市民団体が南相馬の土壌で108万ベクレル計測
南相馬市は20日、市民団体から高レベルの放射能汚染土壌が同市原町区で見つかったとの報告を受けて実施した調査結果を公表、「放射線レベルは高いものの、量は少なく影響は少ない」とする見解を示し、市民に内部被ばくへの注意を呼び掛け、除染の計画的実施方針を示した。
報告は山内和也神戸大教授が、同市の市民団体「フクシマの命と未来を放射能から守る会」(小武海三郎代表世話人)が昨年12月に同市原町区北長野の市営住宅駐車場の側溝付近から採取した土壌を調査した結果で、放射性セシウムが1キロ当たり約108万ベクレル計測されたとしている。
(2012年2月21日 福島民友ニュース)
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