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2012年2月20日(月) 19:30 |
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3人目の遺体が新たに見つかる
倉敷市の水島コンビナートで今月7日に起きた海底トンネル事故は、発生から21日で2週間です。 行方不明となった作業員5人のうち、これまでに2人が遺体で見つかっていましたが、20日、3人目の遺体が新たに見つかりました。
工事元請けの鹿島によりますと、19日夜11時45分ごろ、がれきを撤去していたダイバーが、トンネルのたて穴の底からおよそ2〜3mの地点で、遺体の一部を発見しました。 遺体は、ほとんどが土砂やがれきに埋もれた状態だったため、引き上げ作業は難航しました。 土砂やがれきの撤去を慎重に勧めながら、発見からおよそ17時間後の午後4時半ごろに、岡山県警の水難救助隊により引き揚げられました。 警察によりますと、20日引き揚げられた遺体は、行方不明となっていた愛知県・知多市の弘新建設のシールド工・小荒勝仁さん(47歳)であることが、小荒さんの会社の関係者によって確認されました。 この事故では、小荒さんを含め3人が遺体で発見されたことになりますが、鹿島では残る2人の行方不明者もたて穴内にいるものとみて、がれきの撤去作業を進めることにしています。
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