政界や産官学各界の連携によって日本の将来を担う人材の育成を目指す組織「日本アカデメイア」(事務局・日本生産性本部)が19日、発足した。与野党の政治家、官僚、財界人、学者らを集め、日本の重要課題やリーダーの在り方について議論。活動期間は今後3年間をめどとし、成果を提言として発表する予定だ。
共同塾頭に、牛尾治朗ウシオ電機会長や緒方貞子国際協力機構(JICA)理事長らが就任。都内のホテルで同日開かれた懇親会には、野田佳彦首相も駆け付け、「深い危機感と大志を持つ人間の集まりでなければならない」と語った。