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【放射能漏れ】福島第1原発沖で千倍のセシウム 昨年6月、米研究所調査 汚染は600キロ沖まで
2012.2.22 11:34
[放射能漏れ]
昨年6月に東京電力福島第1原発沖を調査した米ウッズホール海洋学研究所のチームは21日、事故前に比べて最大で約千倍の濃度のセシウム137を海水から検出したと、米ユタ州で開かれた海洋科学に関する会議で発表した。AP通信が報じた。
同研究所によると、70~100キロ沖が最も濃度が高く、汚染は約600キロ沖まで及んでいた。人の健康や海洋生物にすぐに影響するレベルではないとしている。
チームは原発から東方に約30~600キロ離れた太平洋で海水や魚、微生物を調査。採取した海水には事故前に比べ10~千倍高いレベルのセシウムが含まれていた。
検出されたセシウムの大部分は、大気中に放出されたものが降下したのではなく、原発から直接流れ出たと考えられるという。(共同)
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