2012/2/21
懸賞金がかかっている管理人?(爆)
写真の拡大はこれ。真ん中の変なおじさんが酔っ払いの管理人。何回も出していやなのですがね,初めての読者もいると思いますので。左がシスコさんの元召使で侍女のシェリー。右が元イルミナティ11位階「暗黒の母」のシスコさん。2008年ポートランドのモテルの前で。シスコさんは当時も今も命を狙われているのでベンツは防弾ガラス装備車だった。伝え聴くところによると昨年シスコさんは暗殺未遂に会い骨が粉々になったそうだ。シェリーはもう生きてはいないだろう。組織を抜けた侍女は皆殺される運命だから。シスコ・ウイラーさんはイルミナティの高位の家系に生まれた。彼女の曽祖父はアメリカの第18代大統領ユリシーズ・グラントである。彼女はイルミナティである父から,特別なマインド・コントロールを受けて,イルミナティの世界では第三位の位”Mothers-of-Darkness"「暗黒の母」という地位にいた人物である。この位は「サタンの花嫁」と呼ばれ”キリストを攻撃する反キリストの霊的軍隊をコントロールする”役目を担っていた。この地位の女性は世界に364名いるという。キャサリン・クールマン(キリスト教の病の癒しの伝道者を自称していた。アメリカではかなり有名だったが,癌で死亡)もその一人であったとシスコさんはいう。(注:キャサリン・クールマンのフリーメーソンの墓にはKが三つ刻まれているが,Kはアルファベットの11番目で11x3=33=メーソンの最高位階かと思っていたが,Mothers-of-Darknessの11位階であった)彼女の死後侍女はすべて殺されたという。(3.11の意味は下段 )
世界最高の意思決定機関にオカルト儀式がある 。 ここの記事は外部には絶対にもれない記事も含まれている。
シスコさんからX-DAYの正確な日にちを聞いたのでよせばいいのに英国まで飛びました 。こういうのを莫迦丸出しというそうだ。
このお方のように晩節を汚さず余計なお金は寄付し,月10万円で静かで穏やかで,そして豊かな生活を送ることだ。テレビでやっていましたね,このシーンを。奥さんが紙切り虫を朝見ていて何処かへ行っちゃった話を聞いている土光さん。土光さん曰く「紙切り虫はどこへ行っちゃったんだろう」と。奥さんは「紙切り虫だから紙を切ってどこかへ行っちゃったんでしょう」と。平和な光景ですね。この後,土光さんは「めざしもうない?」と質問し,奥さんはありますけど焼いたのはありませんが。梅干そこにありますけど,と梅干の入ったビンを指差す。つまり『余剰もなく不足もなく,必要なものだけがそこにあり,必要なだけ使う』 ということでしょう。これが人間を一番幸せにするのです。
一月10万円??多すぎてちゃんちゃら可笑しいと笑うのは管理人の長男夫婦......丹沢の麓に豪邸を構え月5万円しか女房に渡さないで優雅な生活を営んでいるそうだ。同棲時代は月3万円......。どうなっちゃっているんでしょうか?父である私が遊びに行ってもコーヒー一杯出てこない。ちなみに管理人は年金生活.....マー君とスー君の食費と乳酸菌などの薬で年に40万円,管理人は年に120万円だけ。それでジャガーの3000ccを乗っているし腕には100万円のカルティエ・サントス・ガルべが.....これもどうなちゃっているんでしょうかね?スーパーでウサギを飼っているのでと店長にいうといらない野菜沢山くれるよ。大根の葉っぱとかね。
大日本ドケチ教の吉本晴彦さんは大阪丸ビルのオーナーですが「もったいない,もったいない」がお経です。豪邸に住んでいて電気代がもったいないとのことで電気はすべて消して必要なときには懐中電灯を使う。でもですね「ケチとシブチン」は違うのですよ。シブチンは絶対に使わないので死に金....ケチは使うときは100億でもぽ〜んと使う。大富豪の人は連れがいるときにはタクシーに最初に乗らない.....連れを最初に乗せれば金払わないでええからね。ですから結婚相手は大富豪の娘さんがいいのです。安サラリーマンの娘は駄目ですよ。意味が分かるでしょ?
土光さんの経営指針から
1988 91才
昭和の終わりと共に、6月他界。
S17年 母(登美)がつくった女学校橘学園 のために、年収5千万円の殆どをつぎこんだ。
自宅50坪で、質素な生活。夫婦月10万で足りた。贅沢はしないですむ。贅沢にはしると文化は生まれない。
贅沢はしないですむ。贅沢にはしると文化は生まれない。4時起床、6時食事後テレビニュ-ス、7時出勤(管理人注 :バスと電車を乗り継いで)、18時夕食
人生に隠居はない。しかし若い人の邪魔をしないこと。
お経=法華経は、気持ちの区切り。
企業にとって、利潤は必要というのは哲学だ。でもその額と配分は、バランスが必要.....と。
1)利益というものを,人間の生き方の中心に置いた社会というものは必ず破滅する。
2)便利な生活というものを,最高の価値として,それだけをひたすら追いかけると冷酷非常な世の中になる。
3)世の中が乱れることの根本は,賢くなれといって頭のいいことを人間たることの第一の価値として強調することだ。
これは老荘の言葉です。心して生きられるよう。
PC猫としては面目躍如たるところを見せる機会がやっときたわけでもしDNSサーバー13台が吹っ飛ばされるとしたら. ......デジタル株券は跡形もなく消えうせ,銀行は閉鎖,つまり中央銀行も閉鎖されるので預金封鎖!......
気がついたら預金はゼロに,な〜んてことも頭に入れておいた方がいいにゃん 。
(アンダーラインをクリックじゃ)
脆弱なDNS
サイバー戦争と日本の危機・前編
サイバー戦争と日本の危機・後編
サイバー戦争はすでに起こっている
『ハッカー集団のAnonymous、「インターネットをダウンさせる」と予告ITmedia エンタープライズ 2月21日(火)8時1分配信
ハッカー集団Anonymousの名で、「3月31日にインターネットをダウンさせる」と予告する声明がインターネットに掲載された。これに対してセキュリティ企業では、攻撃は事実上不可能だと予想している。
Anonymousを名乗る声明では、この攻撃を「グローバルブラックアウト作戦」と命名。「SOPA(米国議会で審議されている海賊行為防止法案)、ウォール街、無責任な指導者そして銀行家に抗議するため」と称し、13あるインターネットのルートDNSサーバを3月31日にダウンさせると宣言した。
これによって「誰もドメイン名の参照ができなくなる。例えば“http://www.google.com ”と入力しても、エラーページが表示される」と声明は予告し、この状態は「1時間で終わるかもしれないし、数日に及ぶかもしれない」としている。標的とするDNSサーバのIPアドレスも公表し、攻撃に使うDDoS(大規模・分散型サービス妨害)ツールも用意したという。
一方、セキュリティコンサルティング企業のErrata Securityは「AnonymousのルートDNSサーバに対するDDoS攻撃は不可能」とする記事をブログに掲載した。この中で同社は、ルートDNSサーバのようなインターネットの重要リソースの場合、何か事があればすぐに多数の専門家が問題の解決に当たると解説、一時的に影響があったとしてもほとんどの人は気付かないだろうと指摘した。
さらに、13のルートDNSサーバ がそれぞれ別の組織によって運営されていることや、1つのIPアドレスへのトラフィックを別のローカルサーバに割り振る「Anycasting」が行われていることなど幾つもの理由を挙げ、「AnonymousがルートDNSサーバを全てダウンさせられる公算は小さい。多くの人が気付くかどうかも疑わしい」と結論付けている。
最終更新:2月21日(火)8時1分
ITmedia エンタープライズ』
文字をカバラ変換させると驚くべき数字がでてくる。157514763 =12=3 6番目の数字は4であり頭は15=4月15日を指しているのはなぜか。
『サイバー犯罪といえば、国際的な匿名ハッカー集団「Anonymous(アノニマス)」の名が、「ソニー事件」で大きく報じられた。発端は、11年1月に、米国のカリスマハッカーであるジョージ・ホッツ氏が、ソニー製のゲーム機「プレイステーション3」の改造ソフトを公表したことだった。ソニーはホッツ氏を米連邦地裁に提訴。これに対しアノニマスは「ゲーム機をハッキングするのは購入者の権利。ソニーは訴訟ではなく技術で対抗すべき」と反発。4月3日、ソニーへの攻撃を行うと宣言し、ソニーのサーバーが「DDoS攻撃」を受けた。さらに4月19日にはサーバーが不正に侵入され、約1億件の個人情報が盗み出された。』(下段のプレジデントの記事から)
今回のハッカー集団はソノトキヲ渇望しているイルミナティの集団だから気をつけて
インターネット崩壊序説
X-DAYはまた4月8日か?
株の世界的な戻りは売り逃げ?
カツ丼でも食って「世界に勝つ!」,これと後は生ビールと餃子とシナチクラーメンで最後の晩餐として完璧だ。鍋焼きうどんも一緒に食いたいが無理だろうな(爆)
そのまえにタンス預金はたっぷりと.....
インターネット崩壊
DNSサーバーの構築
IPとIPアドレス
この世界の13箇所にあるというルートサーバが同時間帯に1台残らず破壊されたら何が起こりますか?世の中にどんな影響を与えますか?
引用元
一般市民、国家、株価、世界情勢、各業界、いかなるジャンル、フェイズの回答でもかまいません。ただし現実的な回答を期待しています!よろしくお願いします。※バックアップだの冗長化だの含めて、全部破壊された場合です。
ルートではないDNSサーバのキャッシュで生きながらえる。(数日)
DNSサーバとメールサーバの負荷がえらい上がる。(解決しない負荷)
メールのキューがめっちゃたまる。
ルートサーバが壊れたことに気づけない。
社外からのメールが届かなくなって仕事が無くなる!と思ったら電話が鳴り止まない。
ルートサーバ壊れたんだったらしょうがないよね〜。
みたいな話をしながら飲んだくれる。でも酒すら飲めない環境になっているかも。
P2P的なネットワークでIP直接指定の通信が成り立つようなソフトウェアで通信が行われる。
IP直接指定で参照可能な2chのようなサイトでJPドメインは全て解決できるようなDBが作成される。
上記を元に分断されたネットワークから、ルートサーバVer2みたいなのが作られる。(たぶん2時間くらいで)
新たに構築されたルートサーバが数秒でDownするなどの高負荷が発生する。
しっかり想像すると色々なことが発生しそうな気がします。
今更ですが、回答が世の中への影響っぽくないような気がしました。
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id:zakkiver24
>ルートではないDNSサーバのキャッシュで生きながらえる。(数日)
これは私も同意見です。
>ルートサーバが壊れたことに気づけない。
どきっとする意見です!でもしかるべき機関から何かしらの発表があるような気もしますね。。。「不具合が発生しています」程度だとしても。。。
>新たに構築されたルートサーバが数秒でDownするなどの高負荷が発生する。
その後に何が発生するのか考えると、いろいろ想像力が鍛えられそうな気がします。
>今更ですが、回答が世の中への影響っぽくないような気がしました。
いえいえ、こういう感じの回答でいいです!
どうもありがとうございます!
2008/06/22 06:10:17
id:DickSmith No.2
DickSmith回答回数8ベストアンサー獲得回数02008/06/22 09:01:14
ポイント23pt
プロバイダへの問い合わせので電話回線が世界的にパンクして全ての通信が機能しなくなる。
プロバイダが自前のルートDNSを立ち上げてプロバイダで囲ったネットワークが生き残る。昔のパソコン通信の世界みたいに。
現実には速攻でルートDNSが再建されて混乱は数日だけになると思います。
ただ、ルートサーバーを全部同時に破壊する背景には偽ルートサーバーに置き換える目的があった場合はちょっと事情が変わるでしょうね。ルートサーバーに関係している人の口まで封じることができれば誰も気づかないということもあり得るかもしれませんね。
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id:zakkiver24
ご回答ありがとうございます。
破壊するよりも偽ルートサーバに置き換えたほうが良い(!?)というか現実的な悪さができるようですね。。。
いや、できませんけど。
2008/06/23 23:56:10
id:KuroNeko666 No.3
黒猫回答回数141ベストアンサー獲得回数22008/06/23 18:28:51
ポイント22pt
ルートDNS は IP Anycast で負荷分散されて、13箇所以上あったような…記憶違い?
DNS の世界では割と障害をだしてたりしますよね。
やれ逆引きの設定をミスった〜(JPRS)だの、動画サイトへのアクセスを遮断しようとして世界的にトラブった〜(パキスタン)だの…
さて。
世の中への影響という観点だと、かなりあくどい行為がなされる可能性がありますよね。
>ルートサーバが壊れたことに気づけない。
これを意図的に起こした人がいるという前提になってしまいますが…
そんな破壊ができたのであれば、代わりに偽ルートサーバを立てたりするような。
個人情報や重要パスワードをまるまる取得できますよね。
さらに、JPRS の復旧時間(直近だと一部逆引き障害の8時間)を見ると、周到に用意されていれば(どう用意するのか知らないけど)それなりに危なそう。
root は無条件で信用されてるので、銀行やら政府やらのメール見放題、ドメインを騙り放題、フィッシングし放題。
ドメイン .mil でフィッシングできれば、かなり重要なサイト情報が手に入るはず。
参考 http://www.e-ontap.com/internet/nagoya-u/
まぁ飽くまでも計画通りに壊せたら…の話ですが(^_^;
身近な影響だと、携帯電話でインターネット経由のメールが送れないですな。
ショートメールとかで代用?
