社会
2号機の注水量 元に戻す作業
(福島県)
福島第一原発の2号機で原子炉の温度計が故障した問題で、東京電力は昨夜から、増やしていた原子炉への注水量を元に戻す作業を始めた。第一原発2号機では、今月はじめ、原子炉圧力容器底にある1か所の温度計が異常に高い数値を示したため、原子炉への注水量を増やして監視を続けていた。
東京電力は、温度計の異常は「配線が断線した故障が原因」と断定して国に報告、国も「故障との評価は妥当」と認めている。
このため、東京電力は、原子炉への注水量を昨夜から段階的に減らす作業を始め、きょう午前5時現在の注水量は、これまでより4トン減って毎時13.8トンとなっている。
[ 2/20 13:24 福島中央テレビ]