興毅“デキ婚”秋にはパパや！／ＢＯＸ

　プロボクシングのＷＢＡ世界バンタム級王者・亀田興毅（２５）＝亀田＝が、亀田プロモーションで役員を務める中学校の同級生（２５）と“１２年愛”を実らせ、結婚することが２０日、明らかになった。３月３日に婚姻届を提出し、４月４日の４度目の防衛戦を経て、５月１６日にハワイで挙式予定。会見した興毅は、相手の女性が妊娠３カ月で、秋にはパパになることも明かした。

　日本人初の３階級制覇王者が、とろけるような笑みを絶やさず、ゴールインを明らかにした。

　「２５歳での結婚は前から決めてた１つの区切り。昨年１２月の試合後に行ったハワイで『ボチボチ結婚しよか』と。相手は明るい性格で、一緒にいたら、こっちまで元気になるような女性です」

　大阪・天下茶屋中の同級生で、興毅は「中２の時に友人に頼んで告白してもらった」という一目ぼれの相手といちずな愛を貫いた。高校卒業と同時に都内で同居を始めるなど結婚前提で交際していた女性は、目のぱっちりしたスレンダー美女で、興毅が社長を務める亀田プロモーションの役員でもある。スケジュール調整などで３兄弟をサポートし、「亀田家のお姉さん、母親という存在」（ジム関係者）だ。

　「ケンカしても勝たれへん」と明かすほどのベタぼれぶり。婚姻届の提出は３月３日だが、「彼女がやりたいことは全部やってあげる」と、交際を開始した記念日の５月１６日に思い出のハワイで挙式するなど、「カカア天下になる」と予想する２人の関係が早くもにじみ出る。

　頬が緩みっぱなしになるのは「まさかこんなに早いとは自分でも驚いてるよ」という電光石火のスピード妊娠で二重の喜びだから。「付けるもんは付けんとな」と“けじめ”を重んじた交際だっただけに、婚約後の１月下旬に妊娠を報告された際は、「オレすごいな」と鳥肌が立ったという。

　パパになる秋に思いをはせ、「男の子だったらボクシングを教えたい。兄弟がいたら楽しいから全部で３人は欲しいな」と、次世代の“亀田３兄弟”構想を明かした。

　入籍と挙式の間に、４同級１２位のノルディー・マナカネ（２８）＝インドネシア＝とのＶ４戦（４月４日、横浜アリーナ）を挟む。「４階級制覇、５階級制覇と３０歳までは可能な限り突っ走りたい」と結婚を弾みにさらなる飛躍を誓った。

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