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id:zakkiver24
ご回答ありがとうございます。
パキスタンのニュースは記憶に新しいですね。
やはり破壊しても誰も得はしませんね。
偽ルートサーバを立ててインターネットを支配したほうがいろいろ悪さができそうです。
もちろん私にはできませんが^^
2008/06/23 23:59:51
id:ken33jp No.4
ken33jp回答回数929ベストアンサー獲得回数132008/06/24 09:19:21
ポイント22pt
何もおこらない。
ニュースになるだけ。
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コメント(2件)
id:taknt
taknt 2008/06/22 05:37:45 Add Star
バックアップは DNSキャッシュサーバにもとられています。
これだと相当な数になるでしょうね。
重要なところは、ルートサーバーを使わなくていいように IPアドレスを直接指定しているかもしれません。
その場合は、影響がないです。
id:ttamo
たも 2008/06/22 20:31:27 Add Star
ほんの数カ所の障害でネットが機能不全になる、という話題なんだと思いますが、
めちゃくちゃセキュリティに気をつけてる DNS ルートサーバたちよりも
ふつーの ISP のルータのほうが実は問題だったりするかもしれませんね。
http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=05/10/08/0239233
以前に 2 ISP 間が断絶しただけで大騒ぎでしたし。
DNS がなくても接続はできる。でも接続が切れれば (当然) つながらない。
ドメインの考え方
シスコ・システムの対応策
マー君は警告する。イルミナティは事前にゲーム感覚でソノトキヲシラセル,と。
3.11だってそうだったね。3.11の意味ですがアルファベットの11番目はKですから3xK=KKK と考えるのは稚拙であり3x11=33=3+3=6=BSP社のイスラエルが犯人と考えるのが妥当だろうか。どうしてってあなたも勘が悪いですね。Kをカバラ転換すると2ですからKKK=222=六芒星/hexagramにどうしてもなるのです 。日本人は嘘つきですから誰も口を閉ざして言わないのです。3x2=6が嫌なら3+2=5でもいいのですよ。これはバッフォメット=hexagramですから。
上の記事にイルミナティ11位階のキャサリン・クールマンが出てくるでしょ。
彼女の墓にはKとKの上にKと書かれています。これはKKK=2+2+2=6でメーソンだったことを表している。ですから3.11はイルミナティとそのAgenture(代理人)が仕掛けた人工地震だったことがよく分かります 。
マー君の意見は続く参照
2011年7月某日アナログからデジタルへ移行するという意味は全ての電子化された株券などのデータがあっという間に突然消え財産を失うということを意味する。このときから2012年末にかけて渇望された計画が実行されるということだろう。
知人に聞いた話ですが,ICANNのroot DNSserver がぶっ飛ばされると世界中のインターネットの接続に問題が出るということです。世界では13組のDNS serverがあって,M root DNSは日本のWide Projectが運用責任を持っている。つまり世界中の取引所が閉鎖されるということでしょうか。つまり,ROOT DNSがやられると日本国内では, JPドメイン以外の接続が不可能になる。このROOT DNSを壊すのに核兵器は入りません。イーサネットの端子を抜けばいいとのことで,ありとあらゆる業界が壊滅することを意味する。(情報提供O氏) Ethernet Network interface cardを抜かれたらどうなる?1つのIPアドレスへのトラフィックを別のローカルサーバに割り振る「Anycasting」が行われているが13同時にぶっ飛ばしてこられたら終わりでしょう。株をもっている人は突然ホームレス?どうしてって......デジタル株券が消えてしまうことなのですよ。
以下はDNSを管理しているドメインのリスト。
A.ROOF-SERVERS.NET 元NSL.ISI.EDU
B.ROOT-SERVERS.NET 元C.PSI.NET
C.ROOT-SERVERS.NET 元TERP UMD
D.ROOT-SERVERS.NET 元NS.NASA.GOV
E.ROOT-SERVERS.NET 元NS.ISC.ORG
F.ROOT-SERVERS.NET 元NS.NIC.DDN.MIL
G.ROOT-SERVERS.NET 元AOS.ARL.ARMY.MIL
H.ROOT-SERVERS.NET 元NIC.NORDU.NET
I.ROOT-SERVERS.NET Operated by VERI SIGN.INC
J.ROOT-SERVERS.NET Operated by RIPE NCC
K.ROOT-SERVERS.NET Operated by ICANN
L.ROOT-SERVERS.NET Operated by WIDE
M.ROOT-SERVERS.NET End of File
計13組
「その日,ダビデの家とエルサレムの住民のために,罪と穢(けが)れを洗い清める一つの泉が開かれる...........剣よ,起きよ,わたしの羊飼いに立ち向かえ わたしの同僚であった男たちに立ち向かえと万軍の主は言われる。
羊飼いを撃て,羊の群れは散らされるがよい......。この地のどこでもこうなる,と主は言われる。三分の二は死に絶え,三分の一が残る。この三分の一を私は火に入れ 銀を精錬するように精錬し金を試すように試す。彼がわが名を呼べば,わたしは彼に答え「彼こそわたしの民」と言い 彼は,「主こそわたしの神」と答えるであろう,と<ゼカリア書第13章 >。
米国は、13という数字と密接にかかわっている。
□ 最初の植民地の数は13であった。
□ 独立宣言の署名者は13人であった。
□ 米国国旗のストライプは13本である。
□ 1ドル札のANNUIT COEPTISは13文字。
□ 1ドル札及び米国国璽に記された文字E PLURIBUS UNUMは13文字。
□ 1ドル札の鷲の上にある星の数は13個。
□ 鷲の前にある盾のストライプは13本。
□ 鷲がつかんでいるオリーブの枝の葉は13枚。
□ 13個の果実と、13本の矢。
□ 第二次世界大戦後にGHQに接収された巣鴨拘置所に設置された絞首台の階段は13段。
□ 連邦準備制度が設立されたのが1913年。
サイバー犯罪〜「安価なスパイ」が弄ぶ丸腰・日本の危機
プレジデント 2月21日(火)13時59分配信
サイバー犯罪〜「安価なスパイ」が弄ぶ丸腰・日本の危機
各国は「サイバー戦争」への対応を進めるが……。
情報を完全に守りきることはできない。それは現実と同じだ。現実と異なるのが、「攻撃者」が圧倒的に優位で、野放しになっている点だ。「被害者」は批判を恐れ、事実を伏せる。それが新たな攻撃を呼ぶ──。
ソニー、三菱重工、衆参両院、在外公館……。この1年だけでも、企業から政府機関に至るまで、あらゆる組織がサイバー犯罪の被害にあった。しかしこれらは氷山の一角にすぎない。衆議院事務局の不正アクセス事件でも調査を行ったラックの西本逸郎最高技術責任者は、「これまでに調査した企業のうち、約半数は不正侵入者が内部を牛耳っていたようだった」と話す。
「クレジットカード情報の流出事件で企業の内部を調査すると、カード情報を盗み取る前に、すでに別の人間が不正侵入していたことがわかります。それが約半数。カード情報を盗めば、痕跡が残る。しかしそれ以前の侵入には痕跡が残されていない。目的ははっきりしませんが、企業内を監視する『スパイ行為』を行っていた疑いが強い」
これまでサイバー犯罪は、自己顕示や金儲けが目的だった。目的が明確であれば対処もしやすい。しかしその陰で目的不明のハッカーが暗躍している。
そもそもハッカーとはコンピュータの仕組みや構造に熟知した人間のことを指す。その豊富な知識を利用してパソコンなどに不正侵入することを「ハッキング(またはクラッキング)」と呼ぶ。ハッキングではコンピュータの「脆弱性(セキュリティの穴)」が狙われる。そのときの道具が「ウイルス」や「マルウエア」と呼ばれる悪意のあるプログラムである。
世界ではじめてのウイルスは、1986年にパキスタンのプログラマーが作った「ブレイン」だといわれる。これはフロッピーディスクを介して感染するウイルスで、不正コピーの警告が目的だった。以後、さまざまな種類のウイルスが出回るが、いずれも作成の動機は自己顕示や好奇心、怨恨であり、「感染させること」が目的だった。
こうした状況は2004年ごろの「ボットネット」の出現で一変する。ボットネットとはウイルスに感染した大量のパソコンを遠隔操作するシステムだ。ハッカーたちはメールの添付ファイルなどを通じてウイルスを感染させ、数百万台ものパソコンを「ボット」に仕立てる。そうしたパソコンを使って、アクセスを集中させて標的のサービスを妨害する「DDoS(ディードス)攻撃」や、大量の迷惑メールを転送する「スパム送信」などを行う。
ボットネットの「サービス」はさまざまな「裏市場」で販売されている。セキュリティソフト会社のジーデータによると、1時間の「DDoS攻撃」が1000〜1万5000円、100万通の「スパム送信」が3万〜8万円で取引された。収益はすさまじい。11年11月には、米連邦捜査局などが、エストニア人6人によるハッカー集団を逮捕した。容疑者らは400万台のボットを使い、5年間で1400万ドルを稼いでいたという。ボットネットの登場で、ハッキングはカネを稼げる行為に変質した。 NTTデータ先端技術の辻伸弘氏は話す。
「金銭が目的になってから、犯罪組織の進出が目立つようになりました。世界的な不況を背景に、優秀なプログラマーが犯罪組織に取り込まれています」
「市場化」の進展で、ボットネットをめぐる価格競争すら起きている。ジーデータの瀧本往人執行役員は話す。
「8月に発見された『アルディ・ボット』は、ドイツや米国でチェーン展開している量販店『アルディ』の名を借りたものです。同店は『高品質で驚くほどの価値』を売り物にしていて、このボットネットも5ユーロという破格値で売り出されていました」
そしてボットネットによる被害はなかなか表に出てこない。サイバーディフェンス研究所の福森大喜氏は話す。
「企業はサイバー犯罪の被害を公表したがらない。そこにつけ込む隙ができる。『DDoS攻撃』では最悪でもサーバーをダウンさせることしかできませんが、完全に防ぐ方法もない。ネットサービスではサーバーのダウンは致命的な信用低下を招くため、攻撃者の脅迫に屈するケースもあるようです」
ボット化されるパソコンは増え続けている。背景にあるのが、簡単にウイルスを作成できる「ツールキット」の普及だ。裏市場では、さまざまな種類のツールキットが販売されていて、選択肢を選ぶだけで、思い通りの機能をもった亜種が作れる。一方、ウイルス対策ソフトは、新種ウイルスが見つかるたびに、「パターン・ファイル」にその特徴を書き加えてきた。しかし亜種の大量発生でパターン・ファイルが肥大化。「動作が重い」として、対策ソフトの起動や更新が避けられる一因にもなってきた。
シマンテックの「インターネットセキュリティ脅威レポート」によると、ウイルスの種類は04年から増え始め、10年には1000万種を超えた。同社シニアマネージャの米澤一樹氏は「09年から10年にかけて、ツールキットとボットネットという(裏市場の)『周辺産業』が育ってきた」という。
ジーデータの瀧本氏は話す。
「かつてマルウェアはプログラマーの数しかなかった。それがこの数年で急増している。開発者たちは見つかった脆弱性には早急に対応しているが、常に最新版を使っているような意識の高いユーザーばかりではない。ウイルス対策ソフトですら、更新がされず、正しく使われていないケースが見られる」
利用者の意識の向上は重要だ。ただネットワークは、どこか一つが破られれば、致命的な結果を招く。 人間が扱う限り、絶対はない。一方、攻撃者は海外にいて、摘発される恐れは小さい。攻める側が圧倒的に有利で、守る側はミスをすれば厳しい責任追及を受ける。
■標的型は100万分の1。発信元はロシア、中国
サイバー犯罪といえば、国際的な匿名ハッカー集団「Anonymous(アノニマス)」の名が、「ソニー事件」で大きく報じられた。 発端は、11年1月に、米国のカリスマハッカーであるジョージ・ホッツ氏が、ソニー製のゲーム機「プレイステーション3」の改造ソフトを公表したことだった。ソニーはホッツ氏を米連邦地裁に提訴。これに対しアノニマスは「ゲーム機をハッキングするのは購入者の権利。ソニーは訴訟ではなく技術で対抗すべき」と反発。4月3日、ソニーへの攻撃を行うと宣言し、ソニーのサーバーが「DDoS攻撃」を受けた。さらに4月19日にはサーバーが不正に侵入され、約1億件の個人情報が盗み出された。
多くの犯罪と同じく、サイバー犯罪でも犯行を公表する人間は稀だ。アノニマスのケースも、極めて特殊だ。実際、アノニマスは2つの事件のうち、後者の個人情報流出は関与を否定している。メンバーに接触した経験をもつNTTデータ先端技術の辻氏は話す。
「アノニマスは不正侵入など違法性のある抗議行動だけでなく、デモなどの合法的な活動を行うメンバーもいて一括りにはできません。11年2月に米国のセキュリティ会社のトップを攻撃し、パスワードやメールを盗んでいますが、それ以前は個人情報漏洩には関わらなかった。彼らは『公表している我々ではなく、公開されていない事実を恐れるべきだ』とも発言しています」
犯人捜しはあまり意味がない。ソニーの事例から学ぶべきことは、標的になった組織は情報流出を免れないという事実だ。サイバー犯罪全体でも、「標的型攻撃」と呼ばれる巧妙かつ執拗な手口が増えている。その多くは攻撃者も被害者も事実を公表しないため、水面下に隠れている。冒頭に紹介したスパイ行為も、標的型だとみられる。
具体例を紹介しよう。11年10月、警察庁は三菱重工など防衛関連企業が受けた標的型攻撃に関連して、実際に送信された攻撃メールの例を公表した。警察庁の解析によれば、攻撃者は、まず標的とする事業者の関係者のパソコンを狙った。そして関係者が事業者にメールを送った約10時間後に、そのメールの大半を引用した攻撃メールを送信していた。メールの文面をみれば、攻撃者は日本語が堪能で、組織の内部事情にも詳しいことがわかる。
全世界で1100万人のユーザーをもつ「シマンテック・ドット・クラウド」の収集データによれば、流通するメールの74.2%がスパムで、235通に1通の割合でマルウエアが含まれる。大半はボットネット構築用だが、ウイルス添付の5000通に1通、全体では100万通に1通は標的型攻撃のメールだ。同社のシニアアナリスト、マーティン・リー氏は話す。
「マスをターゲットに大量送信されるスパムとは違い、標的型は特定個人の興味を調べ上げている。またツールキットに頼らず、高い技術をもった人間がオーダーメードで作っている。高度かつ数が少ないため、検知が難しい」
誰が、何の目的で行うのか。リー氏は彼らを「ギャング」と呼び、アジアと東欧にいる可能性を示唆する。そこには中国とロシアという大国がある。
「メールの発信時刻を分析すると、規則性がみえる。朝9時ごろから『仕事』を始め、ランチブレークを取り、午後にピークがきて、夜になると『帰宅』する。時間帯を考えると、それはアジア地域と東欧地域にあたる」
