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岡田みたいや!5番T―岡田、12球団初満弾…オリックス

スポーツ報知 2月21日(火)8時1分配信

岡田みたいや!5番T―岡田、12球団初満弾…オリックス
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1回1死満塁、右越えに満塁弾を放って(手前右から)大引、李大浩、坂口に迎えられるT―岡田
 ◆練習試合 ヤクルト3―9オリックス(20日・浦添) オリックスのT―岡田外野手(24)が20日、ヤクルトとの練習試合(浦添)の初回に、2012年の対外試合で12球団最速となる満塁弾を右翼席へ放った。4番を新助っ人の李大浩(イ・デホ)に明け渡した一昨年の本塁打王が、新打順で岡田彰布監督(54)が唱える“5番最強論”を実証してみせた。

 打席のT―岡田だけでなく、岡田監督にとってもまさに2012年の理想とする一発が飛び出した。オリックスの5番打者に回ってきた第1打席は、3四死球で走者がたまった1回1死満塁。ヤクルトの先発左腕、赤川の初球を振り抜くと、打球は弾丸ライナーで右翼席に突き刺さった。対外試合では12球団最速となる満塁弾。「コントロールが荒れていたが、真っすぐをしっかり打ち返せた。結果が出たのはよかった」と3試合目での“初アーチ”に元キングは安堵(あんど)の表情を見せた。

 4番が歩いて、5番がガツン―。指揮官の掲げる理想型だ。新戦力として迎えた韓国の大砲、李大浩を4番に早々と指名した岡田監督だったが、「野球の中心は5番」と現役時代は自身も多く座った“5番最強論”を披露。「4番の李大浩がきょうのように歩かされれば、公式戦でもああいうのもあるわな」。韓国で2度の3冠王を獲得し、順応性の高いデホを生かすも殺すも後を打つ5番打者次第。5番を任せるT―岡田の出来が16年ぶりの優勝を狙うオリックスの今年のキーマンだというのだ。

 一昨年は33本で本塁打王に輝いたが、16本塁打と大幅に減少した昨季を最後に「もう4番は打たせん」と一時は失格のラク印を押されたT―岡田。4番への未練は残しているが、新たな打順でやるべきことは理解している。「デホさんは選球眼がいいし、チャンスで打順が回ってくることが多くなる。そういったところで(打つことが)大事になる」。前を打つ李大浩とのつながりこそが、猛牛打線の生命線になる。

 対外試合3試合目のグランドスラムで、5番最強打線を実証したが、打撃内容には納得はしていない。「まだ自分のイメージしている打ち方ではない。ドライブ系の当たりだった。2打席目(右前安打)もホームランにできた」。キレイな放物線を描くホームランが出たとき、指揮官が描く最強の5番打者が誕生する。

 ◆岡田監督と5番 岡田監督は現役時代に阪神とオリックスで、通算1639試合に出場して247本塁打。そのうち先発5番で570試合、109本塁打を記録。4番での316試合、52本を上回り、試合数、本塁打ともに自身の打順別で最も多かった。85年4月17日対巨人戦(甲子園)の7回には「3番・バース」、「4番・掛布」に続いて、槙原から中堅へ3者連続アーチ。この年は5番打者として出場した124試合で打率・341、34本塁打に100打点の活躍。チーム21年ぶりの優勝に大きく貢献した。

 ◆T―岡田2012年あらかると
 ★長谷川塾入り 自身初の海外自主トレを1月12日から米ロサンゼルスで決行。球団OBで元マリナーズの長谷川滋利氏に打撃投手を務めてもらい、「投手心理をいろいろと聞けました」。
 ★被災地支援 昨季、東日本大震災での復興支援のために行った「T―岡田被災地支援活動」の義援金を手に、岩手・陸前高田市を訪問。「風化させないためにも支援活動を続けていきたい」と今年の継続を誓った。
 ★李大浩効果 宮古島キャンプでは連日のように居残り特打。フリー打撃では李大浩と同組になり“3冠王打法”に刺激を受けた。チーム練習が終わってから2時間以上も室内練習場にこもる日も。「納得するまで打ち込みたい」

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最終更新:2月21日(火)10時58分

スポーツ報知

 

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