NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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仏軍艦　佐世保に親善訪問

フランス海軍のフリゲート艦が、２月２２日、親善訪問のため佐世保港に入港しました。
アメリカ軍以外の艦船が佐世保港に入港するのは、およそ３年ぶりです。
佐世保港に入港したのは南太平洋のフランス領ニューカレドニアを母港とするフランス海軍のフリゲート艦、「ヴァンデミエール」
（２８００トン）です。
ヴァンデミエールは、２２日午前９時すぎに佐世保港の立神岸壁に着岸しました。
佐世保港には、親善訪問と乗組員の休養のため訪れたということで、岸壁では、海上自衛隊の音楽隊などによる歓迎行事が行われ、出迎えた海上自衛隊佐世保地方総監部の重岡康弘幕僚長が「海上自衛隊との交流を通じて互いの理解と親交を深めたい。滞在中は、佐世保の街に出て、食と文化を堪能して下さい」と歓迎のことばを述べました。
これに対してヴァンデミエールのジャン・クリストフ・オリエリック艦長は、「今回の訪問は日本とフランスの関係のいっそうの強化につながるでしょう。フランス海軍としては震災後、初めての訪問となりますが、海上自衛隊の懸命な救援活動に感銘を受けました」とあいさつしました。
アメリカ軍以外の艦船が佐世保港に入港するのは、およそ３年ぶりで、フランス海軍としては、東日本大震災後、初めての日本訪問となります。
ヴァンデミエールは、２月２７日まで佐世保港に停泊し、その後、長崎近海で海上自衛隊の護衛艦と合同訓練を行うということです。

02月22日　12時08分

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