ラックの西本氏も攻撃者が「勤務」している様子を感じると話す。
「活動時間や潜入後の動きをみていると、仕事として淡々とやっているように感じます。金目的の攻撃者は、血眼になって個人情報を探す。目的不明の攻撃者は、侵入された企業が騒ぎ出さないように、個人情報には触らない。専門家の間では07年ごろから『スパイ行為』の発生が知られていました」
こうしたサイバー攻撃では、物理的な被害が生じることもある。
08年にスペインで民間航空機が離陸に失敗、乗客乗員154人が死亡する事故が起きた。事故原因は、フラップを展開せずに離陸を試みたことだとみられるが、離陸時に安全装置が働かなかったこともわかっている。この安全装置が不能だった原因として、航空会社の制御コンピュータがウイルスに感染していたことが疑われている。
また10年9月にはイランでウラン濃縮用の遠心分離機約8400台が稼働不能に陥るという事故があった。これは遠心分離機の制御網が「スタックスネット」と呼ばれるウイルスに乗っ取られたことが原因とみられている。スタックスネットは、ウインドウズにおける未知の4つのバグを利用したウイルスで、インターネット経由だけでなく、USBメモリ経由でも感染する。イランの制御網もネットには繋がっていなかった。産業用システムに詳しい人物が多数関与したうえで、作成には数カ月から数年を要するという高度なウイルスだ。
その後、11年10月にはスタックスネットによく似た新種のウイルス「ドゥークー」がみつかっている。構造などからスタックスネットを作成したグループによって書かれたプログラムだとみられるが、このウイルスは個人情報を盗み出したうえで、30日目に自動的に消滅するという特徴があり、調査が難しい。シマンテックの米澤氏は「ドゥークーの目的はまだわかっていない」と話す。
「非常に高度なプログラムです。国家機関もしくはそれに準ずる組織が作成したものだとみられています」
各国は「サイバー戦争」への準備を進めつつある。米国は10年に「サイバーコマンド」を設置。サイバー空間を陸、海、空、宇宙に次ぐ「第5の戦場」と位置づけた。10年10月には3度目となる演習「サイバーストーム3」を実施。国防総省、連邦捜査局など政府機関のほか、電力会社や銀行などの重要インフラ企業やセキュリティ対策企業が参加した。
中国は00年前後から「網軍」と呼ばれる専門部隊を育成。さらに数万人規模で「愛国ハッカー」と呼ばれる民間人を動員できるとみられている。
日本は08年に「自衛隊指揮通信システム隊」を設置。この部隊は自衛隊のシステム防衛が目的で、規模は約150人と小さい。12年度には「サイバー空間防衛隊(仮称)」を新設する計画もあったが、先送りになった。
■予算は米国の1割程度。舐められている日本
国家機関による諜報戦が繰り広げられるなかで、個人にできることはあるか。不用意に添付ファイルを開かない。最新版のソフトを使う。パスワードを使い回さない──。いずれも重要な対策だ。だが人間はミスを犯す。サイバーディフェンス研究所の福森氏はいう。
「完全に守りきることは不可能。またセキュリティを厳しくすれば、利便性が犠牲になる。流出を覚悟したうえで、情報を仕分けることが必要です」
加えて福森氏はフェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への注意を促す。
「攻撃者にとってSNSは非常に有用。効果的な『なりすまし』の対象は、SNS上のやり取りをみればすぐにわかる。私は攻撃のきっかけを与えることになるので利用していません」
技術的な方法ではなく、メールやSNSの内容から、標的の穴を探す行為は「ソーシャル・エンジニアリング」と呼ばれる。標的型攻撃の増加は、誰もがメールやSNSを使うようになったことと深く関係している。つまりネットを介したスパイ行為でも十分に情報が取れるようになったのだ。警察庁は、ネットを通じて機密情報を盗むことを「サイバーインテリジェンス」と呼び、「最も安全で安価なスパイ」として注意を呼びかけている。
被害拡大を防ぐには、「恥」の意識を捨て、組織同士が被害情報を共有することが重要だ。日本でも各機関が情報共有の態勢づくりを進めている。
警察庁は01年に専門部隊「サイバーフォース」を設置。04年からは電力や交通などを中心に24時間体制で攻撃監視を行う。また11年8月には「サイバーインテリジェンス情報共有ネットワーク」を構築。日本の基幹産業を担う約4000社と情報共有を進める。経済産業省では11年10月に「サイバー情報共有イニシアティブ」を発足させ、三菱重工や東芝など重要インフラ機器の製造業者を中心に情報共有を図る。
各種施策のまとめ役は内閣官房にある「情報セキュリティセンター(NISC)」である。副センター長の占部浩一郎氏は「複数の組織が並行して進めたほうが強い」と話す。
「情報セキュリティはあらゆる領域に関わるため、どこかに固めることはできない。情報共有でも、広く共有すべきものと共有相手を絞るべきものがある。わかりづらいとの指摘があることは理解しているが、ひとつの組織でカバーできると考えないほうがいい。また政府の力だけでは不十分だ。日本のセキュリティ産業全体を振興し、人材の厚みをつくることも欠かせない」
NISCの役割はあくまで政府内の調整である。それは幹部の出身母体をみれば明らかだ。センター長(内閣官房副長官補)の櫻井修一氏は防衛省、2名の副センター長(内閣審議官)は種谷良二氏が警察庁、占部氏が経産省の出身である。米国が大統領府に「サイバーセキュリティ調整官」を置き、マイクロソフトの最高セキュリティ責任者を務めたハワード・シュミット氏を招聘していることに比べれば、リーダーシップは弱い。
関連予算も少ない。米国は07年度から10年度にかけて約9割の増額だが、日本は逆に4割の減額。総額では米国のわずか13%だ。
法制度に関しても、日本は「丸腰」に近い 。現行法では、ハッカーと同じ手順で攻撃元を辿る行為は「不正侵入」になる。 合法的に調べるには、国際機関や各国当局への照会を繰り返す必要がある。また現地警察の協力が得られず、進展しないケースもある。サイバーディフェンス研究所の福森氏はいう。
「捜査が進まないのは、おそらく国家機関などが攻撃元だからです。サイバー犯罪には国際的な法制度がない。このため諸外国では不正侵入には不正侵入で対抗しています。各国のサイバー軍も、その流れにあるものです」
ラックの西本氏は「日本は海外のハッカーに舐められている 」と憤る。
「現行の法制度では、追跡調査もままなりません。政府には攻撃者の先手を打つような調査に取り組んでほしい。残念ながら、そのための議論すら行われたことがないのが現状です」
拍手が少ないとカバ主人は悲しいのです。どんどん拍手するべし。少ないとブログやめるかも(笑)豚もおだてりゃ木に登るじゃなくてカバもですよ!!ブログのアクセスは何回アクセスしても一人一日一回ですがね、拍手は無制限になっているのですよ,じつわ。拍手は一億回くらいほしいな,とマー君とスー君も言っています。
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2012/2/20
虹は色の数がいくつか?
祖父がソロモン・ロスチャイルドのヒトラーが愛したワグナーのニーベルンゲンの指輪=虹=ナチスの赤・青名簿計画に一致する。
ペルガモの祭壇
http://megalodon.jp/2009-0127-2215-05/angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/115.html
オペラにおける指輪
米国内に準備される強制収容所
投稿者 丸山 日時 2002 年 1 月 14 日 15:59:19:
「アメリカ版ホロコーストがやってくる」
「コンタクト」(一九九八年三月二十四日号)
編集記 長年の間、ハットン司令は、コンタクト誌の読者に、「新世界秩序」の強制に従わない生意気な市民たちを抑留するための收容キャンプが、隠密裡にアメリカ国内の各所で建設されていると、警告してきた。私たちは今から読もうとするこの報告書を確証することはできないが、それが、私たちがあなたたち読者と長年に渡って共有してきた情報と大いに一致することに気づいてもらいたい。
一九九八年三月二十一日
アル・オーヴァーホルト博士
一九九七年の春に、先輩編集者のイアン・ステュアート教授は、「新世界秩序」の工作員によるきたるべき迫害について、シーさんが直接見聞きしたことに関して話し合うために、彼に会いに行つた。「シーさん」というのは仮名である(本名は分かつているが)。
シーさんは、写真や記事や手紙でいつぱいの七インチの厚さのカバンを持つてやつてきた。彼は、アメリカを破壊し、奴隸化せんとする「新世界秩序」の画策について、驚くべき情報を明らかにした。
以下は、シーさんの所見である。しかし、まずは、彼の人々となりを見てみよう。
シーさんは、敬虔なクリスチャンで、元は統合参謀本部および国防総省の検査官だつた。陸軍省に三十一年間勤務し、空軍参謀本部での二年も含めて、国防総省に九年間勤めた。彼は、統合勳功メダルは言うまでもなく、青銅星章、紫心章、国防勳功メダル、3つの統合軍勳章受賞メダル、そしてすべてのベトナム勳章の保有者である。彼は、数年前に退職し、民間国防局長官メダルを受けた。彼は、世界四大陸三十一ヶ国に行つたことがあり、五ヶ国語を話す。
シーさんは、反「新世界秩序」の人々をどう扱うかについての、政府のアメリカ版ホロコースト計画のことを語つてくれた。彼は、アメリカ人を抑留し処刑するための施設の基礎が既に出来上がつている、といつた。そして、その場所についても、写真などを交えて、疑いようもなく示してくれた。
「基礎設備はもう出来上がつている。少なくとも国内には一三〇の強制收容所がある。これらの強制收容所は、今なお国内にいたる所で作られている。これらは何の活動もしていないように擬装されているが、鉄条網や、ヘリコプター用の吹き流しのような妙な設備を備えている。
それらのほとんどは、主要道路や鉄道に隣接した、補給戦略上、有利な位置にある。」
「国中の僻地に点在するこれらの施設は、抵抗者や反体制派を処分するための『ガス室を完備した』強制收容所として完成されつつある。大まかに言うと、それらの施設は、『新世界秩序』に同調的でない反体制派を收容するために建設されている。抵抗者とは、自らの武器を手離すことを拒否する銃器保有者たちである。反体制派とは、キリスト教徒や、愛国者や、憲法主義者たちのことである。これらの收容所は完成している。私は、この目で見てきた。」
「一九九四年八月六日、私は、インディアナ州インデアナポリス、ビーチ・グローブのアムトラック鉄道車輛修理施設を見てきた。この施設には、百二十九エーカーの敷地に、少なくとも十の保修棟がある。二重になつたフェンスは、内向きに忍返しがつけられている。いくつかの建物の窓は煉瓦で塞がれていた。」
「故に、あなたは、アムトラックの保修棟が、レベル3の警備状態にあることが分かるだろう。」
「そこには、時速二十五ノットで飛行中のヘリのための吹き流しが3つある。普通、農薬撒布用ヘリが使用するのは、十ノットの吹き流しである。国家保安局型の高度警備の回転検門口があり、二十四時間稼動の警備用高密度照明設備がある。コンテナ車輛用の建物(ガス室)の塀には、特殊な『赤/青区域』の印がつけられている。これは、一九九六年の六月から七月にかけて表面化した『赤/青名簿計画』に対応する。」「戒厳令の下では、これは死の收容所となるであろう。彼らは、「赤」と「青」の範疇の人々を取り扱いさえすればいいのである。このコンテナ車輛用の設備は、処刑のために使われるであらう。
「建物のうちの一つは、コンテナ車輛が優に四台入る大きさである。建物の上には、コンテナ車輛を薫蒸消毒した後でガスを排出するための強制排気孔がある。すべての建物には、六インチのガスパイプが新たに備えつけられている。そして、すべての鉄道車輛收容棟には、煖房爐が備えつけられている。
「この写真がとられた一九九四年八月以降、連邦緊急管理庁は、その建物の壁や屋根を気密化するため、六百万ドルを割り当ててきた。戒厳令の下では、この施設は、直ちに、SS型の「最終的解決」ガス室として使われうる。
「一九九五年一月二十七日、インディアナポリスニュースは、『ビーチ・グローヴのアムトラックで二百十二人一斉解雇』という見出しの記事を載せた。『保修センターで今日、百七十人の解雇』 なぜ、六百万ドルもの新設備投資をして、二百十二人もの人を解雇するのか。なぜなら、最終的処刑執行者には、非アメリカ人が予定されているからだ。このようにして、二百十二人分のポストには、非アメリカ人が補充されるだろう。
「彼らは、この『カポ』役に外国人を雇うつもりだ。『主任』という意味のイタリイ語である。カポとは、ダッハウやヨーロッパ中の他のナチスの火葬場で、SSの屠殺人たちのために、実際に多くのユダヤ人たちを殺した、信用のおける囚人につけられたニックネームである。」
「また、このニュースの記事は『この保修場は、ワシントンDCや他の都市部から、私有車輛、おそらくは地下鉄車輛の修理を請け負うことができるだろう。』と書いている。このような私有車輛の『修理』とは、死の車輛の動かぬ証拠だ。
「記事は続く。『去年の終り頃、合衆国連邦議会は、アムトラック保修場に、巨大な格納庫の屋根や壁の補修に、五百九十五万ドル使うように命令した。これらの建物は、密閑化されてきた。それらは、完全に気密化されているのである。この設備は、新しく備えつけられた『煖房爐』を通過した気体を、すべての建物に送り込めるように設計されている。」
次にシーさんは、「赤/青名簿」が何を意味するのかを詳しく述べてくれた。
「『赤名簿』は、戒厳令の強制準備開始前に、逮捕・処刑される予定の人々の名簿である。『青名簿』もまた、処刑予定者の名簿であるが、戒厳令施行後、六週間以内に処刑される予定の者たちの名簿である。どちらの処刑者名簿についても、減刑は全く予定されていない。」
「もしあなたが赤の方の名簿に載せられたら、彼らは午前四時頃あなたを家から連れ出し、黒いバンで、ヘリコプターが待ち合わせている中継地点まで、あなたを運ぶだろう。そこであなたは、全身真黒に塗装され何の標識もつけていない、航空法などお構いなしに飛び回る、六十四人乗りのCH四七チヌーク(?)ヘリコプターに乗せられるだろう。」
管理人注:
「国民は赤,青,白,黄,黒に分類される 。それに先立つ6週間前に赤(クリスチャン)は逮捕され即座に処刑(ギロチン)される。青はその6週間後に逮捕拘留されCAMPに収監され,矯正教育を受けるがNWO(統一政府・新世界秩序)に従わず獣の刻印666を受けない者は殺される。白は12歳以下の子どもで箱型の住居に収監され666の刻印を付けた両親とはその屋上でしか会うことは出来ない。両親はBreeder(飼育者)と呼ばれる。子ども達は新しい世界の役人として教育される。黄は13〜20歳の者でやはりNWOの警察か軍隊に所属させられる。黒は50歳以上の成人で直ちに殺される。これらの殺戮には毒ガスとギロチンが使われる。この間,アメリカ軍はほとんど外国に行っており,国連(UN)軍がアメリカに駐留する。国連軍はロシア,中国,ドイツ,日本,中米などの200,000人の軍隊で構成される。米国はNation(国)ではなくCorporation(会社という集合体)なのであり,それは英国(ロスチャイルド)が筆頭株主でCEO,ロックフェラーがCFOというわけだ」
2008年一月オレゴン州ポートランドのCoffeeCreekにあるFEMA CAMP内を強行突破するシェリー(シスコさんの元召使)。右がシスコ女史。
