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下着を見させる「女子高生クラブ」摘発 

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一斉摘発を受けた「女子高生見学クラブ」から保護される少女ら(共同)
一斉摘発を受けた「女子高生見学クラブ」から保護される少女ら(共同)

 警視庁は22日までに、労働基準法違反(年少者の危険有害業務の就業制限)の疑いで、男性客に下着をのぞき見させる「女子高生見学クラブ」4店舗を一斉に家宅捜索。18歳未満の少女を働かせていたとして同法違反容疑で、東京都江戸川区西小岩の「JK・ドリーム」店長久保淳容疑者(49)ら2人を逮捕した。

 警視庁によると、マジックミラー越しに制服姿の少女の下着をのぞき見させる女子高生見学クラブは昨年ごろから都内で増加。約10店舗が営業しているという。

 店で働く女子高生が衣服を着たままで、客を接待していなかったため、警視庁は風俗店には該当しないと判断、労基法を適用した。

 ほかに家宅捜索を受けたのは新宿区、渋谷区、千代田区の3店舗。警視庁は計32人の少女を保護し、うち24人が現役の女子高生だった。

 久保容疑者らの逮捕容疑は昨年6~7月、下着をのぞき見させる店舗で当時17歳だった高校3年の女子生徒2人をアルバイトとして働かせ、有害な業務に就かせた疑い。

 久保容疑者は「学生証で高校生と確認していた」と容疑を認めている。

 同容疑者の店舗には約80人の少女が在籍していたとみられ、時給は900円程度だったという。(共同)

 [2012年2月22日11時47分]


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