第23節第1日（4月9日）

島根スサノオマジック	90	17-16 24-20 22-11 27-9	56	秋田ノーザンハピネッツ

　秋田ＮＨは序盤、アキングバデがローポストからの１対１で強さを発揮したが、島根もデービスが２１６センチの高さを生かし、インサイドで得点を重ねた。

　第２クオーターは一時、グレイヴスの連続スリーポイントで流れをつかんだかに見えたが、中盤以降は島根にオフェンスリバウンドや速攻を許しリードを奪えないまま、５点差で前半を折り返した。

　後半に入ると、秋田ＮＨは島根の高さに屈しリバウンドを支配されたほか、アウトサイドシュートも決まらず攻撃も単調になり、反撃の糸口をつかめないまま、ずるずると引き離された。

　島根は２３００人を超えるブースターの大声援を受け、日本代表ガード石崎がパス回しや高い得点能力で秋田ＮＨを圧倒。外国人選手もブロックショットやリバウンドでインサイドを支配し、追い上げを許さなかった。

第23節第2日（4月10日）

島根スサノオマジック	100	22-15 17-12 28-21 33-40	88	秋田ノーザンハピネッツ

　秋田ＮＨは序盤、アキングバデが島根のインサイド陣に対抗し得点を重ねたが、アウトサイドシュートが決まらずリードを許した。第２クオーターは、ヘンリーのミドルシュートなどで一時３点差まで詰め寄ったものの、その後、島根に攻め込まれ、リードを１２点差に広げられた。

　後半に入ると、秋田ＮＨはドライブインなど積極的なプレーを見せたが、相手にゴール下を支配され攻撃が単発に終わった。終盤にはバークスのスリーポイントなどで反撃したが、及ばなかった。

　島根はインサイド陣が好調。リバウンドで秋田ＮＨを圧倒したほか、ブロックショットも８本決めた。日本代表ガードの石崎も要所でスリーポイントを決め、秋田ＮＨの追い上げをかわした。