近くにここの施設が「Child Development Center」と書かれた看板があったが周りには有刺鉄線が張り巡らされている
FEMA CAMP外観。もう全米では1986年以来おそらく2000近いCAMPがあのブッシュ政権時の副大統領ディック・チェイ二ーの会社「ハリバートン」によって議会承認のもとに建設されている。この周辺に貸し倉庫があった。シスコさんによると国連軍の武器・弾薬が隠されているという。また窓のない巨大な倉庫も多くありそれらも収容所として使われるそうだ。ポートランド市内のハイウエイにはUN POLICE(国連警察)が違反切符を切っている現場も目撃した。道路には米国国旗の半旗が多く見られた。
CAMPに隣接する未使用の鉄道。アウシュビッツと全く同じでソノトキガキタトキにはAMTRAKで輸送する。その後シェリダンの刑務所に服役中のフリッツ・スプリングマイヤーに会いに行く途中実に気持ちの悪い男性だけの修道院に立ち寄った。
アウシュビッツ形式に今ひとつ納得できなかったが,英国である人に会いそれはDVD・German Black Intelligence(Deutsche Verteidigungs Dienst)が真の黒幕であることを知った。
拙稿:ユーロ危機は予定されていた参照
『1948年5月7日から10日にかけてのハーグ会議は1942年のNAZIによるマーストリヒト条約のたたき台によるものである。』
「そして彼らは、あなたを三十八都市のうちの一つに空輸し、そこであなたは、ボーイング七四七か、七三七か、七二七に乗せられるだろう。あなたは、臨時收容所へ直接連れていかれるかも知れない。そして、あなたが赤リストに載せられているのなら、あなたは赤キャンプへと送られ、そこで処刑されるだろう。
「ある時点で、戒厳令が施行されるだろう。戒厳令下では、陪審員による裁判を受けるための人身保護令状制度が停止される。裁判所に行く代わりに、あなたは、ある一定の期間投獄される。)『戒厳令の口実となるような極度の欠乏状態が何かの危機が発生するだろう。』青名簿の人々は、この時点で拉致されることになつている。この時点で、合衆国は十の区域に分割されることになる。それは、連邦緊急管理庁によつて既に計画されている。」
「例の黒いヘリコプターは、その任務執行中、攜帶電話からテレビまで、あらゆる周波数域の電波を妨碍することのできる装置を使つていることが明らかにされてきた。注意して下さい。あなたに対して何らかの行動がとられるときは、その少し前から、あなたの攜帶電話は妨碍されてしまつているということです。」
「一九九六年六月、連邦捜査局のある職員が、CIAの友人から、その地方の青名簿を入手した。そこには彼の名前が書いてあつた。そして、ヴァージニア州内の彼の知人の名もいくつかあつた。その地方の青リストには、これらの人々は、戒厳令発令後六週間以内に拉致される予定だと書いてあつた。」
「これは、ナチスの赤/青名簿計画にぴたりと一致する。このナチの平行的計画は、一九九六年ハインツ・ホーネによつて書かれた『ナチSSの物語 死者の順序』の中に載つている 。(私は、この本を読んで、ジャック・マックラムに送つた。)」
「『そんなこと起こりつこない。』という人もいるだろう。しかし、既に国内で待機しているソ連の部隊三十万人が、人々から銃を取り上げることに成功したならば、十分あり得ることなのである。銃を持つ人間を追放することがポイントとなる。ミリシアを悪者にし、銃を悪者にして、誰も銃を持てないようにするつもりなのだ。一旦銃を取り上げられてしまえば、あなたは彼らの物となつてしまうだろう。あなたの家の扉が、主の御使いによつて守られていない限りは、そうなつてしまうだろう。」
「実際に誰が拉致工作をやるのだろうか。それは、外国の警官たち、すなわち国連安全保障軍(注1)である。すでに三十以上もの外国軍隊の基地が、国連の旗の下に、アメリカ国内に建設されている 。いずれも特命を受けた連邦政府高官の諒解に基づくものである。これらの基地には、ロシア、ポーランド、ドイツ、ベルギー、トルコ、イギリス、ニカラグア、そしてアジア各国からの百万人以上もの部隊が、既に配置されている。」「なぜ彼らが合衆国にいるのか。彼らは、私たちの軍隊たる、二十四州の現役・予備役の各州兵隊と違つて、海外から連れてこられている。彼らは、その時が来たならば、アメリカ市民に何のためらいもなく発砲することができるだろう。」
「ミシシッピ州ガルフポートの近郊には、二千以上ものロシアの戦車やトラックや化学戦用車輛が待機している 。(管理人注:現在のグルジアにおける米軍の行動がいかに「やらせ」であるのか理解出来るでしょう)それらは、一九九四年一月から、そこに集結し始めた。」
「ライリー基地には百八十人の外国人部隊がいることが、ある准将によつて確認されている。一九九五年十二月十三日には、三百人ものロシア人部隊が、白いロシア製の輸送機に乗つて、アラバマ州バーミンガムにやつてきた。」
「一九九五年の時点で、一万人強の外国人部隊が、二万人抑留の準備のため、アーカンソー州のチャフィー基地に駐屯していたと報告されている。」
「また、一九九五年、合衆国陸軍の中継地点であるルイジアナ州ポーク基地には、ロシアや東欧の部隊が、国連の旗の下に配置された。(これについて質問されたとき、ポーク基地を統轄する下院議員の立法補査官は、答えた。『はい、彼らは広域合同演習のためそこにいました。そして、国連の旗が翻っていました。今もなお、いくらかの部隊が残留しているかもしれません。』)」
「アバディーン・プロヴィング・グラウンズ(演習場?)には、多数のロシア軍戦車が来ている。ある下士官は、それらを修理し続けてきたと、父親に話した。」
「これに類することが、国中で起こつている。ニューメキシコのホロマン空軍基地には、ドイツ人部隊がいる。オハイオのライト・パターソン空軍基地にも、テキサスのフッド基地にも、ドイツ人部隊がいる。カリフォルニア州のロングビーチ海軍基地には、中国人部隊がいることが知られている。」「侵掠部隊が姿を現わすのは、何か遠い未来の出来事などというわけではない。彼らは既にここにいるのだ。戒厳令が敷かれたときには、これらの国連外国人部隊は、国中を取り締まり、『新世界秩序』の計画を実行するだろう。」
「神は、警告を発している。これらのことが起こるまで、そう長くはない。主に従う人々は、可能な限りの方法で、これに備えなければならない。恐れることはない。今は、祈りの時であり、備えの時である。失われた楽園への信仰を共にする時である。」「私たちは、常に、エフェソ人への手紙、第六章の十二を思い起こさなければならない。
『私たちの戦いは、血肉を備えた物理的存在に対してのものではない。それは、この世の闇の支配者の国や権力に対するものである。それは、高次元での、邪悪な霊に対する戦いである。』」
(注1)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/08/10 11:23 UTC 版)
国連軍(こくれんぐん)は、本来、国際連合安全保障理事会(安保理)の決議によって組織された国際連合の指揮に服する軍隊を指す。しかし、正規の国連軍が過去において組織されたことがないため、一般に、「国連軍」と呼んだ場合は、国際連合安全保障理事会決議に基づいてそれぞれの国が各々の指揮下に派遣する平和維持軍や停戦監視団を指すことが多い。正式名称は、国際連合軍。英語表記ではUnited Nations force。
国際連合憲章第42条で、安全保障理事会は国際の平和と安全を維持または回復するために必要な行動をとることができると規定されている。国際連合憲章第43条に従ってあらかじめ安全保障理事会と協定を結んでいる国際連合加盟国がその要請によって提供することになっている。現在、この協定を結んでいる国がないため、国際連合憲章に基づく正規の国連軍が組織されたことはこれまで一度もない。
日本は、朝鮮戦争の発生を受けて1954年に米国・英国・フランスなど10ヶ国と国際連合の軍隊の地位に関する協定(国連軍地位協定)を結んでいる(現在は8ヶ国)。この協定に基いて、キャンプ座間に「国連軍後方司令部」が設置され、駐在武官の兼務を含めて38人の国連軍将校が詰め、定期的に会合を開いている。在日アメリカ軍(在日米軍)基地のうち、キャンプ座間・横田飛行場・横須賀海軍施設・佐世保海軍施設・嘉手納飛行場・普天間飛行場・ホワイト・ビーチ地区の7ヶ所が国連軍基地に指定されている。
現在も、必要に応じて国連軍参加各国が国連軍基地を使用している。横田飛行場や嘉手納飛行場で、時々、フランス軍機などアメリカ軍(米軍)以外の外国軍機が見られるのはこのためである。この協定によると国連軍後方司令部は朝鮮半島から国連軍が撤退するまで有効である。
以下ヒトラーのテーブルトークというよりはソロモン・ロスチャイルドのテーブル・トークの方が適当だろう。
◆「私はヘルビガー(氷河宇宙進化論を唱えたオーストリア出身のエンジニア)の宇宙理論を信じたい。我々の時代より一万年前に地球と月が衝突して、月の軌道が今のように変わったというのは決して不可能なことではない。地球が月の大気を引き寄せて、そのために我々の惑星の環境が急激に変化したということもありうる話である。この衝突の前は人間はどの高度でも生活することができたと考えられる。気圧の制約がないという単純な理由からである。大地は口を開き、できたばかりの裂け目に水が流れ込み、爆発が起こり、そして豪雨が降り始めたのではないか。これでは人間は高いところに逃げるしかなかっただろう。いつの日か、誰かがこうした事実を直感的に関連づけて疑問に答えてくれれば、精密科学がその跡づけをすることができるようになる。それ以外には我々の現在の世界とそれに先立つ世界との間のヴェールを取り除く方法はないだろう。」
◆「ユダヤ人は宗教の名の下に、それまで寛容が支配していた世界に非寛容を持ち込んだ。ローマ人の宗教は限界を知る人間の謙遜さの表われだった。知られざる神々への神殿までつくるほどだったではないか。かつてユダヤ人は古代社会にキリスト教を持ち込み、破滅をもたらした。今、また社会問題の解決とやらを口実に同じことを繰り返そうとしている。同じ手口だ。かつてサウロが使徒パウロに変身したように、現代、モルデカイがカール・マルクスになったのだ。」
◆「本来キリスト教は破壊的なボルシェヴィズムの顕在化にすぎなかった。だが後にキリストと呼ばれたガリラヤ人は、全く違うものを目指していたのである。彼はユダヤ人に対抗する民衆のリーダーと見なされていたにちがいない。ガリラヤはローマがおそらくゴール人の軍団を駐留させていた植民地であり、イエスがユダヤ人でなかったのは確かである。ユダヤ人はといえば、イエスのことを娼婦の子、娼婦とローマ人の子供と見なしていた。
イエスの教義を決定的に歪曲したのは聖パウロである。彼は個人的野心を秘め、巧みにやってのけた。ガリラヤ人の目的は祖国をユダヤ人の圧政から解放することであった。イエスはユダヤの資本主義・物質主義に対抗し、そのためユダヤ人に抹殺されたのである。」
◆「ローマ人ほど寛容な人々はいなかった。誰でも自分の神を拝むことができ、神殿にはまだ知られざる神のための場所が空けてあった。しかも誰でも自分の好きなように祈り、自分の好みを公言する権利もあったのである。
聖パウロはローマ国家に対する戦いを遂行するのに、こういった状況をうまく利用するすべを心得ていた。何も変化させず、従来の方法もそのまま踏襲した。宗教上の指示のように見せかけて、僧侶たちは国家に反するように信者をそそのかすのである。
聖書ものがたり・パウロの使徒言行録参照
「パウロを罵倒しているように見えてもそこは弁証法で実は絶賛しているのである。」
ローマ人の宗教的考え方はすべてのアーリア民族に共通するものがある。一方、ユダヤ人は昔も今も黄金の子牛だけを拝み続けているのである。ユダヤの宗教には形而上学的なものも基盤もない。あるのは忌まわしい物質主義だけである。来世の具体的なイメージにもそれは現われている。ユダヤ人にとっては来世はアブラハムの懐と同じなのである。
ユダヤ人が宗教的なコミュニティーという性格を見せ始めるのは聖パウロの時代からである。それ以前は単なる人種的コミュニティーにすぎなかった。聖パウロは宣伝手段として宗教を利用した最初の人間である。ユダヤ人がローマ帝国の崩壊を導いたとするなら、それはユダヤ人に対立するアーリア人の地域的な運動を超世俗的宗教に変えた聖パウロのせいであろう。その宗教は人間の平等と唯一神への服従を求めていた。これがローマ帝国の死を招いたのである。」
◆「聖パウロの努力にもかかわらず、キリスト教の教えがアテネでは普及しなかったのはおもしろい。この貧乏ったらしいバカな考えに比べて、ギリシアの哲学ははるかに程度が高く、使徒の伝道を聴いたアテネ市民は大笑いしたという。しかしローマでは聖パウロを受け入れる下地が整っていた。人類は平等という考えが、生活の基盤を持たない大衆の心をつかんだのである。
だがローマの奴隷の実像は、我々が想像するものとはかけ離れている。実際のところ、奴隷とは戦争の捕虜(今日の意味で)で、解放される者も多く、ローマ市民になる可能性もあった。この奴隷に、今日のイメージのように身分が低いという考えを植えつけたのが聖パウロである。
ローマでは、ゲルマン民族は深い尊敬を勝ち得ていた。ゲルマンの血はたえずローマ社会に新しい命を吹き込んでいた。一方、ユダヤ人はローマでは軽蔑されていた。ローマ社会はこの新しい教義に反感を抱いたが、純粋な段階のキリスト教は民衆を動かして反乱を起こさせた。ローマはボルシェヴィキ化され、ボルシェヴィズムが後のロシアと同じ結果をローマにもたらしたのである。
後になってゲルマン精神の影響で、キリスト教はそのあからさまなボルシェヴィキ的性格を徐々に失っていった。いくらか我慢できるものになったのである。今日では、キリスト教がよろめくと、ユダヤ人がボルシェヴィキ的な形のキリスト教を再び持ち上げるのである。ユダヤ人はこの実験をもう一度繰り返すことができると思っている。昔と同様今日の目的も、人種的統一を乱して国家を滅ぼそうというのである。ロシアでユダヤ人が組織的に何十万もの男を移住させたのは偶然ではない。強制的に置き去りにされた女性は他の地域から来た男たちに回される。人種の混交を大規模にやっているのである。
昔も今も、目的は美術と文明の破壊であった。ボルシェヴィキが力を持った時、ローマで、ギリシアで、どこででも、破壊しないものがあっただろうか? ドイツでもロシアでも同じことをしてきたのである。比べてみたまえ、片やローマの文明と美術、神殿や邸宅、片やカタコンベのお粗末なやっつけ仕事。昔は図書館も破壊された。ロシアでもそうだっただろう? おかげで恐ろしくレベルが落ちてしまった。
中世になると、破壊のシステムは殉教や拷問という形をとるようになった。昔はキリスト教の名のもとに行なわれ、今はボルシェヴィズムの名のもとで行なわれている。昨日の扇動者はサウロだった。今日の扇動者はモルデカイである。サウロは聖パウロとなった。モルデカイはカール・マルクスである。このような害虫を駆逐することは、人類に対するこの上ない貢献である。」
◆「イエス・キリストはアーリア人だった。パウロがイエスの教えを利用して犯罪者どもを動員し、『原始共産主義』を組織したのだ。この時、それまでの天才、ギリシア・ローマ人の時代が終わったのだ。人間が自分の前にひれ伏すのをみて喜ぶ『神』とはいったい何者なんだ。その神は自分で罪を犯しやすい状況をつくり、悪魔の助けを借りて人間に罪を犯させるのに成功、それから処女に男の子を生ませ、その男の死で人間の罪をあがなった。何ともばかばかしい話だとは思わんのか!
