と口を塞ぎ、枇杷木被告に手足を押さえるよう指示したとされています。きょうの被告人質問で、枇杷木被告はハツエさんを押さえるよう指示された際、友広被告に「俺が全部責任取るから」と言われ、「もう逃れられない、従わなければクビになると思い押さえた」と話しました。また、「なぜ断れなかったのか?」という弁護士の質問に対し「私には勇気がなかった」「大変なことをしてしまった」とこわばった表情で話しました。一方、検察側は枇杷木被告が事件の翌日、自分のブログに「やっと解放」と題し、「きょうで全部終わったので明日からはやっと落ち着きます♪」と書き込んでいたことについて「反省している人間が書けるようなものではない」と厳しく追及しました。さらに、裁判員から出た「どの時点で殺害に関与していると思ったか?」という質問に対し、「鼻と口を塞いでいる時このままだと死ぬという認識はあった」と答えました。あすは、証人尋問があり同仁会病院の看護師ら2人が証言する予定です。"

被爆者団体「長崎でサミットを!」

4年後のサミットを長崎で!被爆者5団体が田上長崎市長に協力を求めました。被爆連・川野浩一議長「私は、思いを同じくする広島の被爆者の皆さんも手を取り合い、長崎・広島サミットとして実現を図りたい」2016年の主要国首脳会議、G8サミットの誘致を申し入れたのは、長崎原爆被災者協議会など被爆者5団体です。被爆者が高齢化するいま、アメリカを始め核保有国の首脳らに被爆地を訪問してもらい、被爆者と語ることで、被爆の実相を知り、何をすべきか考えてほしいとしています。サミットの地方開催は、2008年に北海道、2000年に「九州・沖縄サミット」として、沖縄、福岡、宮崎で開かれました。被爆者5団体は、この「九州・沖縄サミット方式」を取り入れ、被爆地の広島と長崎で分散開催するよう求めています。田上市長「長崎でも出来る可能性がある事ですので、私たちの方でも検討していこうと思っている」川野浩一議長「こういうものをどんどん企画し、実行することによって、長崎から平和を、長崎を最後の被爆地にというメッセージを伝えてほしいんですね」被爆者5団体は、広島の被爆者団体や、全国1555の非核宣言自治体などにも協力を呼びかける方針です。

原子力潜水艦ツーソン佐世保寄港

movie動画 "21日、アメリカ海軍の原子力潜水艦が佐世保に寄港しました。今年2回目です。原子力潜水艦ツーソン(6080t)は21日午前10時、佐世保港中央の35番錨地に停泊し、19分後に港を出ました。乗組員は138人。目的は「補給・維持」としています。ツーソンは、今月10日から17日まで乗組員の休養や補給・維持のため佐世保港に停泊していました。在日アメリカ軍を監視している市民団体「リムピース」は、中国の潜水艦の探索など東アジア海域の警戒行動を報告するための一時寄港とみています。"

県議会開会 新年度予算案は7004億円

県議会2月定例会が開会し、7004億円あまりの一般会計当初予算案などが提案されました。
議案の上程に先立ち常任委員会などの委員と正副委員長が選任されました。新しく設ける「再生可能エネルギー推進対策特別委員会」では太陽光発電などの自然エネルギーを活用した経済活性化策を話し合います。新年度の一般会計当初予算案は7004億1200万円です。主なものでは、待機児童を減らすため認可外保育園の運営費を一部補助する事業に2億1900万円を計上しています。会期は来月16日までの25日間です。

県教委が懲戒処分3件

県教育委員会が不祥事をおこした教職員3人の懲戒処分を発表しました。県によりますと、今年1月に時津町内の遊技場で女性従業員のスカートの中を盗撮したとして逮捕・起訴された長与町立高田中学校教諭の椿隆博被告をきょう付で懲戒免職にしました。また、両親が亡くなった後5年3か月に渡り、不適正と知りながら扶養手当など総額124万余りを受け取っていた長崎市の小学校の事務主査を停職6か月と降任の懲戒処分としました。さらに、去年4月の県議選の公職選挙法違反事件で、逮捕され起訴猶予となった長崎市の小学校の事務職員を戒告としました。県教育委員会は相次いだ不祥事について謝罪し、今後、指導を強めていくとしています。

市役所不祥事29人処分

長崎市が不祥事に伴う職員の処分を発表しました。その数は、総勢29人に上っています。懲戒免職処分となったのは先月25日、長崎市で酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された北部環境センターの42才の男性職員です。また、担当していた協議会このほか、課の親睦会の会費を着服していた用地課の職員を戒告処分にするなど管理監督責任を含めた処分対象者は総勢29人に上っています。

