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非正規労働者率:0.8ポイント増の35.2% 過去最高

 総務省の労働力調査(11年平均)の詳細集計(岩手、宮城、福島3県を除く)によると、全雇用者に占める非正規雇用労働者の割合は前年比0.8ポイント増の35.2%で、過去最高を更新した。15~24歳(学生を除く)と55~64歳で伸び幅が大きく、若年層や、定年後に非正規で再雇用されている人の増加が要因とみられる。

 非正規の労働者数は1733万人で前年より48万人増えた。男性は31万人増の545万人、女性は18万人増の1188万人。全年齢層で増加しているが、15~24歳が32.3%(前年30.3%)、55~64歳が46.5%(同44.3%)と伸び幅が大きかった。

 内訳では、パート・アルバイトは33万人増の1181万人、契約社員・嘱託も27万人増え340万人となった。【鈴木直】

毎日新聞 2012年2月21日 21時10分

 

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