マホメットの説く天国に夢中になる人間の気持ちは私にも理解できる。また、自然の脅威を畏敬する人間の気持ちも分かる。だが、キリスト教の無味乾燥な天国だけは分からん。生きている間はワーグナーのすばらしい音楽に聞き惚れていた君らが、死後、シュロの枝を振りながらハレルヤを歌うしかない世界、赤ん坊と老人しかいない世界に行くのだぞ。キリスト教! これは腐った脳味噌の産物だ。これ以上に無意味でひどいやり方で神を馬鹿にした宗教はない。パンと葡萄酒がキリストの体と血だなどと真面目に信じている人間よりは、タブーを信じている黒人の方がはるかに上等だ。」
◆「天の摂理は、与えられた頭脳の使い方を知っている人間に勝利をもたらす。法律家たちによってつくり出された法概念と自然の法とはほとんど一致するところがない。しかし、民族の古い知恵の中には自然の法そのものともいうべきものが見出される。いわく『天は自らを助くる者を助く』。人間が摂理を忘れてしまっているのは明らかだ。
一般に天地創造と呼ばれている出来事は紛れもない事実だ。それをさまざまに解釈しているのは、人間の側の勝手なのだ。神はなぜ、すべての人間に真理を理解する能力を与え給わなかったのだろうか。現在、世界人口のたった十分の一しかカトリック教徒でないということは周知の事実だ。また、さまざまな宗教が共存しており、信じる者にとってはそれらすべてが真実であるのも明らかだ。さらに、キリスト教が受け入れられているのは人類の歴史のほんのわずかの期間にしかすぎない、ということもいわずもがなだ。
神は神の姿に似せて人間を創造し給うた。ところが、原罪とやらのおかげで、我々は額に汗してパンを得る、現実の世界の姿に似た人間なのだ。
50万年の間、神は自分がつくった世界をただじっと眺め明かしていた。そしてある日突然、地上に一人息子を送る決心をする。その後の複雑怪奇なストーリーは諸君のご存知のとおりだ。」
◆「信仰とは、信じない者には力によって強制すべきものであるらしい。もし人間が神を信じることを神自身が望んでおられるのであれば、なぜ、責め苦によってその目的を果たそうとなさるのだろう。ついでながら一ついっておきたいことがある。よきカトリック教徒だと自認する人々の中でも、教会の宣伝するたわごとを全面的に信じている人はほんのわずかしかいないということだ。熱心に教会に行くのは、もう人生から降りて諦念している婆さんたちだけだ。教会の広めるたわごとは、すべて無用の長物だ。そんなものにかかずらって時間をむだにしてはいけない。
教会の組織する組合には、物質的ご利益のみを求めてそれ以上のものには目も向けないという輩が意外に多い。また、しかめっ面こそが信仰だと思っている連中もいる。さらに驚いたことには、神に仕える聖職者どもが実は無心論者だということすらあるのだ。」
◆「自分の主張を通すためには祈りで十分だと信じるのであれば、なぜ血を流して戦うのだ? スペインの坊主どもは『我々は祈りの力で防衛する』といってしかるべきだった。ところが実際には、教会を救うには、異教徒を雇ってでも戦う方が妥当だと考えたではないか。もし私が哀れな罪深い人間のまま悔い改めもせず死んだとしても、ああ、それで結構。それでも死ぬ前に10マルクも献金すれば、私の生前の行ないは多少はよく評価してもらえるとでもいうのだろうか。それが神の望むところなのか?
素朴な労働者や田舎娘が教会の謳い文句にのせられるのは理解できる。しかし、どうしても容認できないのは、インテリ層までが迷信宣伝の共犯者となったり、何千何万という人間が迷信と愛の名の下に抹殺されたりしたことなのだ。嘘偽の上に築かれたものがいつまでも持ちこたえるとはとうてい信じられない。私は真実を信じる。長期的には真実が必ず勝つと確信しているのだ。
宗教に関しては、我々は寛容の時代に入りつつあるのかもしれない。誰もが自分に最もふさわしい形の救いを求めるのが許される時代だ。古代社会にはこの種の寛容さがあった。改宗の必要などなかったのだ。私が教会堂に入って行ったとしても、それはイエスやマリアの像を打ち倒すためではない。美しいものを求めて行くのだ。」
◆「私は私自身の信念に従って行動している。他人が黙祷するのを妨げるつもりはない。しかし、神への冒涜は許せない。私のために頼んでもいない祈祷などしてくれるな。
天の摂理によって私がこの世に生を受けたというのであれば、私の存在は至高の意志によるものだ。教会などには何の関係もない。教会は魂の救いを売り物にインチキ商売をしている。残酷極まりない。私の考えを力ずくで他人に押しつけることはできない。しかし、他人の肉体や魂に苦痛を与えて喜ぶような人々には、私は恐怖すら覚える。
我々の時代はキリスト教という病気の絶滅の時代だろう。もっとも、完全に絶滅するまではあと100年か200年はかかるかもしれないが。これまでの預言者たち同様、残念ながら私にも約束の地を見はるかすことはできない。我々は陽光あふれる時代、寛容の時代へと入って行くのだ。そこでは、人は神から与えられた能力を自由に伸ばせるようになるのだ。何よりも重要なのは、より大きな虚偽が、今や絶滅途上にある虚偽に代わって入り込むのを阻止することだ。すなわち、ユダヤ共産主義の撲滅だ。」
◆「キリスト教の到来は人類にとっては最悪の事件だった。ボルシェヴィズムはキリスト教の私生児である。どちらもユダヤ人の生み出したものだ。宗教に嘘を持ち込んだのはキリスト教である。ボルシェヴィズムも同じような嘘をつく。人間に自由をもたらすといいながら、実際には奴隷にしようとしているのだ。
太古の時代には人と神との関係は本能に根ざしたものだった。それは寛容に彩られた世界だった。敵対するものを愛の名において滅ぼした宗教はキリスト教が最初である。そのキーワードは非寛容なのである。
キリスト教がなければイスラム教もなかっただろう。ローマ帝国はゲルマン民族の影響のもと世界帝国へと発展したことだろう。15世紀にわたる文明を一瞬のうちに失うはめには陥らずにすんだことだろう。キリスト教のおかげで人が精神的生活に目覚めたなどといってほしくはない。それは物事の自然な進展の結果である。ローマ帝国の崩壊は数世紀に及ぶ暗黒をもたらしたのだ。」
◆「リンツ、ペストリンクベルクの山に建てる天文台のイメージがありありと目に浮かぶ。異教徒どもの教会を潰し、その跡に建った古典的なたたずまいの建物。日曜ごとに何千何万という巡礼が訪れ、宇宙の偉大さに触れるだろう。入り口にはこう刻まれている──『天は永遠なるものの栄光を表わす』。我々はこうして宗教心、謙虚さを国民に教えるのだ。坊主ども抜きだ。人は真理のかけらをつかむことはできる。しかし、自然を支配することはできない。むしろ自然への依存を知らねばならない。この認識は、教会の迷信的教えよりはるかに深い人生の深みへと人を導く。キリスト教は人類最悪の退行現象だ。悪魔の被造物ユダヤ人は、人類を15世紀も退行させた張本人だ。さらにそれ以上に悪魔的なのがユダヤ共産主義の勝利だ。万が一、共産主義が勝利を収めるようなことになれば、人類は笑いと喜びの能力を失い、灰色の絶望を背負った顔なき群衆と化すだろう。」
◆「古代の宗教の神官は自然により近く、物事の意味を求めるにも謙虚さを持っていた。ところがキリスト教は、その矛盾にみちた教義を力ずくで宣伝、強制する。非寛容と迫害を内包した血まみれの宗教だ。私の建てる天文台は建物だけで1200万マルクはかかるだろう。プラネタリウムだけでも200万の値打ちがある。プトレマイオス(2世紀、ギリシアの天文学者)の天文台の方が安上がりだ。プトレマイオスの頃、地球は宇宙の中心だった。この考えをひっくり返したのがコペルニクスだ。今日、我々は我々の住む太陽系は多くの中の一つだということを知っている。この宇宙の驚異をできるだけ多くの人に知らしめるのが我々にできる最高の仕事だ。いずれにせよ、我々を300年以前ではなく現在に生かしめてくれた天の配剤に感謝しようではないか。
当時は町の辻々に火刑用の杭が立っていたような時代だ。虚偽と非寛容に対し最初に反抗する勇気を持った人々に、今日の我々は大きな借りがあるのだ。驚くべきは、イエズス会の神父たちがその勇気ある人々の一部だったということだ 。」
(注)当時シベリアのDeath Camp(矯正収容所)の所長(右)はカトリックのイエズス会枢機卿(Cardinal)でアルメニア人のGregory Peter Agagianian(1960年7月18日ヨハネパウロ13世は彼を大出世させた)でありスターリンとはTiflis(グルジア)のイエズス会学校時代のクラスメートであった。収容所の実体はナチより残酷を極めたものでナチよりも少なくとも3倍以上(推定1800万人)が生きたまま罐(かま)で焼かれた。これこそバチカン流「悪魔の生贄儀式」でもありこの国の伝統でもあるのだろうか?
◆「宇宙は地球にしろ、太陽にしろ、他の惑星にしろ、構成物質は同じである。今日では有機生命体がいるのは地球だけとは考えられない。科学の知識は人を幸せにするだろうか? それは分からない。人が間違った知識でも幸せになれることは分かっている。人は寛容さを磨く必要があるようだ。前世紀の科学者は、人間は創造物の王者であると主張していたが、馬鹿なことだ。そのくせ、急ごうと思えば低能な哺乳類の馬に頼るしかないというありさまなのだぞ! こんな馬鹿げた主張があるものか。
ロシア人が僧侶たちを攻撃したのは結構なことだ。だが『至高の力』という考え方まで攻撃するべきではなかった。我々はか弱い生き物であり、創造する力が存在することは事実である。それを否定するのは愚の骨頂である。こんな場合には、何も信じないよりは嘘でもいいから信じた方がましである。創造物の上に立っていると大見得を切ったけちなボルシェヴィキの教授は誰だったかな? あんな輩こそやっつけねばならない。物質主義的思想の持ち主は互いに責め合い、つぶしあうだけだが、教義なり哲学なりを信じる我々には常に可能性が残されているのである。」
◆「この地球上のどの生命も、どの物質も、人間のつくった制度も、いつかは古びて朽ち果てる運命にある。だが理論としては、どの制度も永続するべくつくられるのである。もっとも崩壊の種をすでに持っていることもあるが。最も固い鉄もいつかはもろくなる。地球もいつかは消滅する。人間の業も無に帰するのだ。
すべての物事は周期的に現われるものだ。宗教はいつも自由な探求精神と対立している。教会と科学との対立は、時として火花が散るほど激しくなる。自らの利益を守ろうとする教会が時にはわざと譲歩し、結果として科学が急進性を失うこともある。
科学が独断的な態度をとるようになれば、それは教会と同じになってしまう。神が雷光を起こすという時、ある意味でそれは正しい。しかし教会が主張するように、神が落雷を発生させるわけではない。自然現象についての教会の説明が間違っているのは、教会に下心があるからである。己の弱さと無知を知る者には真の敬虔さがある。方舟や礼拝堂にしか神を見られないのでは、本当に敬虔とはいえない。それは見せかけにこだわる人間にすぎず、雷が鳴り、稲光が光れば、犯した罪を罰せられるのかと脅えるだけなのだ。」
◆「今後は有機的世界と非有機的世界の間には境界はないと考えよう。最近の実験によれば、生命体と非生命体を区別するものは何なのか疑問が生じているようだ。この発見に対して教会はまず反発し、そして自らの『真理』を教え続けるだろう。だが、いつか科学の破城槌が教理を打ち砕く日が来るだろう。当然のことだ。人間精神が神秘のヴェールをはがせば、結論は否応なく出るのである。
顕微鏡を見ると人間は無限に大きなものだけでなく、無限に小さなものにも取り囲まれていることが分かる。マクロコスモスとミクロコスモスである。こうした視野の大きな考察に、自然観察で得た事象がつけ加えられるのである。例えば断食のような衛生学的実践は人間のためにいいこと、などである。古代エジプトでは医学と宗教に区別がなかったのは決して偶然ではない。
近代科学がこうしたデータを無視するものなら、人類にとって益にはならない。他方、迷信が人類の進歩の足かせになってもいけない。そういったことも、宗教の消滅を当然と見ることも、ともに許されることではない。」
『新しい世界が創出されるにつれて、大量掃討作戦が開始されるでしょう 。経済システムは回復するでしょう。社会の基礎的な施設は再建されます。病気の類は消滅するでしょう。年をとるのは逆になり、年をとること自体がなくなるでしょう。新種の復活した人間の集団が、徐々に地球をパラダイスの状態にするでしょう。 』これがロスチャイルドの最終目標と思われる。そのためには最後の最後まで嘘をつく,と。その日は2039年?今年おぎゃあ〜と生まれた赤ちゃんが39歳になったときです。白黒の弁証法ですからね,希望はもっておいた方がいいでしょう。(そのことを元イルミナティ11位階のシスコさんに聞き忘れたのを後悔しています)その頃「風の征するモレア」のAgenture(代理人)はすべて御用済みで処刑されていることは間違いないと確信します(朝鮮人部落出身の末裔の一族郎党にいたるまで )。ボルシェビキ時代CHEKAの創始者やレーニンがそうでした。管理人はもう生きてはいませんがね。でもアケローン川 の 冥府の渡し守になってきっと意地悪しているだろうよ。だから死んではいけません。寝たきりだっていいじゃあないですか,限界まで生きましょう。
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2012/2/19
スイスの国際赤十字が原爆患者に薬を与えようとするのを日本赤十字社が拒否するのである。私は次章でこの顛末を書き、彼らを、原爆患者に薬を与えるなと拒否した連中に、たった一人で天誅(てんちゅう)を下す。鬼塚英昭 原爆の秘密[国内篇] 第四章 悲しき記録、広島・長崎の惨禍を見よ 中p200-206より
玉音放送は二回放送された
不思議な負け方
帝国主義の終焉
「河原乞食」としての女形の哀しさ
女形(おやま)......天皇........シェークスピアの道化?
