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【プロ野球】

中畑監督が離脱の筒香に鬼指令!! 「早く治せ!!そうしないと使わん」

2012年2月21日 紙面から

宿舎近くの温泉施設で牛乳を飲む中畑監督=沖縄・宜野湾市で(武藤健一撮影)

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 鬼のキヨシ指令だ!! DeNAの中畑清監督(58)が20日、左くるぶしに死球を受けキャンプを離脱した筒香に対し、オープン戦終盤3試合に出場して開幕に間に合わせることを厳命した。

 17日のフリー打撃で左腕・佐藤から死球を受けた筒香は、19日に浦添市内の病院で検査の結果、全治3週間の骨挫傷と判明。骨折と打撲の中間に当たる重傷だと分かった。筒香は19日夜、松葉づえをついてコーチミーティングに出席。池田球団社長、高田GM、中畑監督と話し合い、チームを離れて治療に専念することが決まった。ただ主軸を期待する男が開幕不在など到底、考えられない。その席で中畑監督は「オープン戦、最後の3、4試合に出てくれ。そうしないと使わない!! 早く治してこい!!」と声を張り上げ、筒香は「はい」と答えたという。

 中畑監督はこの日「(チームの)本隊と離れて徹底的に治療した方がいい。帯同していると気になって治りが遅い」と離脱の理由を説明。さらに「(患部に)負荷をかけながら動かす方が治りが早い。動かさないと筋力が落ちる」と、リハビリ中も厳しいトレーニングを要望した。

 中畑監督は遅くとも3月23日の巨人戦(横浜スタジアム)で復帰、オープン戦に最低3試合は出て実戦勘を取り戻し、30日の開幕戦から先発出場をさせる青写真だ。筒香も「今回このような形で横浜に戻るのは僕自身非常に残念。しかし、まだ開幕には間に合うと思うので1日でも早く足をしっかり治してグラウンドに戻ります」と、開幕戦出場を目指す。 (後藤慎一)

 

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