僕の本業は雑誌制作ですが、たまにテレビ番組の脚本書きのお手伝いもしています。
いわゆる「構成作家」の真似事みたいなモノです。
と言っても、某汐留局や某お台場局といった有名テレビ局に出入り出来る身分ではもちろんなく、下請けや孫請けと言ったテレビ番組制作会社の事務所で、シコシコと仕事をしています。
現在、ネット上を中心に激論が交わされている「韓流偏向」ですが、僕のようなテレビ業界の末端児でも、現在のテレビ業界の異常は肌で感じる事が出来ます。
ネット掲示板等では「韓国コンテンツ振興委員会」や「韓国国家ブランド委員会」などの韓国国家直属の団体が、日本に於ける「韓流ブーム煽動」に大きく関与していると言われていますが、それは間違いないと思います。
視聴者のテレビ離れにより、CM広告収入も激減し、テレビ業界(広告代理店も同様に)の台所事情も厳しいはずです。
そんな日本のテレビ業界の現状をウマく利用したのが、前述の団体です。
「韓国国家ブランド委員会」や「韓国コンテンツ振興院」は、まず日本のテレビ業界に多大な影響力を持つ広告代理店DやH、A等の大手企業に、多額の金を支払い「韓流」の売り込みをします。
広告代理店も、不況の中金さえ出せばクライアントの素性など関係がないのでしょう。
広告代理店は「韓流」ネタをテレビ局へ持ち込みますが、テレビ局へも代理店から「協力金」などの名目で金が流れます。
この金は、もちろん「韓国国家ブランド委員会」や「韓国コンテンツ振興院」から代理店に支払われた金の一部です。
※「韓国コンテンツ振興委員会」や「韓国コンテンツ振興院」からの金は、当然韓国国民の税金等を中心とした国家予算の一部でしょう
テレビ局としては、金ももらえて、コンテンツ内容も広告代理店が先導して決めてくれる訳ですから、こんなにオイシく、楽な事はありません。現状のテレビ業界では「韓流」は間違いなく金になるのです。視聴者の興味とは別に「韓流」を推す理由はここにあります。僕のような末端部の人間には、そのような実弾の恩恵はほとんどありませんが、トップダウンの絶対命令で「韓流」を企画に押し込む事があります。現場は苦心しています、実際は。
マーケティングに関してはあまり詳しくありませんが、大衆を煽動する場合に、いや、分かりやすくハッキリ申し上げると「騙されやすい人達」から順番に、ピンポイントにアプローチします。
視聴者層区分(wikipedia:視聴者)と言うものが存在しますが、F2層やF3層がそれに当たります。※金を使う世代、という見方もありますが
「韓流」ブームを振り返ってみるとわかりますが、まずは中年女性がターゲットに、その次は女性、そして男性青年層へと、実にわかりやすく戦略的なプロモーションをかけています。
雑誌業界でも「韓流」が多く扱われるようになりましたが、「韓流」を扱う雑誌のほとんどが女性誌です。
特に30代〜40代向けの雑誌が顕著でしたが、最近は女性向けティーン誌でも「韓流」プロモーションが露骨です。
さて、テレビ業界同様、雑誌業界でも「国家ブランド委員会」や「韓国コンテンツ振興院」からの金が暗躍しているのでしょうか?少なくとも僕がいる現場では、そういった話は聞きません。
悲しいですが、雑誌業界の場合はテレビやラジオと言ったメディアの情報に追従して、ページを制作しているように思います。
女性誌編集者自らが「韓流」の虜になっている、と言う現状がどこの出版社にも確実に存在しています。
韓国・朝鮮系資本が出版社の株式に入り込んでいる場合もありますので、もしかしら直接的な介入がある場合も…と、個人的には思います。ある月にはコンビニに並ぶティーン誌数誌の表紙が、一斉に韓流タレントでした。
以上が、僕が思う『雑誌・テレビと「韓流」の関係』です。
果たして今日の「韓流」は、商売として単純なブームとしての「韓流」でしょうか?
言い方は適切ではないかもしれませんが、特定の国家の認識をここまでも異常に日本に押し付ける意図は、金だけでしょうか?
もし、日本のテレビ業界・雑誌業界などのメディア人が、本当に実入りだけの為に「韓流」を推しているなら、もう救いようがないでしょう。TPP問題でもそうですが、現代風にカタチを変えた、国家間の立派な「戦争」だってあるのです。
平和ボケ、なのでしょうか?
またまた、ブログタイトルから逸脱してしまいました…。
しかし、現況の異常さを感じ取る日本人は確実に増えていると思います。
ご意見、ご感想をお聞かせ頂ければ幸いです。
戦後の日本はアメリカや朝鮮など様々な国から情報工作を仕掛けられていますよね。そして日本は情報戦にとことん弱い・・
返信削除韓流ブームによる良い韓国人イメージの刷り込みで、韓国人はカッコいい、男らしい、日本人の男は駄目みたいに思う若い女の子は増えてしまうんですかね。そしてそれを防げない日本が悲しいです。
コメントありがとうございます。
返信削除「韓国カルチャーが好き」という人は、僕の周りにも大勢います。それ自体は素晴らしい事だと思いますが、その背景にどのようなモノが暗躍しているのか。
表面上だけのグローバル化が進む中、日本人はもっと多角的に「グローバル」を知る必要があると思います。
これからも当ブログを宜しくおねがいします。