"道化とは完全な認識を得ようとする人間のことだ"。神にもっとも近づいた時のあり方だが、"しかし、人間は神ではない。賢明な道化はそのことを知っている。だから道化にできるのは、あたかも自らが神であるかのように、あたかも自らが世界の究極の意味を知っているかのように振舞うことだけである。あらゆる道化につきまとう演技性はこうして生まれてくるのではないか。フェステやタッチストーンは、あるいはハムレットやフォールスタフは、愚者ないし狂人を演じているにちがいないが、彼等はまた神をも演じているのである"。(喜志哲雄「シェイクスピアの道化」)』
http://2006530.blog69.fc2.com/blog-entry-400.html
そういえば、ここまで書いてきてふと思いついた。明治神宮があるのに、大正神宮はどうしてないのか、と。自分の祖父を祭るのならば、自分の父親も祭ればいいではないか。そうか、大正天皇に子種がなかったからか、と。
小森陽一は東京大学教授である。しかし、彼の論は普通の大学教授の論よりもはるかに鋭い。その鋭い文章を紹介する。
昭和天皇ヒロヒトとその側近が「終戦」=ポツダム宣言受諾をめぐって、原爆投下を誘引してまでも引き延ばしをはかった「国体護持」の、その「国体」観念それ自体が、「満洲」をめぐる一連の大元帥・ヒロヒトの判断と結合しながら形成されていった事実を私たちはここで思い起こしておかねばならない。
「原爆投下を誘引してまでも」に注目してほしい。天皇は国体護持を確実にするために、原爆を誘引したのである。
私は女形の持つ恐怖を読者に訴えかけた。天皇ヒロヒトは、男でもなく、女でもなく、その恋は下から上への恋闕恋闕(れんけつ ) である。これ以上に恐ろしき恋情がこの世にあろうか。
愛国者は信用できるか?
この女形の持つ恐怖ゆえに、日本人だけでなく、韓国の人々も、中国の人々も死んでいったのである。
小森陽一が書いているように「国体」観念それ自体、すなわち、神聖天皇の誕生は「満洲国」建設と大きく結びついている。
私は、満洲国の建設は「満業」だと書いた。岸信介、松岡洋右、鮎川義介たちは田布施一族である(管理人注:朝鮮人部落のこと) 。彼らが「満業」の創立者たちであると書いてきた。
小森陽一の本を続けて読んでみよう。
特別高等警察が自らを「天皇の警察」として自負し、過剰なまでに「非国民」と「国賊」の摘発に血道をあげたように、ポツダム宣言を受諾するか否かの最終局面で、ヒロヒトが自らの「万世一系」の「統治権」を証明する唯一 (唯三?)のものである、「三種の神器 」を、どう守れるのか、ということだけしか考えることができなかった、という権力者自身が自らの生み出した神話的妄想にからめとられてしまう事態が生じていた。
三種の神器をブログ内検索すると7件出てきます 。
三種の神器の解説
三種の神器とは,天子の中に貯えられること?
天子は、暦を自由にする御方で人民に臨んで居られる御方
三種の神器=三位一体?
「キリスト教の神観では,神の超越的な面(あるいは”ペルソナ”(三位一体の神のおのおのの位格)は”父なる神”のうちに現れ,内面的な面は,”聖霊としての神”のうちに現れる。しかし,キリスト教の信仰の独特の,かつもっとも重要な特徴は,神が二元的存在でなくて三位一体であること,そして”子なる神” としての面において他の二つの面が統一され,この神秘によって,人間の頭では理解できないが,人間の胸ではっきりと感じることのできる一つのペルソナを形成していることである。”まことの神”であると同時に,”まことの人間”であるイエス・キリストのペルソナのうちに,神の社会と現世社会は,この世ではプロレタリアートの間に生まれ,罪人として死ぬが(注 :バラバかイエスかという意味で),別の世界では ”神の国”の王,神そのものであるところの王となる, 共通の成員をもつ。一方は神的で他方は人間的な二つの性質がどうして単一の人格のうちに同居しうるのだろうか。この問いに対するいくつかの答えが,信条の形で,キリスト教父の手により,ヘレニック社会の哲学者の専門語を用いて作り上げられている。」(管理人注 )
よい子のための天孫降臨のお話
よい子のための天照大神
八咫鏡(やたのかがみ)の裏になぜへブル語が?
三種の神器の一つ八咫鏡は伊勢神宮にそのオリジナルはある 。
皇居のレプリカ(複製)はどういう意味か?なぜ天皇家は伊勢神宮を避けるのか?
考え方として.......
「伊勢神宮などはヘブライ人の末裔であるユダヤ人が創り天皇家は半島人の違い。明治以来ヒッタイトの末裔であるロスチャイルドと半島人一味が田布施の朝鮮人部落のサンカを成りあがらせ日本人を殺し日本国家の乗っ取りをたくらんでいると判断していいだろう。今後我々日本人は(が)よほど目覚めないかぎり殺される。ここに警告しておく 。」
サンカとゴシェン その4
小森陽一の書いている「神話的妄想」が、私の言う女形の恐怖と繋がっている。ヒロヒトの妄想的なる世界の演出により、満洲国もできたし、ノモンハン事件も起こったのである。そして必然的敗戦の時を迎え、その妄想は神話と結ばれていくのである。
戦争犯罪を問う面からヒロヒトを追及しても、ヒロヒトはするりと身をかわすのである。従って、ヒロヒトを追及するために、私は彼の出自を洗いなおし、それからその神話がもつ仮面を剥がす努力をしてきたのである。ヒロヒトが西園寺八郎の息子ではないのか、と執拗に追跡したのも、そのゆえなのである。
天皇ヒロヒトが誰の子であろうと、問題ないのかもしれない。ただ、連綿と皇統が続きさえすればいいのかもしれない。
「皇室の一番大きな使命は、皇室そのものを存続させることである。その皇室の中核体をなしているのが天皇である」と大宅壮一は『実録・天皇紀』の中で書いている。続けばいいのか? 私は大森実の『戦後秘史』をたびたび紹介した。90頁に、大森実が阿南陸軍大臣夫人の阿南綾さんから8月11日の出来事を聞く場面について書いた。このとき阿南は天皇に個人拝謁する。天皇は阿南に、「阿南、心配せんでいいよ、確証を得ているんだ」と言っている。天皇は重臣たちの知らない(東郷外相と米内海相は知っていたかもしれない)情報を、アメリカ側からすでに与えられていたことを示している。あの9日〜10日にかけての御前会議のときには、すでに天皇の身分は保証されていたことになる。ヨハンセン・グループとスティムソン陸軍長官のルートの中で、原爆投下と天皇制護持がセットになっていることが分かるのである。
なにはともあれ、8月10日午前7時、鈴木貫太郎首相はポツダム宣言受諾の用意のあることを打電した。これが第一回目の「聖断」すなわち、鶴の一声である。
そして8月13日、連合国からの正式回答が到着した。この中に、天皇と日本国政府は連合国司令官に「subject to」するという一句が入っていた。この英語の熟語をどう解釈するかでもめ出した。その間にもB29爆撃機は地方都市に爆弾を投下し続けるのだが、大臣、重臣たちは、天皇のことが心配でならなかったのである。彼らはそのほとんどが、天皇の身分も地位も完全に保証されているのを知らないために、この英熟語を「隷属する」と訳して、「終戦してはならぬ」と騒ぐのである。この一件は書くのにさえ疲れる。
『昭和天皇独白録』を見ることにしよう。
8月10日の重臣会議
10日には重臣を呼んで意見を聞いた、近衛、平沼、岡田、広田の4人は無条件降伏も亦已むを得ないという意見、東條、小磯の2人は已に聖断が下った以上已(む)を得ないが、この決定は良くないという事を暗々裡に表はしている戦争継続論であった。
12日の皇族会議
12日、皇族の参集を求め私の意見を述べて大体賛成を得たが、最も強硬論者である朝香宮が、講和は賛成だが、国体護持が出来なければ、戦争を継続するか(と)質問したから、私は勿論だと答えた。
賀陽宮、東久邇宮、久邇宮は終始一貫、弱い意見であったが、賀陽宮は松平恒雄を排斥したり白鳥敏夫や徳富猪一郎〔蘇峰一引用者往〕を推薦したりする様な時には、本人自身の気持と違った事を□にした。
秩父宮は日独同盟を主張したが、その後病気となったので意見は判らぬ。
高松宮はいつでも当局者の意見には余り賛成せられず、周囲の同年輩の者や、出入の者の意見に左右され、日独同盟以来、戦争を謳歌し乍ら、東條内閣では戦争防止の意見となり、其の後は海軍の意見に従はれた、開戦後は悲観論で、陸軍に対する反感が強かった。
東久邇宮と朝香宮は兄弟であり乍ら、終始反対の意見を持つていた。
この集会はお茶の後散会した。
秩父宮は御殿場で静養中ということにし、出席するよう言われなかった。天皇は秩父宮を恐れていた。同じ兄弟でありながら、高松宮への批評は鋭い。天皇が高松宮と口論する場面はたくさんあるが、すべて省略した。敗戦が近づくにつれ、高松宮は天皇に終戦を迫ったのである。
天皇は貯蓄した財産隠しを敗戦前の1944年から開始していたから、敗戦の準備どころではなかった。そのメドがたってから敗戦の準備工作に入るのである。それが敗戦前の6月初旬だった。このことはすでに書いた。この兄弟仲の悪さを見ても、天皇と秩父宮と高松宮の父親が異なっているのが見えてこよう。
ここに三笠宮がいるのに、彼の評が一行もない。それはすでに書いたのだが、三笠宮が天皇から依頼を受けて、宮中での偽装クーデター工作に入っていたからである。兄弟の中で唯一の味方が三笠宮であったことの証が、ここにも見えてくるのである。
8月10日の重臣会議へと戻ろう。
主戦派とか戦争継続派とかいわれるグループと、穏健派とか和平派とかいわれるグループがそれぞれ意見を述べあった。しかし、彼らは「国体護持」の点では完全に一致していた。要するに、天皇が無事でいてくれさえすれば・・・後は何も申すことかありません・・・というわけである。天皇はそれを確認すればよかったのである。
すべては、女形の天皇に一任するというドラマが進行していったのである。天皇と木戸と宮中の人々は、重臣(かつての首相たちが主)たちに喋りたいだけ喋らせ、そこで、ご聖断を仰ぐしかないであろうというシナリオを作成していたのである。
12日の皇族会議も同じシナリオが出来ていたのである。こうして大臣や重臣たちは自分の意見を吐露した後で、自分か何らの力もなく、空しい存在であるかを知ったはずである。そして彼らは、天皇の身の安全のみを祈りつつ、己が身のよるべなさを知らされたのである。
ここに、得体の知れぬ魔力を秘めた、いと怪しき女形の天皇がひらりと身をかわす時、すなわち、大元帥の軍服を脱ぎ捨て、背広に着替える時を迎えるのである。
『昭和天皇独白録』を続ける。
豊田軍令部総長、梅津参謀総長、阿南陸軍大臣の三人は、之では国体護持ができぬといひ、東郷外務大臣は出来ると云ふ。鈴木総理は平沼枢府議長と会った結果、之では国体護持は出来ぬのではないかと云ふ様な心境の変化を見せて来た、そこで私は東郷をして鈴木と話合ひをさせて、鈴木の気持を固めさした。
事態斯くの如しで、閣議も、最高戦争指導会議も各々意見が分裂した、安倍内相、阿南陸相、松阪法相等6人は護持出来ぬと云ふ説だった。
阿南は陸軍を代表して木戸と激論した。田中隆吉の記事に依ると、阿南は私の処に哀願に来たことはないと云ってゐるが、事実は間接に木戸の処に哀願に来て、議論の来、物別れとなったのである。
東條も木戸の処に議論に来た、愈々となれば陸軍士官学校の生徒隊で、天皇をお守りすると云ふので、木戸はそれでは皆玉砕する結果となるのではないかと云ったそうだ。
話は遡るが、9日の御前会議で、私が外務大臣の案に賛成して、受諾の決心を表明する前に木戸を通じて、平沼と近衛とに私の決心を打明けさして置いた。
「subject to」を外務省は「制限の下に置かる」と訳した。陸軍側は[隷属する」と訳した。これから問題が生じてこじれた。
天皇および政府の国家統治権が連合国最高司令官の制限の下に置かれる、のか、連合国最高司令官に隷属する、のかという問題であった。そこで『昭和天皇独白録』を続ける。
かように意見が分裂してゐる間に、米国は飛行機から宣伝ビラを撒き始めた。日本が[ポツダム」言言受諾の申し入れをなしつつあることを日本一般に知らせる「ビラ」である。
このビラが軍隊一般の手に入ると「クーデタ」の起るのは必然である。
そこで私は、何を置いても、廟儀の決定を少しでも早くしなければならぬと決心し、14日午前8時半頃鈴木総理を呼んで、速急(ママ)に会議を開くべきを命じた。陸軍は午后1時なら都合がいゝと云ふ、海軍は時刻は明瞭でなかった、遅れてはならぬのでこちらの方から時刻を指定して召集することとし午前10時としたが、色々な都合で11時ときめた。
陸海軍では、会議開催に先だち、元帥に会って欲しいと云ふから、私は皇族を除く永野、杉山、畑の三元帥を呼んで意見を聞いた。三人とも色々な理由を付けて、戦争継続を主張した。
私が今若し受諾しなければ、日本は一旦受諾を申し入れて又之を否定する事になり、国際信義を失ふ事になるではないかと彼等を諭してゐる中に会議開催の時刻が迫つたのので、そのまゝ別れた。
午前11時、最高戦争指導会議と閣議との合同御前会議が開かれ、私はこの席上、最后の引導を渡した訳である、この会議の事は迫水の手記に出てゐる。
『鈴木貫太郎自伝』から引用する。迫水の手記もよく似ている。涙、涙の世界である。私がいう「女形天皇」の最後の場面である。
・・純白のお手袋にてお眼鏡をお拭き遊ばされていたが、陛下は一段と声を励まされ、
「このような状態において戦争を終結することについては、さぞ、皇軍将兵、戦歿者、その遺家族、戦災者らの心中はいかがであろうと思えば胸奥の張り裂くる心地がする。しかも時運の赴くところいかんともなし難い。よって、われらは耐え難きを堪え忍び難きを忍び・・」
と仰せられたかと思うと、玉音は暫し途切れたのである。仰ぎ見れば、おお、おいたわしや、陛下はお泣き遊ばされているではないか・・
列席者一同は今度の再度のご聖断を給わるについては非常に緊張し、いう者も聞く音も涙で終始したのであるが、この陛下の、
「耐え難きを堪え・・」
の玉音を拝するや、たまり兼ねた一同は御前もはばからず、ドット泣き状したのである。なかには身もだえ号泣する者もあったのである・・。
