首相、大雪への警戒強化を指示 死者既に百人超大雪対策の関係閣僚会議であいさつする野田首相(左)ら。右は中川防災相=21日午前、国会 政府は21日、日本海側を中心とした大雪で死傷者が増えていることを受け、2回目の関係閣僚会議を国会内で開いた。野田佳彦首相は訓示で「リーダーシップを発揮し、緊張感をもった対応をお願いしたい」と述べ、警戒強化を指示した。 会議では、閣僚が大雪被害の現状や今後の気象の見通しなどについて報告。午後には関係省庁連絡会議も開催する予定。 総務省消防庁によると、雪下ろし中の転落や落雪の下敷きなどにより、20日までに全国で104人が死亡。131人が亡くなった昨冬に続き、2年続けて100人を超えた。重傷者は671人に上り、住宅の破損などの被害も広がっている。 【共同通信】
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