佐世保同仁会殺人事件の初公判

movie動画 "佐世保同仁会病院の理事長を殺害した罪に問われた前の院長・友広慎吾被告(50)らの裁判員裁判が始まりました。検察側は、友広被告が犯行の翌日、自分の給料を月額300万円から500万円に引き上げたと主張しました。殺人の罪を裁く県内で2件目となる裁判員裁判。弁護側は、犯行に計画性はなかったと主張しました。午後1時すぎ、被告人2人を乗せたとみられる車が長崎地裁に到着。午後1時半、およそ60人が傍聴するなか、殺人の罪を裁く注目の裁判員裁判が始まりました。丸刈り頭で出廷した佐世保同仁会病院の前の院長兼理事長の友広慎吾被告50歳。起訴状によりますと、おととし6月、佐世保同仁会病院の理事長室で、理事長だった養母のハツヱさんに暴行。予備室で枇杷木紀明被告と共謀し、鼻と口を塞ぐなどして殺害したとされています。また、死因を「病死」とする死亡診断書を作成し、県警の検視を受けずにハツヱさんを火葬した罪にも問われています。検察の冒頭陳述の主張です。友広被告は、2008年9月、妻とともにハツヱさんと養子縁組。院長を務めていましたが、ハツヱさんの独断的な経営方針に不満を募らせていました。そして、おととし6月10日の午後2時半ごろ、理事長室で、ハツヱさんが職員4人の解雇と職員全員の賞与の引き下げ方針を伝達。友広被告を「院長としての力量がない」と叱責しました。友広被告は、「理事長、あなた自身がこの病院をダメにしているんですよ」「それがお分かりにならないんですか」と言い返し、2人とも、激昂して立ち上がります。友広被告は、「もう許してもらえない」と感じたといいます。友広被告は、ハツヱさんに近づき、腹を数回殴ったうえ、逃げようとしたハツヱさんの両肩を掴んで床に引き倒し、腹を踏みつけ、頭を数回蹴るなどの暴行に及びました。その後、ハツヱさんを予備室に運び、普段から仲が良かった枇杷木被告を呼び出します。友広被告は、枇杷木被告に「手足を押さえろ」と指示。自分は、鼻と口を両手で塞ぎ、死ぬと確信したあと、手を離して放置しました。友広被告は、犯行の翌日、理事長に就任し自らの給与を月額300万円から500万円に引き上げたほか、妻を理事に就任させ給与の月額を100万円と決定。また、口止め料として枇杷木被告の月給を5万円、賞与を10万円引き上げました。検察は、医療に対する信頼を損なう犯行と主張。一方、弁護側は「犯行は計画性がなく衝動的で突発的」「長年に渡ってハツヱさんから受けてきた理不尽な扱いが大きなストレスとなり、犯行の引き金となった」「財産を狙った犯行ではない」と主張しました。判決は29日に言い渡されます。"

高校生一万人署名岩手支部が発足

movie動画 18日、核兵器の廃絶を目指し署名活動を続ける高校生1万人署名活動の東北初の支部が岩手で発足しました。高校生1万人署名活動は14年前から全国で核廃絶を目指す署名を集め、毎年夏にジュネーブの国連欧州本部に届けています。これまで活動に携わった高校生は500人以上、集めた署名は69万人分を超えました。これまで東北での活動はありませんでしたが、去年夏、2人の高校生が活動に参加したことをきっかけに、岩手に支部ができました。岩手支部では今後、街頭などで署名を集め、8月にはヨーロッパに高校生を派遣したいとしています。

長崎市西町踏切ではねられ死亡

19日夜、長崎市の踏切で男性が列車にはねられ死亡しました。きのう午後7時半ごろ、長崎市の西町踏切で近くの無職甲田光男さん64歳が長与発長崎行きの普通列車にはねられ、亡くなりました。目撃者によりますと、甲田さんは、上りの列車が通過したあと、遮断機をくぐって線路内に入り、下りの列車にはねられたということです。この事故で、上下線9本が運休するなどおよそ2400人に影響が出ました。

長崎市新市立病院 安全祈願祭

長崎市の新しい市民病院の安全祈願祭が開かれました。安全祈願祭には、田上市長や工事関係者らおよそ90人が出席し、工事の無事を祈りました。長崎市の新しい市民病院は、現在の市民病院と、それに隣接する敷地に建設されます。地上8階、地下2階建てで病床数は513床。長崎市淵町の成人病センターと統合し、24時間対応の救命救急センターを新たに設けます。新しい市民病院は、再来年、隣接地の1期棟が開院し、2016年5月に全面開院する予定です。

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