私はこの場面と8月9日の場面を読み、ただ唖然とするのである。「あんたたちゃ、なぜ泣くのか」と叫びたくなるのである。終戦工作をどのようにするのか、軍人たちの今後をどのようにするのか、戦死者の扱いをどのようにすべきか、泣いている場合か、である。
開高健の小説『日本三文オペラ』を読む。
・・さいごの決定的壊滅は昭和二十年八月十四日、終戦宣言発布の一日前、しかも白昼、すさまじい攻撃によって全滅した。公開された多くの記録によればポツダム宣言受諾はすでに一週間以前に決定されていたのだから、この三十五万坪の巨大な廃墟は軍閥政治家や天皇の、面子意識と優柔不断そのものをさらけだしているといえよう。七万人の労働部隊のうち、何人が助かったのかわからない。しかし、八月十四日の夕方に帰るべき人間が帰らなかった家は、大阪市内とその近郊に無数にあったはずだということは想像に苦しくない。無数の父と夫と兄と娘は狂気の馬鹿の虚栄心のためにまったくむだに四散した。
開高健が見事に描写しているごとく、「狂気の馬鹿の虚栄心」ゆえに、8月14日も多数の人々が、無数の父と夫と兄と娘が、死んだのである。
(一)戦争の大義
さきに米英二国に戦いを宣した理由もまた実に、わが国の自存とアジアの安定を心から願ったためであって、いやしくも他国の主権を押しのけたり、その領土を侵略するようなことはもちろん、わたしの志とは全く異なる。
>>天皇ヒロヒトが戦争を開始した、と見事に宣言している文章である。誰が始めた戦争でもなかったのである。「アジアの安定」も偽りであることは、すでに書いた。朝鮮や中国の領土を侵略した。特に満州国の創立はアヘンによる「満業」であった。その満州国の維持費の半分以上はアヘン密売からの収入であった。
(二)原爆投下による終戦
戦局は必ずしもわが方に有利に展開したとはいえず、世界の情勢もまたわれに不利である。そればかりでなく敵は新たに残虐な爆弾を広島、長崎に投下し、多くの罪なき人々を殺傷し、その惨害はとこまで広がるかはかり知れないものがある。このような状況下にあってもなお戦争を続けるなら、ついにわが日本民族の滅亡をきたすようなことにもなり、ひいては人類が築きあげた文明をもうちこわすことになるだろう。それではどうしてわが子どもにもひとしい国民大衆を保護し、歴代天皇のみたまにおわび出来ようか。これこそわたしがポツダム宣言を受諾するようにした理由である。
>>私は大井篤の「手記」などを引用し、皇太后が6月中旬ごろに原爆投下を知っていたことを書いた。8月6日午前8時15分の広島の原爆投下についても具体的に論じた。この詔書の内容は欺隔以外のなにものでもない。
(三)人類永遠の真理と平和の実現
ポツダム宣言の受諾にあたってわたくしは、わが国とともに終始アジアの解放に協力した友邦諸国に遺憾の意を表明しないわけにはいかない。また、わが国のうち戦死したり、職場に殉ずるなど不幸な運命に亡くなった人々や、その遺族に思いをはせると、まことに悲しみにたえない。かつ戦傷を負い、空襲などの災害をうけて家業をなくした人々の厚生を考えると、わたしの胸は傷む。思えば、今後わが国が受けるであろう苦難は、筆舌に尽くし難いものであろう。わたくしは国民の心中もよくわかるが、時世の移り変わりはやむを得ないことで、ただ、ただ堪え難いこともあえて堪え、忍び難いことも忍んで、人類永遠の真理である平和の実現をはかろうと思う。
>>まことに勝手気ままな文章である。天皇ヒロヒトが、国家予算(平成の今日においても)を上回る秘密資金をスイスの秘密口座に残していることは外国人の多くの学者たちが書いている。日本人はこのことを知らされないようになっている。まことに「朕」ヒロヒトが語るように、「今後わが国が受けるであろう苦難は筆舌に尽くし難い」ものとなったのである。
どうしてこんな天皇ヒロヒトが、「人類永遠の真理である平和の実現」をはかることができようか。結果は歴然たる事実である。日本は、アメリカと国際金融同盟の配下におかれたままである。
(四)かくて私は国体を護持した
わたくしはいまここに、国体を護持し得たとともに、国民のまことの心に信頼しながら、いつも国民といっしょにいる。もし感情の激するままに、みだりに問題を起こしたり、同胞がおたがいに相手をけなし、おとしいれたりして時局を混乱させ、そのために人間の行なうべき大道をあやまって、世界から信義を失うようなことがあってはならない。このような心がけを、全国民はあたかも一つの家族のように仲良く分かち合い、長く子孫に伝え、わが国の不滅であることを信じ、国家の再建と繁栄への任務は重く、そこへ到達する道の遠いことを心にきざみ、国民の持てる力のすべてをそのためにそそぎ込もう。そうした構えをいよいよ正しく専一にし、志を強固にして誓って世界にたぐいないわが国の美点を発揮して、世界の進歩に遅れないよう努力しなければならない。国民よ、わたしの意のあるところを十分くみ取って身につけてほしい。
>>この中の「国体を護持し得たとともに」に注目したい。この終戦の詔書は、敗北宣言ではなく、「国体護持宣言書」なのである。この詔書の中のどこにも、日本は敗北したとは書いていない。まことに調子のよい文章に出来上がっている。
あの玉音放送は天皇ヒロヒトの発案である。小森陽一の『天皇の玉音放送』をもう一度引用する。
・・鈴木貫太郎は「宮内次官だった大金益次郎によると、玉音放送という考えは、そもそも宮内省の発議であった。終戦ということを国民全体に知らしめるために、陛下が直接お声で国民に語られるのがいいのではないか、と考え、内閣の方へ諮ったところ、内閣の方もそれを認めた。が詔書そのものを放送されるという考えは初めはなかったらしい。終戦の御前会議で、自らマイクの前に立ってもと仰せられたので、内閣の方も、ぜひ玉音放送ということになったのである」と語っている。
「自らマイクの前に」立つということは、ヒロヒト自身の提案だったことがうかがえる。玉音放送は、ぎりぎりのところまで追いつめられたヒロヒトが、自らの延命と「国体護持」を実現するための必死の国家イヴェントであり、電波仕掛けのスペクタクルであったのだ。
録音は、8月14日深夜2度にわたって行われた。陸軍の一部には「玉音放送」を阻止する動きもあったが、宮内省に保管されていた録音盤は無事であった。
8月15日正午、「終戦の詔書」は「玉音放送」として大日本帝国臣民の耳にとどいた。しかし、その後全文が問題化されることはなく、「堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ」の部分だけが毎年反復されることになったのである。・・・
かくて「鶴の一声」は全国津々浦々のみならず、海外にまで流れ、日本人は戦争の終わったことを知らされたのである。一般の人々の8月15日の記録はたくさんの本に書かれているから、ここでは触れないことにする。
『目撃者が語る昭和史』(第八巻)の中に、迫水久常(元鈴木内閣書記官長)の「ポツダム宣言受諾の苦悶」が記載されている。この最後の文章は以下のごとくである。
・・・終戦の最終段階は、八月九日夜半と八月十四日午前の前後両度の御前会議である。陛下が白い手袋をはめた御手でしきりに両頬をおぬぐいになりながら、終戦も御決意をお示しになったお姿は今も、私の眼底にはっきりやきついている。今日の日本国民は、実際においてことごとく、その際における陛下の自らをお捨てになって、これ以上の国民の苦難を牧うとされた御仁徳によって生きているのである、と思うのである。(人物往来/S・31・2)
「天皇が日本を救った」という神話が戦後になって登場する。その神話を実現するために『日本のいちばん長い日』も創作され、映画化された。この本の欺瞞性を私は徹底的にあばいた。半藤一利に個人的な恨みなど少しもない。そして、多くの神話が今日でも創作され続けている。私は「聖断」そのもの自体が虚構であると主張したい。天皇は国体護持にのみ拘わり続け、戦争を長びかせたのである。戦争を長びかせたもう一つの理由を、私は天皇の財宝のスイスヘの移しかえの中に見た。
松浦総三の『天皇裕仁と地方都市空襲』を紹介したい。「詭弁・すり替えの『終戦の詔書』」の中の一文である。
・・・★「終戦の詔書」は全文が詐欺の文章である。筆者(松浦)は最近10回以上、この文章を読んだが、恐るべき文章である。「全文が詐欺の文章」と書いたが、けっしていい過ぎではない。それは、詭弁、すり替え、頬被りの連続で、国体・天皇制を「死守」するためのグロテスクな文章である。
「終戦の詔書」はポツダム宣言受諾・無条件降伏の文書である。裕仁らが無条件降伏をなぜ「終戦」といい替えたのか。降伏や敗戦ならば、裕仁らは戦争責任や敗戦責任を負わねばならぬ。しかし「終戦」にするとその辺はアイマイになる。戦争責任をのがれるためである。
裕仁はNHKの記者会見(1975年10月31日)で、「戦争責任は?」と質問されて「そういう文学方面はあまり研究していません」とにべもなく答えている。しかし「終戦」という言葉を発明して、戦争責任をのがれたあたりは相当の「文学方面」に詳しいといわざるをえないのだ。・・・
この文中の1975年10月31日、日本記者クラブでの会見の模様は530頁にすでに書いた。このときに原爆投下の質問が出た。あの時の「エ・・」という文章は、松浦総三の『松浦総三の仕事』の中から引用した。
私は「エ・・エ・・エ・・投下された、ことに対しては、エ・・エ・・」の中に、直感的に、天皇が8月6日午前8時15分の広島への原爆投下の件を知っていると思った。この考えに私は拘泥し続け、この考えの正しさを証明しようと追求し続けたのである。
さて、続きを読んでみよう。
そしてつぎに、15年戦争をはじめたのは「帝国臣民の康寧を図り万邦共栄の楽をともにする」ことであり「帝国の自存と東亜の安定とを庶幾する」ための防衛戦争だというのだ。なんと図々しい言葉であろうか。
この部分の「裕仁理論」の最大の弱点は、日本人ならば『朝日新聞』とNHKの応援でゴマ化すことはできても、中国や朝鮮やフィリピン、マレーシア、インドネシアなど軍靴でふみにじられたアジア諸国にとって、裕仁が始めた15年戦争が「侵略戦争でない」などということはとんでもないことであろう。
裕仁を東京裁判の法廷へ引きずり出せなかった東京裁判の裁判長ウェツブでさえつぎのように言っている。
「・・天皇をも裁かないようなら戦争犯罪人はだれも死刑にすべきではなかったというのが著者バーガミニの意見であるが、私もまた同感である」(バーガミニ『天皇の隠謀』)・・・
松浦総三は1914年生まれである。この本は1995年に出版された。彼は80歳を超えて、この本を書き上げたのである。
「裕仁理論」を見事に打破している。続けてこの人の文章を読んでみよう。これほど読みごたえのある文章に、そうはお目にかかれないものだ。
裕仁理論=「終戦の詔書」によれば、アジア諸国に対する「侵略」も「防衛戦争」の一環となる。裕仁らはこの「理論」を盾にとって、南京大虐殺、シンガポール虐殺、重慶大爆撃、朝鮮人強制連行、慰安婦問題などを黙殺しようとするのだ。
そのような「防衛戦争」つまり。正義の戦争も「敵は新に残虐なる爆弾を使用して頻に無事を殺傷す・・・」というわけで原子爆弾によって「終戦」にせざるをえなくなる。この部分は、裕仁の『昭和天皇独白録』で「ソビエトはすでに満州で火蓋を切った。これではどうしてもポツダム宣言を受諾せねばならぬ」と本音を言っていることと完全に矛盾する。
歴史的事実としては裕仁がポツダム宣言を受諾したのはソ連参戦によって、ソ連の発言権が強まれば国体・天皇制が危うくなるからである。原子爆弾を投下された8月6日や8月9日には、裕仁は「なるべく早く講和を」といっている。それが「ソ連参戦」で即時御前会議が開かれるのだ。
というわけで、「正義の戦争」は終戦となる。では戦死者、戦災者、その遺族はどうなるのか。それを思うと朕は「五内為に裂く」とオーバーなことをいう。が、「時運のおもむくところ」「堪え難きを堪え忍び難きを忍び」というのだ。「五内為に裂く」といっているが、その内容は、被爆者援護法や空襲の補償はしないぞ、ということであろう。
米内海軍大臣が言っている[原子爆弾やソ連の参戦は或る意味では天佑だ」の意味をもう一度考えなおしてみないといけないかもしれない。
★ヤルタ会談の秘密条項の中に、ドイツ敗北の3ヵ月後にソヴィエトは日本に参戦するというのがあった。ちょうどその予定日が8月9日であった。天皇と側近たちはスティムソン陸軍長官から、この8月9日のソヴィエト進攻の日を教えられていたのかもしれない。それは極秘情報とされ、近衛文麿にも重光葵や広田弘毅にも知らされていなかった。彼らは天皇の命を受けソヴィエトヘの和平工作を持ちかけているからである。
松浦総三の鋭い直感力が私の鈍い頭脳に強力に働きかけてくる。
あの極秘情報を当時知っていたのは、ルーズヴェルト大統領、ハリマン駐ソ大使、スティムソン陸軍長官ぐらいで、ステテニアス国務長官(ハル国務長官の後任)も知らなかったのである。原爆とソ連の対日戦参入はたぶん、ワンセットだったにちがいない。原爆投下だけでは日本が戦争をあきらめないと知っていたスティムソン陸軍長官は、長崎の原爆投下とソヴィエトの参戦を同時にセットしたのであろう。そうすれば、確実に日本は戦争をやめると計算したのである。
ヨハンセン・グループの極秘ルートで、天皇はその日、8月9日の出来事をスティムソン陸軍長官から知らされていたにちがいない。だから、8月9日に御前会議を開いて、「鶴の一声」を初めて発したのであろう。天皇とごく少数の側近がソヴィエトの参戦と長崎への原爆投下の8月9日の同時性を知っていたと見る。だから天皇はあまりの恐ろしさに声をふるわし、頬に涙を伝わらせて終戦の決意を語ったのであろう。
80歳をすぎてなお、瑞々しき若さをもつ松浦総三の本を読み続けようではないか。
・・・そしてつぎに「終戦の詔書」の一番肝心な「朕はここに国体を護持しえて」という「天皇制継続宣言」(千本秀樹『天皇制の侵略責任と戦後責任』)になるのだ。そして最後に「国体の精華を発揚して世界の進運に後れるな」となって終わるのだ。
