ゲーマーの能力
スーパーマリオ3Dランドが素晴らしいわけ - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記より。
正月の記事ではありますが、ちょうどこの記事が出た頃は STAGE 4 あたりで最初からメダルを集めなおさないと次のステージに進めないなと思ってやり直したり、1回目の全滅を経験していたりで、ゆるゆると楽しんでいた私には非常にタイムリーで、モチベーションが一気にあがったものでした。
(1) ゲームの目標までのルートが基本的には一本道であるにもかかわらず、寄り道や別ルートが可能になっている。
(2) 熟練者だからといってゲームが有利にならない。
(3) 何度も同じゲームをさせる仕組みが組み込まれている。
(4) ゲームの進行に何度も失敗するとだんだん強力な補助アイテムが出現する。
本文にあるこの4項、4という数字が好きでないので一つ追加するならば、
(5) やりこみ要素がある。
といったところだろうか。全てクリアした後も、王冠ステージを出現させるためには☆を5つにしなくてはならず、そのためにはメダルを全て集めた上で、表裏の全コースで旗(ゴール時にポールてっぺんの金の旗で1UPゴール)・M(マリオでクリア)・L(ルイージでクリア)の3つをコンプリートしなくてはならないのである。
ゲームがへたっぴな私は先述の通り全滅した際にツイッターに投稿したところ、優秀なフォロワーの「このゲームで全滅する人いるの?」みたいなリプライを頂きつつも、無限1UPを覚えたおかげで1ステージあたり20~30回死にながらもなんとかクリアしました。ゲームの大半を黄金葉っぱマリオでやってたかもしれませんw そんな私でも裏面は素直にクリアできたので、やりこみと言うには難易度が低くて飽きがきてしまった人もいるそうですが。
さて、今回のお題を「ゲーマーの能力」としたのは、マリオ3Dランドをプレイしながら、上手なゲーマーにはあって自分のような下手なゲーマーにはないものを強く感じさせられたことによります。
それは自己修正能力です。
裏面の方が難易度が上がっていたり無敵アイテムが出なかったりするにもかかわらず、躓かずにクリアできたあたり、慣れの力って凄いなって思い直したところです(それでも10回ずつは死んでいた気もしますがw)。先述(3)の「何度の同じゲームをさせる仕組み」というのは慣れを生じさせるに非常に素晴らしい仕組みなんですね。
繰り返すことの効用はそれだけでなく、そのステージへの印象を強化したり、繰り返すことで一回では気付かなかったことに気付いたり、クリエイターにとっても時間とお金をかけて作ったステージを何度も味わってもらえて費用対効果?をアップさせたりと、良いことづくめだと思うんですね。
しかしながら、慣れる事でクリアしていく一方で、同じところでばかり失敗してしまうもので、なかなか修正できない自分が悔しくなってくるんですよ。人を失敗させるためには何らかの緊張状態に追い詰めるのですが、その中で悪い癖が出てしまい、何度やってもそれが直らない。悔しく思いながらも、それが楽しくてやめられないから良いゲームなんだけれどw 上手い人は、失敗してもそれを修正して正していくのが早く精度が高い。そんなゲーマーの能力に気付いて憧れるばかりです。
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