21日午後、岐阜県中津川市で、そば打ち体験の授業でガスコンロを使っていた高校生ら17人が頭痛や気分の悪さを訴えて病院に運ばれました。
いずれも意識ははっきりしているということで、警察は、一酸化炭素中毒の可能性もあるとみて調べています。
警察や中津川市などによりますと、21日午後3時前、中津川市阿木の交流施設「中の島公園ふれあいの里」の調理室で、中津川市立阿木高校の生産学科の2年生、35人が授業でそば打ち体験をしていたところ、そば打ちの講師をしていた男性が、気分が悪いと訴えました。
その後、生徒が次々と頭痛などを訴え、男女の生徒12人と教員、それにそば打ちの講師ら、合わせて17人が市内の病院に搬送されました。
そば打ちの講師の65歳の男性が、手足にしびれを訴えているということですが、全員、意識ははっきりしているということです。
警察によりますと、調理室では当時、窓を閉め切った状態で、ガスコンロでお湯を沸かし、そばをゆでていたということで、警察は、症状などから一酸化炭素中毒の可能性もあるとみて原因を調べています。
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