[終戦の詔書」の本質をもっとも鋭く分析したのはマクマホン・ボール(マッカーサーの諮問機関である対日理事会のオーストラリア代表・メルボルン大学教授)である。彼はいう。
「敗戦が決定してから、天皇と日本政府の真の態度を示す最も意味深い文書である。占領期間中とるべき戦術と戦略であると私は確信する。(中略) 一つは占領者の命令にたいする完全な外面上の服従であり、もう一つは占領者の意志にたいする持続的精神的抵抗である」(マクマホン・ボール『日本、敵か味方か』以下同じ)。
つづけて彼は、
「この詔書は降伏という言葉をつかっていない。天皇はただ『時局を収拾する』と決意したにすぎない。そして、日本の侵略を正当化する奇妙なまでに厚かましい試みがなされる。天皇は、『帝国の自存と東亜の安定を庶幾する』誠実な願いで戦争を宣言した」というのだ。そして、
「日本が無条件降伏に至ったことは何も示唆されていない。むしろ『戦局は好転せず』だった。天皇は日本との同盟を強要された東南アジア諸国にたいしては『帝国と共に終始東亜の解放に協力』してきたが故に、彼らに遺憾の意を表しているのである。そして、最後にポツダム宣言の受諾が、日本に『国体護持』することを得せしめたという」
この意見は、前出の千田夏光の「終戦の詔書」観にかなり近い。ここまで言えるということは、相当に勉強しなくては言えないと思う。しかし、こんな意見もイギリスやアメリカにつぶされてしまうのだ。
こんな、論弁、ウソ八百、すり替えに満ちた文書は、世界史の中にもそうザラにはないだろう。しかも、1990年代という50年後にも、この理不尽な「裕仁理論」はハツラツと生きているのだ。それは敗戦後に温存された宮廷勢力や大資本、自衛隊、財界や高級官僚や、彼らが握っている「番犬階級」(正木ひろし)であるマスコミによって体系的に報道操作されている。
「終戦の詔書」の「裕仁理論」は、安保闘争後に「大東亜戦争肯定論」と教科書裁判などでむきをかえる。そして裕仁誕生70年祝典、大阪万博をへて、1975年の裕仁夫妻訪米、76年の裕仁在位50年祝典などで完全に復活して、89年の「昭和Xデー報道」でピークに達する。そのご明仁即位、徳仁・雅子結婚などがつづく。・・・
この文章に解説は何もいらない。私たちは過去を忘れさせようとする勢力の範囲内で生かされている。「大東亜戦争肯定論」の本が氾濫するなかで生きている。
私はロベール・ギランの『日本人と戦争』を紹介したい。彼は1938年から1946年までアヴァス通信社の特派員として滞在した。戦後もながく日本での記者活動を続けた。
・・・この詔勅の中で、敗戦という言葉はいちども発せられておらず、もちろん降伏という言葉も使われなかった。残忍な原子爆弾がこの戦争の終結の理由だとされた。そして詔勅が別のところで述べているように、「さき二米英二国二宣戦セル所以モ亦実二帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スル」だけがこの戦争の目的だとされた。そこでもし、旧軍人が将来自分たちの好き勝手に歴史を書き直す機会を得るならば、彼らはこの詔勅のテキストを基盤にして次のように言うこともできよう。われわれが戦争をやめたのは、われわれの敵の非人間的行動にのみ依るものであった。わが天皇は毫下の軍隊が深手を受けていないにもかかわらず、殺戮を止めることに同意されたのである。なぜなら、天皇は目本国の救世主であるばかりでなく、いかなる残虐行為にも反対する、人間文明の防衛者たらんと欲せられたからだ、と。・・・
このロバート・ギランの物の考え方と松浦総三の考え方は、ほぼ一致する。
「天皇は日本の救世主であるばかりでなく、いかなる残虐行為にも反対する、人間文明の防衛考たらんと欲せられたからだ・・」の中に、私は、天皇とアメリカとの間にあったであろう密約を連想する。
天皇はたった一度だけの原爆批判を、終戦の詔書の中でのみ赦された。しかし、天皇は死ぬまで一度も原爆投下の批判をしなかった。天皇と深く結びついたヨハンセン・グループも同様であった。
天皇とヨハンセン・グループは原爆投下の残虐行為を追及しないことによって、原爆を中心とする、米・ソの見せかけの冷戦に協力し続けたのである。それこそがロスチャイルドを中心とするユダヤ国際資本家たちが狙っていた戦略だった。原子力発電への傾斜もそのような戦略の中で推進されていった。
ロバート・ギランの本を続けて読む。
・・・日本人の性格は、悲劇の幕が閉じた際にもわれわれに最後の驚きを与えた。七千五百万の日本人は、最後の一人まで死ぬはずだった 。一介の職人に到るまで、日本人たちは自分たちは降伏するくらいなら切腹すると言い、疑いもなくその言葉を自ら信じていた。ところが、潤を流すためにその顔を隠した日本が再びわれわれにその面を示したとき、日本は落ち着いて敗戦を迎えたのである。彼らが敗戦を受け入れた態度には意表をつく容易さがあったように思われた。日本人は明らかな葛藤を示すことなくページをめくり、久しい開見ることがなかった輝きを顔に浮かべさえしたのである。あの日本人の微笑だ。・・・
ロベール・ギランは日本人の微笑の場面を数々紹介する。「まず、われわれの運命の主人だった警宮たちが微笑を見せた。長い間、われわれに対する憎悪をむき出しにし、下劣な迫害を行ってきた黒い制服のあの人物たちが、三日もたたぬうちに、一人一人外人を訪れ、ぺこぺこお辞儀をして・・・」と書いている。
決して、断じて、と言いたい。日本人は泣かなかったのである。木戸幸一が見た八月十五日の正午すぎの光景を、もう一度思い出してほしい。あの宮城広場で人々が「万歳!」「万歳!」と手を空につきあげて喜びあっていたのである。松浦総三が見事に喝破しているごとく、「マスコミによって体系的に報道操作されている」その好例が、保阪正康の『敗戦前後の日本人』に書かれている。
・・・八月十五日に、はたして人びとは泣いたのであろうか。
〈八月十五日〉を思うとき、わたしはいつも一枚の写真を思い浮かべてしまう。すぐにわたしの世代のことをもちだすのは気がひけるが、わたしの同年代の友人たちも、意外にこの写真を〈八月十五日〉に結びつけているのである。敗戦の日を具体的な絵柄としてあらわすには、これがもっともふさわしいからかもしれない。
この写真とは、宮城前で正座し、号泣している国民の姿である。学生がいる。若い婦人がいる。老人がいる。兵隊と覚しき八たちもいる。彼らは、皆一様に同じポーズでうつむいている。なかには、地べたに顔を伏せている者もいる。写真説明には、「ズ芯誠足らざる〃を詫び奉る」と書かれていたりする。・・・
私はこの写真が完全な偽物であることを立証したし、あの8月15日の「朝日新聞」の記事の欺瞞性も追及した 。しかし、天皇教を奉じてたてまつる現代史家たちは、ただ、ただ、天皇崇拝のために本を書き続けるのである。これはまさしく一つの神話である。消しても決して消えることのできない神話である。この神話の源泉を辿ってみたい。
佐藤卓巳は『八月十五日の神話』の中で、「終戦の詔書」の意味を追求した。
単なる「降伏の告知」ではなく、「儀式への参加」であったことが重要である。この場合、昭和天皇が行使したのは、国家元首としての統治権でも大元帥の統帥権でもなく、古来から(ママ)続いた祭司王としての祭祀大権であった。日本文学の起源を祝詞に求めた折口信夫は『上世日本の文学』(1935年)で、次のように論じている。それは、あたかも玉音放送の威力を予言するかのごとくである。
・・・天子が祝詞を下される。すると世の中が一転して元の世の中に戻り、何もかも初めの世界に返ってしまう。此が古代人の考へ方であった。〔略】かうして春秋冬が先ず、考へられて後に夏が出て来る。夏は一年の中の身体を洗ひ潔める時節である。此四つを三ケ月ずつに切って分けたのはまた後の事である。初め、暦を定め、春の立つ日を定めるのは天子であらせられた。天子は、暦を自由にする御力で人民に臨んで居られる。此が日本古代人の宮廷に対する信仰であった。天子のお言葉で世の中の統べてのものが元に戻り、新たなる第一歩を踏むのである。・・・
この折口信夫の文章の中に、「終戦の詔書」の持つ「魔力」が見事に表現されている。
天皇族は朝鮮半島から、中国大陸からやって来た。そして平安時代まで権力を維持した。平安時代に武士(原日本人)が台頭し、鎌倉時代には、その実質的権力は武士に移った。しかし、天皇家は残った。男のイメージである武士に対し、女形のイメージである無機的な恐怖を温存しえて、この世に天皇家は残った。
「天子は、暦を自由にする御方で人民に臨んで居られる」という信仰を古代から原日本人が持たされ続け、実際に持つにいたった。私が「天皇は女形である」と書いてきたのはそれゆえである。
男のイメージの軍人たちや政治家が、天皇の前で号泣するのは、「天子の御言葉で世の中の統べてのものが元に戻り、新たなる第一歩を踏むのである」の中で明らかにされている。古代人が持った、無機的な闇の深さが、天皇の玉音の中で蘇生されたのである。天皇の側に仕え、出世し、生活の糧を与えられた者たちは、無意識の領域の中で、祭司王の魔力に打ちのめされていた。
しかし、その魔力に敗けじと我慢していた原日本人たちがいた。彼らが祭司王の祭場である皇居前広場に無意識のうちに集合し、「万歳!」「万歳!」の大声を発したのであった。その大声は祭司王の玉音を消し去り、日本人の心に共鳴運動をもたらし、微笑となったのである。
祭司王を支える組織はその微笑を封印・抹殺すべく、あの写真をでっち上げ、号泣場面を創造し続けている。そして毎年毎年、8月15日が近づくと、「堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ」とあの部分を繰り返し、再び原日本人の脳髄深くに、女形のもつ無機の闇の恐怖を植えつけようとするのだ。
こうした観点から見ると、天皇が敗戦前に、三種の神器を自分の手元に置きたいと願った意味も解けてくる。
天皇家が避ける伊勢神宮
「天皇が伊勢神宮に初めて参拝したのは、明治5年(1872年)に明治天皇が初めてで、それまで天皇は誰一人として、伊勢神宮に訪れていないそうです。八咫鏡(やたのかがみ)の裏にはヘブライ語で書かれている 。 」......それは伊勢神宮にあり天皇家にあるのはコピー。
さて、本書は終わりに近づいた。この終戦の詔書こそは、戦争の何たるかを私たちに示してくれた。結論を書かねばならない。
一度引用した*コウケツ厚の『日本海軍の終戦工作』に、この終戦の詔書が出来た意味が書かれているので引用することにする。
そうした意味からすれば、[国体護持」を目的とした終戦工作とは、要するに戦後保守勢力の温存という、きわめて高度な政治工作として歴史に位置づけられるべきものであった。同時に終戦工作とは、天皇制の存続を究極の目標としたように、戦前と戦後とを遮断せず、その連続性を保つための試みとしてあったともいえる。
そのためには、戦争責任を担ってきた天皇制支配機構や、それに連なる人脈を温存するために、いわば大義名分として終戦工作が企画されたと考えられる。終戦工作とは天皇を頂点とする保守勢力の温存が目的であり、戦争終結はそのための手段にすぎなかった。
それゆえ国土を戦場とした沖縄戦の悲劇や原爆投下による甚大な犠牲を強いられても、なおも「国体護持」=天皇制存続が保証されることを確信できるまでは、ポツダム宣言の受諾を躊躇せざるを得なかったのだ。
私が今まで書いてきたことが、この文章の中に書かれている。
沖縄戦の悲劇も、原爆投下も、天皇制と保守勢力(ヨハンセン・グループのことをさす)の温存のために必要であったのである。日本の国家なんぞは、天皇と保守勢力にとっては、どうでもいいことであった。彼らはぬくぬくとした心地よい生活が保証されれば、国を売ることに良心の呵質なんぞは持ち合わせない種族であった。
ミ田布施に源を発する一族はついに、この国を支配することに成功した。「美しい国づくり」・とは、今までの「うるわしき大和」にかえて異質の日本の剖造を目指す試みである。平成の今日でも、列島改造計画は続けられているのである。
歴代首相の多くが田布施と関係するこの日本はどうなっているのだと私は訴えたい。それゆえにこそ、私は皇室のズ犯めごと〃の中に真実かおるのではと、幕末から終戦までの天皇家の人々の出自を書いてきた。鹿児島県の田布施出身の首相の後に、山口県の田布施の出身の首相が登場してきたのは偶然ではないと書いてきたのである。
日本人をたぶらかす勢力が海の彼方にいることを私は追求した。彼らが、ズ穫めごと〃をネタにして脅迫している事実について私は書いてきたつもりだ。
この本の最後に徳富蘇蜂の『徳富蘇峰終戦後日記―頑蘇夢物語』を引用して結びとする。
・・・それから殊に驚ろくべき事は、国体擁護という一件である。実は国体護持という文句が、最近各新聞の第一面に、特筆大書せられているから、これは何かの魂胆であろうと考えさせられた。日本国民が、今日に於て、改めて国体護持などという事を、仰々しく言い立つべき、必要もなければ、理由もない。しかるにかく薮から棒に、繰り返し巻き返し、書き立てる事は、敗戦論者等が、何か仕組んだ筋書であろうと睨んでいたが、果然その通りであった。即ち敗北論者は、トルーマンに向かって、彼等が日本に降伏を指定したる条件中には、日本主権者の位地については、何等関与する所なきものと、認めて差支なきやと、質問したところ、向うからその通りとの返事を得たとて、宛かも鬼の首を取ったる如く、これを天下に広告し、無条件降伏をしたればこそ、皇室の御安泰を維持する事が出来たという事を吹聴し、皇室の御安泰を保持する為めには、何物を失うても差し支えないという剣幕で、我等こそ日本国家の一大忠臣であると言わんばかりに、手柄顔に吹聴している。即ち連日新聞に揚げられる国体云々は、畢竟如上の筋書によって出来たものである。
(昭和二十年八月十九日午前双宜荘にて) 〔終〕
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