- [PR]
できごと
【激動!橋下維新】職員基本条例に組合反発 大阪市
2012.2.21 22:59
大阪市は21日、2月市議会に提案予定の職員基本条例案の概要を大阪市労働組合連合会(市労連)に提示した。組合側は「解雇目的の条例ではないか」などと激しく反発しており、交渉は紛糾が想定される。
市側はこの日、橋下徹市長らが府市統合本部で決定した内容に基づく条例案のうち、職員処分など勤務条件にかかわる部分を提示。同一の職務命令に3回違反した職員を免職とする項目などについて説明した。
提示を受けた組合側は「職員は常に解雇の不安を抱いて勤務しなければいけない」などと抵抗。近く組合としての要望をまとめ、書面で提出すると伝えた。
中村義男執行委員長は「民間企業も労働者の解雇は最大限避けることが基本で、それが日本の経営の美学。競争社会をあおるのはどうなのかと思っている」と述べた。市は3月上旬までの合意を目指し、今後も交渉を行う。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]